2.1月9日(水) 宮崎市内観光 (快晴)
起床(0630)朝食(0735~0810)はにわの里(0930~1030)昼食(1145~1210)レンタサイクル(1215~1550)<宮崎神宮(1235~1300)宮崎県総合博物館(1305~1410)平和台公園(1425~1455)ホテル(1515~1540)宮崎駅(1545)>フローランテ宮崎(1645~1905)夕食(2000~2130)ホテル着(2155)就寝(2300頃)
2-2 はにわの里(0930~1030)
実は5時間以内なら300円という格安のレンタサイクルを見つけた。そこで今日はそのレンタサイクルで市内観光をしようと思っていたのだが、12時からでないとオープンしないということが分かったので、それまでに何をしようかと本を見ていたら、junが埴輪作り体験が出来るというのを見つけた。で、そこへ行ってみることにした。ここは、平和台公園の埴輪を作った人の甥御さんがやっているそうだ。
早速電話してみるとこれからでも良いというので、すぐに支度をしてそこへ向かった。
ホテルからは徒歩で30分もかからずに行くことが出来た。
いくつかの中から、noriは「馬」、junは「踊る人」を選んで型をもらった。
まず、始めに接着部分を削って水の付いたスポンジで綺麗にならす。そこへ思い思いの模様を粘土で付ける。
よく付けないと焼き上げの時に取れる恐れがあるので、しっかりと付けるようにと指導された。
一通りの説明が終わると、その人は自分の仕事部屋の方へ行って、我々2人だけで取り組むことになった。
途中で撮影を,と思ったのだが、手が汚れてそれはかなわなかった。
一応完成した段階で、ようやく撮影した。
これをここで完成させて送ってくれる。作品代が1つ1300円。送料が1200円かかるが、いいお土産が出来た。17日頃に焼くという話だから、早くても20日以降にならないと到着しないだろう。しかし楽しみだ。
2-4-1 宮崎神宮(1235~1300)
始めにいったのは、宮崎神宮。
神武天皇を祭神とし、左の相殿に父鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)、右の相殿に母玉依姫命(タマヨリヒメ)をおまつりしてある。狭野杉で造営された流れ造りの社殿で、旧官幣大社。
一の鳥居は、道路部分にかけられていたので、そこは自転車で通過、森の入り口で下りた。
noriは以前に教えてもらった正しい鳥居のくぐり方とか手の洗い方を実践した。junは寒いので手を洗うのはパス。
鳥居をくぐると右の方に五所稲荷神社の赤い鳥居の列が見られた。そこはざっと横目に見ただけですぐに神門の前に行き記念撮影。
そこを抜けて拝殿に行き、お賽銭を入れて我が家の3つの願い事をする。一般の参拝者は奥の正式な拝殿には行けないので、ここでお参りをする。中に入ることも出来ないがこれは仕方の無いこと。その分強い念力でお願いをした。
最後はおみくじを引いた。まあ、2人ともそれなりの結果が出た。
2-4-2 宮崎県総合博物館(1305~1410)
次に神宮の裏にある総合博物館へ行った。
自然史展示室、民俗展示室、歴史展示室、特別展示室があり、常設展は無料で入館できるという。これは有り難い。
民家園も併設されていて、こちらは、宮崎県内各地からその地方独特の建築様式をもった4棟の民家を集めた物だそうだが、今回はパス。
入り口を入るとすぐに自然史展示室がある。ジオラマの森が造ってあって、そこに棲むキュウシュウジカや照葉樹林がある。照葉樹林という物がどんな物かよく分かった。
宮崎県の水辺の環境が、河川・湿原・海(干潟・磯)に分けて紹介されていて、アカメという大きな魚には驚かされた。
2Fは歴史展示室になっている。火山の噴火など自然の驚異の様がよく見て取れた。そんな環境の中でも力強く生きる人たちが作った歴史が現在まで紹介されていた。
同じく2Fの民俗展示室では、山や里、海で暮らす人々の暮らしが紹介されていた。
最後に「いのりとまつり」ということで、宮崎に受け継がれてきた神楽やその面がわかりやすく紹介されていた。ただ、この頃になると疲れてきて、椅子があるのをいいことに少しうつらうつらしてしまった。
殆ど人がいなかったのでゆっくりと見ることが出来た。展示の方法も工夫されていて、子供にも分かりやすいのではないかと思う。
2-4-3 平和台公園(1425~1455)
そこから次の平和台公園を目指す。途中上り坂がきつくて,とうとうjunは自転車を引いて行った。電動自転車には追い越されるし、下ってきたおじさんにはもっときつくなるよと声をかけられるし、見た目にも可愛そうに見えたのだろうなあ。
坂を上り詰めてようやく着いたと思ったら、目の前には長い階段が待っていた。数えてみたら156段もあった。一気に上がってキョロキョロしていると、下から年配のご婦人が上がって来られた。先ほど追い抜かれた電動自転車の持ち主だった。地元の人らしかったので、はにわ園の一を教えてもらった。
さてようやく上りきると目の前には草地が広がり、高い塔が立っていた。
これは、高さが37mある平和の塔だ。標高60mの丘に、昭和14年(1939)、皇紀2600年の記念事業として着工し、昭和15年11月15日竣工したもの。
ここは、昭和40年8月には東京の日比谷公園と姉妹公園となった。どこが共通点なのだろうか。昭和39年の東京オリンピックの時には、国内聖火リレー第2コースの起点となって、そのときに使用された聖火台もあるそうだが、これはわからなかった。
はにわ園は、平和の塔の北側の森にあり、古墳を型どった盛土の上に、日本各地から発掘された埴輪、土器などの複製品が約400基配置されている。もう全てかなり古くなってしまっていて、苔むしている物が多かった。発見されている形に限りがあるからだろうが、同じ物も大小多数並んでいた。
一回りしてから、いったんホテルへ戻ることにした。まだ自転車の借りている時間に余裕があったからだ。今回は小さなカメラ(コンパクトカメラ)をメインに撮っていたので、電池が怪しくなってきたのが理由だ。
2-5-2 ライトアップ
ゲートから直ぐの建物の階上にあがって、点灯の瞬間を待った。40分になるとカウントダウンが始まって点灯された。
思ったよりも綺麗だった。特に目の下の四角い所は、電気の下にアルミが敷き詰められているので、違った輝きが見られ,綺麗だった。
それから下に下りて見て回った。かなり冷え込んできたが、一通りぐるりと回った。
まだ人が少なかったので、邪魔されること無く自由に写真を撮ることが出来た。
池の前に立てられた衝立は、光が水に反射していた。
一番奥の夢花館は一番綺麗だったような気がする。
その後も行ったり来たりしながら写真を撮った。とにかく人が少なくて幸いした。2人の写真も何枚も挑戦したが、やはり暗い中での撮影は難しかったようだ。平日とは言え、宮崎市内の人は簡単に行ける場所なのに、見飽きていると言うことなのか、存外人の入りが悪かったように思う。観光客としては、夜の時間帯もこのように楽しめて、得した気分になった。
2-7 ホテル着(2155)
就寝(2300頃)
その後はまっすぐホテルへ戻って、入浴後就寝。