南房総 潮来アヤメ祭り・佐原の花菖蒲 第二日目 6月15日(日)

安房小湊(0830)=<九十九里道>=犬吠埼(関東の最東端、1115〜1140)=銚子(自由昼食・1150〜1250)=潮来(500種100万本のアヤメ祭り開催中 1400〜1530:船700円)=佐原市立水性植物園(400種150万本の花菖蒲 1540〜1640:600円)=<東関道>=(1830)上野=(1905)新宿

 今日こそは雨かと覚悟して目を覚ましたら、どんよりはしているが、雨は降っていない。フロントに聞くと夕べかなりの雨だったらしく、予定より早まって降ったらしい。ラッキー。

 朝食もバイキング。今日も昼食を頼んでいないので、その分もと腹一杯食べた。

 さて、今日は盛りだくさんの中身だ。まずは犬吠埼の灯台をめざして走る。途中、サーフィンをしている若者たちがたくさんいた。九十九里浜当たりはサーフィンの名所らしい。地引き網のようなことをしているとおぼしき一団も見かけた。それでもお天気のせいか、車が数珠繋ぎになることはなかった。

 灯台は99段の階段を上らないと上に行けない。が、迷うことなく上る。細い螺旋状の階段だが、手すりがあるのでそれを伝ってあっという間に上についた。360どの風景を堪能した後、急いで下りて資料などの展示を見る。真っ白でなかなかきれいな灯台だった。

 その後は銚子で昼食タイム。我々はまずそこの高い塔に上ることにした。いつもなら300円の入場料が、この日は「千葉県民の日」ということでただ。ラッキー。

 ここも360度の視界が広がっている。ちょうど銚子漁港が見下ろせるところにある。遠くには筑波山も見られるということだが、あいにくこの日は全く見えなかった。

 次に潮来へ行った。自由散策90分という余裕のある時間設定だ。まずは12橋巡りの船に乗った。おじさんが来て、1000円を700円にまけてくれるというので、我が団体の殆どの人が飛びついた。が、乗った価値はなかった。両岸に見る物は何もないし、12橋も全く風情のない、単なるコンクリートの、しかもあまりきれいとは言えない橋なのだ。700円でも高すぎだと思ったが、初体験とはこういう物だろう。次はもう乗らないぞ、と決めた。

 船を下りてアヤメ園へ行くと、そこは一面に咲いているアヤメの群落。歩いても歩いても、というくらいに広い範囲に渡って咲いてる。何度驚愕の叫び声を上げたことか。それほどインパクトが強かった。さすがにここは観光客であふれていた。アヤメといっても実際には花菖蒲なのだろうと思う。いろいろな色があって、競うように咲いている様は、先ほどの船の落胆を帳消しにするほどのものだ。素晴らしかった。こんなにちょうどいい時期に来られたのもラッキー。

 その後、今回の最終訪問地である「佐原市立水性植物園」へ行った。ここは植物園というだけあって、きちんと区画整理がなされて、一つ一つの名前が明記されていた。ここにも園内遊覧船というのがあったが、我々は歩き回って、写真を撮りまくって、花菖蒲を堪能した。多分カキツバタと思われるのもあった。説明板があったが、何度読んでみても、「いずれがアヤメかカキツバタ、はたまた花菖蒲?」なのかわからない。でも、きれいなことに代わりはないのだから、あまり細かいことにはこだわらずに鑑賞を十分に楽しんだ。

 ここは蓮の花の栽培もしているのだが、それはまだ時期が早いらしい。蓮祭りの7月に入ってからだから、その頃咲くのだろう。実は、ここでもラッキーなことがあった。例によって集合写真を撮ったのだが、何と、係のお兄さんが間違って2枚もくれたのだ。といっても同じ物を2枚もらってもsかたないのだけれど、まあ、ラッキーのうちにいれてもいいだろう。

 帰りもラッキーは続いて、道路渋滞は全くなしで、何と予定時間より1時間30分も早く帰ってしまった。見る物はしっかり見られたし、帰るのは早いし、ということでいい旅行であった。

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