晩秋の北海道 積丹の海の幸、富良野大地の恵み
いい湯・いい宿・いい味・いい景色 北海道いい旅〜大収穫祭〜
  2003年11月1日(土)〜11月3日(月) 42,900円×2


11月3日(月)
 赤井川温泉=美瑛=富良野(秋の大収穫祭、大地の恵みを食べ尽くす:ジンギスカン・鮭のチャンチャン焼き・じゃがバター・おにぎり・きのこ汁・旭川ラーメン・ハスカップムースが食べ放題)=拾ってきた家(北の国からの家:入館料別)=千歳(1950)−JAL532→(2125)羽田

 今日はひたすら走る1日だ。今の富良野はあまり魅力的なことはないだろうと思いながらも、組み込まれたコースなのでとにかく出発。天気予報では午後から雨のようだが、朝は青空も見えてまずまずのお天気だ。 
 とにかく長いことバスに揺られてやっと初めての休憩が砂川ハイウェイオアシス(10:15〜10:35)。遠目に見える山が紅葉していてきれいだった。これから先、ずっと唐松や白樺、ダテカンバなどの葉が見事に黄色に染まっていて、紅いばかりが紅葉ではないのだということを初めて知った。紅いのもきれいだが、それに負けず劣らず黄色いのもきれいだった。それがずっと続いている。これが北海道なのだ。

 美瑛は車窓から見学。パッチワークの丘は、殆どが収穫後ではあったが、ビートの山や緑の残っている畑などがあって、まあそれなりの風情があった。下車をしたのはケンメリの木の所(11:55〜12:05)。たった1本の木なのだが、天に向かってそびえ立つ姿は堂々としていた。

 昼食場所のフラノーブルはそこからすぐの所(12:25〜13:15)。昼食は北海道の名産が並んでいるのを食べ放題。とは言っても殆ど動いてないので、それほど食べられなかった。ただかなり広い部屋が、近ツリの貸し切りだったのには驚いた。これがあるから、無理してもここまで来たのだなと思った。

 そして、お待ちかね秋の大収穫祭。とは言っても、自分で収穫するのではなく、そこにあるのをカゴに取り放題というもの(13:20〜14:20)。ただしてで押さえては行けないので、積み方を考えなければならない。順さんはジャガイモに、則はタマネギに挑戦した。かなりいっぱいの量になった。それを順さんは宅配便で送ろうと思っていたのに、けちな則の考えでリュックに入れて持ち帰ることになった。
 その後、2人で安眠枕を作る体験をした。1人600円で、ラベンダーを入れた可愛い枕を作るのだ。以前順さんが買ってきたのと同じものだ。かなり強い香りがした。まだ時間があったので、今度は則1人が押し花をすることになった。順さんはカメラマン。こういう微妙な作業は則の方が上手なのだ。なかなか絵の才能もある。いいものができた。

 次は、富良野といえば、「北の国から」。「五郎さんの拾ってきた家」という新名所に行った(14:00〜14:20)。入場料が200円した。廃材を利用して造った家で、ここに作者の倉本聡の強いメッセージが入っているとのことだ。確かにゴンドラや他のものの使い古しがあったが、実際にはこんなに集めきれないだろう。でも、今までにない立派な家だった。

 そこを最後にあとは千歳空港をめざすのみ。その途中で、車中でじゃんけん大会があった。何と順さんが一番になって富良野ワインをせしめた。則は、最後まで勝つことができず何もなし。当分順さんに威張られそうだ。
 岩見沢PAでのトイレ休憩(17:05〜17:15)を挟んで千歳に着いたのが18:10。飛行機は機材の到着が遅れたとのことで少し遅れて出発(20:10)。羽田にも20分ほど遅れて到着した。

 紅葉には遅いだろうし、出発前日までは寒い北海道だったので、あまり期待もしないで出かけたのだが、3日間とも晴天に恵まれ、気象台始まって以来とか、70年ぶりとかいう記録的な暖かさの中で、黄葉が思った以上にきれいで十分に堪能できた旅であった。


<戻る>