京都御所 秋の一般公開と正倉院展
★紅葉の高野山 昨年7月に世界文化遺産に登録された真言密教の聖地。
★長谷寺  西国33観音霊場第8番札所。「花の御寺」として信仰を集める名刹。

2005.11.6(日)〜11.7(月) クラブツーリズムNo.29032 40,800円×2


1.11月6日(日)

 自宅0600---0610高円寺0616---0645東京駅0715集合---【新幹線0736発ひかり363号 7号車13番 AB】---京都駅1020着===京都御所 【1110〜1238】===奈良国立博物館【1400〜1600(第57回正倉院展を見学)】===五條市(1820〜1840)===高野口1907===高野山2000頃

宿泊:西門院
1−1 出発
 仕事の関係で、月曜日が休みが取れたのを利用して関西地方へ出かける。今年の紅葉はあまりきれいではないと言うが、時期的にはいい時期だ。
 新幹線なので楽だと思ったが集合が早いので、いつもよりも早い出発となった。座席は3人掛けの窓際2席。それも7号車の13番とは縁起がよい。
 京都には予定通りに着いた。そこからバスに乗り換えて京都御所へ向かう。が、あいにくとお天気が崩れて雨が降ってきた。

1−2 京都御所★一般公開 『安政のご造営150年記念』で『皇后御常御殿』等の特別公開
 京都御所は今日までが一般公開の日ということで、長蛇の列。そのうちに雨も小止みになってきた。入り口でバッグの中を調べられた。外国並みになってきたな。
 中に入ると自由参観ということであったが、人の列に従って進むので自由気ままに好きなところへ行ってというわけにはいかなかった。途中、清涼殿の前庭で昔の装束で蹴鞠をやっていた。さすがにそこは人が止まっていたが、それでも、少しずつ動きはあるので、写真はバッチリ。
 随所随所での説明は全くなかったが、建物ごとに解説がきちんと書かれているので、それを見ながら先へ先へと進んだ。が、特に建物や庭に造詣が深いわけでもないので、写真を撮っては先へ進むという形になった。それでも時間的には結構きついものがあって、最後は急ぎ足になった。


1−3 正倉院展★第57回を数える伝統特別展
 大仏さんの所でバスを降りて博物館へ行く。そこもものすごい人。10月29日から始まっているのだが、既に10万人を突破したというほどの人気なのだ。
 入場制限をしているので、やっと番が来て中に入っても身動きができないということはなかった。入ってすぐに説明のヘッドフォンを借りて、その解説を聞きながら進んだ。
 (解説より)本年は特に遊戯具、楽舞関係の遺品、珍貴な材料を用いた遺品の多いのが特徴です。また動物を表した宝物や動物由来の材料を加工した宝物が揃い、天平時代の人と動物との関わりが偲ばれる点にも特色があります。(以上抜粋)
 特に印象深かったのが、碁石や碁石入れなど碁の関係にもの。たかが碁石などと侮ってはいけない。その一つ一つに高価な細工が施されている。また、他のものに飾りとして細工されている様々な動物も面白かった。


1−4 高野山へ
 その後高野山へ向かう。道路が大渋滞でなかなか先へ進まない。町中を通る一般道なので、信号は多い、帰宅する車は多いでどうにもならない。バイパスはないのか、もしくは他の道はないのかとかなりいらだった。
 18時に高野山へ着く予定だったのに、ようやくその時刻には五條市でここでトイレ休憩。すぐ近くにコンビニがあったので、食料を買い込む。
 そこを走り出す頃から雨がまた強く降り出して、真っ暗な高野山への道はかなり不安だった。


1−5 宿坊
 ようやく着いた西門院。雨はいわゆるバケツをひっくり返した状態でものすごかった。すぐに部屋へ行くと既に布団が轢いてあった。宿坊といっても全く普通の旅館と違いはない。十畳くらいに2人というゆったりした部屋だ。
 かなり遅れての到着だったので、すぐに夕食と相成った。
 メニューは精進料理ということだったが、にくさかながないだけで後は十分に満足のいくものであった。
 特にやはり豆腐が美味しかった。ゴマ豆腐ではなく普通の凍み豆腐。味が良くしみこんでいてもう一皿欲しいところだ。
 風呂は家庭風呂の4倍程度の小さなもので、洗い場もそう広くはなかった。
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