1.3月19日(土)

中央線快速---(0828)東京駅(0845集合)(0908)---やまびこ81号4号車11DE---(1141)新花巻駅---宮沢賢治記念館(1203〜1430。350円)−横手にて夕食(1600〜1700)大曲【約1,000発の花火競演】(1800〜2045)−(2210)ホテル着

★出発
 今回の3連休は東北へ行く。まだ雪がたっぷりと残っている所へなんて物好きなと思うが、実は花火を見に行くのだ。花火は夏のものとばかり思っていたのだが、《新作花火コレクション2005》という今年の新作発表会のような催しが、花火の名所、大曲で行われていた。
 新幹線で自由昼食となっているので、弁当を買って乗り込んだ。福島を過ぎる頃になると車窓には雪景色が多くなってきた。今年は雪が多いということなので覚悟はして準備も万端整えてきたが、やはり実際に雪を目にすると気が重くなる。

★花巻
 新花巻で下車してバスで5分も走るともう宮沢賢治記念館へ着いた。名古屋から来る客と待ち合わせをするための待ち時間が2時間半もあるので、どうしようかと思ったが、ここも雪に覆われていて、下の畑への道はそれをかき分けてという感じだったので、みな館内にとどまっていたようだ。勿論我々も。そこで賢治原作のアニメがあったのでそれを見た。計4本75分。それで結構時間がつぶせた。

★花火 1800着ー1830〜2010花火大会ー2045発
 それから早めの夕食をとって、いよいよ花火会場の大曲へと向かう。既に混雑が始まっており、予定していた駐車場には入れず、しばし歩くことに。会場はスキー場なのでそう広くはない。そう、都内の学校の校庭程度だ。我々がそこへ着いたときには既に人がいっぱい居た。それでも三脚を立てられる所を見つけて準備した。去年は雪がなかったというのだが、今年はたっぷり雪があるので腰を下ろすわけにはいかず、立ったままで始まるのを待った。
 18時30分からの簡単なセレモニーの後、いよいよだ。作者が解説をした後に打ち上げられるので、ひと味違った鑑賞ができる。花火に込められた作者の意図がわかると自ずと見方も違ってきて、ただきれいというだけではない味わい方ができた。ただ、中には想いだけが壮大でガッカリというのもあった。
 といっても、我々は写真がいかにきれいに写せるかということにばかり気がいっていたので、どうしてもファインダー越しの鑑賞になってしまう。
 レンズの角度やシャッターを押すタイミングが結構難しい。途中から絞りを変えたりして、どうにか慣れてきた頃に、ようやくシャッターは手だけに任せ、目で本物の花火を楽しむことができるようになった。
 近くで見たので、枠からはみ出すのもあった。少し離れた駐車場がいいかもしれない。確かにその辺りにカメラマンが大勢集まっていた。

花火会場全景 花火は雪上から発射される


★田沢湖高原宿泊:ハイランドホテル山荘【和室/大浴場 有・露天風呂 有】
 花火会場から1時間足らずでホテルに到着。風呂に入って床につく。
 ここの泉質はとても我々に合っていて、気持ちのよい眠りについた。