欅平・称名滝・白川郷


北国のノスタルジーの誘われ さいはての津軽・下北をめぐる旅

2005.9/23〜9/25 クラブツーリズムNo.29265 85,000円×2


1.9月24日(土)

薬研温泉0900---0950大間崎【本州最北端】1030---1055佐井港【ウニ丼の昼食】-1230--船(仏ヶ浦を船上から)----1450青森港1505---1630鯵ヶ沢温泉 【海の幸の夕食は「鮑ステーキ」付き。津軽三味線生演奏もお楽しみください】

宿泊:鯵ヶ沢温泉 ホテルグランメール山海荘
2−1 朝の散歩
 出発が遅いということもあって、朝は散歩に出かけた。遊歩道がいくつか用意されているので、その中の適当な物を選んで歩き始めた。野生の動物に巡り会うことをかすかに期待しながら。
 ホテルの前から少し車道を歩いて行くと、川沿いに降りる道がある。が、あまり人が通っていないのがあまり歩きやすい道とは言えない。草も歩道を覆うように伸びている。とにかくそこを通って散歩を楽しむことにした。が、川の勢いも、周りの植物もあまり見るべき物はなく、却って蜘蛛の巣を払いながら歩くので、自然を十分に楽しむという環境ではなかった。いや、それこそが自然そのものなのだから、こちらの楽しみ方を勝手というのかも知れない。


2−2 大間崎 950〜1030
 今日は下北半島の先、いわゆる本州の最北端へと出かけた。お天気がよいせいで、近づくにつれ対岸の北海道がはっきりと肉眼でも見えるようになってきた。
 大間崎につくと、それはもっとくっきりと見えるようになってきた。ガイドさんが、ほらあそこが「函館山」と説明をしてくれたが、なるほどそう言われれば見えるような気になるから不思議だ。いや実際にわかるのだろう。
 ここはマグロの1本釣りで有名なところで、今日もその船が遠くにたくさん見えた。大物などいい物は、地元ではなく全部築地に持って行ってしまうのだそうだ。巨大マグロの前で記念撮影。
駐車場の所に軽自動車を改造した店があった。日干しのイカなどをその場で焼いて食べさせる。早速ご相伴にあずかる。美味しかった。




2−3 佐井港【ウニ丼の昼食】 1055〜1230
 次着いたところは佐井港。かつては南部藩の港として栄えたそうだが、今は寂れつつある漁港だ。それを跳ね返すように防波堤には学生達が描いたというカラフルな絵がある。
 昼食は港前で、ウニ丼を食べる。直前になってホタテ丼にも変更できるというので、一つはそれにしてもらった。そのいずれもが美味しかった。2300円もするので、個人ではなかなか食べないものなので、これが団体のいいところか。
 堪能した後、その上の階にある地元の名士「三上剛太郎」という人の写真などを見た。日露戦争の時に手作りの赤十字旗を作って兵士の命を救ったという人だが、初めて知った。



2−4 仏ヶ浦 1255〜1305
  ここから青森までは高速艇で行く。途中に仏ヶ浦が見えるので、初めからデッキに出ようと思っていたら、ダメだというので、仕方なく船内で時間をつぶしていた。すると、「間もなく仏ヶ浦です。デッキに出たい方はどうぞ。」という放送があったので、急いでデッキへ行った。いい場所をとってそれからは写真撮りまくり。
 仏ヶ浦は白い岩肌がきれいに見えた。「奇岩怪石が極楽浄土を思わせる景観を作っている」とか「五百羅漢、観音岩などと名付けられた」と解説書等にはあるが、全く説明という物がないので、どれがどれやらさっぱりわからなかった。わからないままにとにかく、写真を撮りまくった。
 ある地点に船が着いて人を降ろしていた。どうやらそこが上陸して散歩するところらしい。あまり広くないところのようで、神社らしき物も見えた。
 10分ほどで中に入るようにいわれて、また中でやることもなくただぼんやりと青森までの時間をつぶした。やはり船は外に出られないと面白くない。



2−5 鯵ヶ沢温泉 1630着
 14時50分に青森に着くと迂回していたバスが既に到着していたので、すぐに出発となった。今夜の宿泊地に向かって行くだけだ。
 途中リンゴ畑を両側に見ながら走った。色づいて既に収穫している所もあった。
 鯵ヶ沢温泉には着いて少しのんびりしてから夕食。今夜はお楽しみのアワビステーキ。以前食べたときには値段のわりに小さくてガッカリしたので、今回は初めからあまり過度の期待はせずにその時を待った。が、思った以上に大きくて、満足した。他のメニューも含めて大いに満足。で、その夜8時30分からじょんがら三味線の演奏会があったのだが、参加するつもりが酩酊して寝過ごしてしまった。




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