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   ソラシドエアーに乗りたくて・・・避寒を兼ねた滞在型旅行

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4.1月11日(金) 大淀川学習館 (快晴)

起床(0600頃)朝食(0715)大淀川学習館(0910~1130)名田神社(1144~1150)昼食(1239~1338)海幸山幸物産館(1352~1400)夕食:丸万(1720~1900)いごこちや・あんばい(1915~2045)ホテル着(2055)

4-1 朝

起床(0600頃)朝食(0715)ホテル発(0830)

 今日はどこへ行くか迷ったのだが、結局近場で済ますことにした。
ということで、まずは朝食。3回目ともなると,そろそろ同じ無いようで、飽きが出てくる
 行くことに決めたのは、大淀川学習館。生きたアカメが見られるというので楽しみだ。

miyazaki2013_549 11-0710.jpg毎日お世話になった朝食券
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4-2 大淀川学習館(0910~1130)

橘通5丁目バス乗車(0858)

 早めにホテルを出てしまったので、少し先の停留所まで歩くことにした。
さて、大淀川学習館というのは、水辺での自然観察・体験や環境教育など大淀川を丸ごと学習することができる施設で、3Dハイビジョン『川のシアター』、大淀川の代表的な魚・アカメをはじめ、川流域に生息する魚や水生生物を展示している『生体展示ホール』、チョウと触れあうことのできる『自然楽習園』などがあるところ。
 観覧は無料というのも、noriが引かれた大きな理由の1つだ。

4-2-1 自然楽習園

 始めに自然楽習園へ行った。まだ蝶はいなかったが、蝶の生態が分かるような解説がなされていた。多摩動物公園の昆虫園のような物だ。ただ、よく見ると蝶の幼虫がいた。この段階だと気持ち悪い。

miyazaki2013_562 11-0924.jpg葉っぱの裏で冬を越す?

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4-2-2  生体展示ホール

 次に、生体展示ホールへ行き、ここで初めてアカメを見た。赤目と言うからには目が何時も充血しているのかと思ったらそうではなく、光の当たる角度によって目が赤く見えるところかあらこう呼ばれている。
 アカメは、河口などの汽水域によく侵入する大型の肉食魚で、成魚は全長1mを超える。西日本の太平洋沿岸域だけに分布する日本の固有種で、おもな分布域は宮崎県と高知県。
 何とか目の赤いところを写真に収めようとしたが、無理のようだった。
 それから透明なエビなども見たりした。
 そうこうしているときに幼稚園児らしき団体が入ってきた。制服を着て行儀が良く、よく先生の言うことを聞いていた。魚など喜んでみていた。この団体は、この後上の階に行って、学習をしていたようだ。
 それとは別にもう一つの団体が入ってきた。こちらはジャージの制服だったから保育園?こんなに小さな子供達にも学習の場になっているのが驚きだった。
 魚を見たり子供達を見たりしていた。
 その部屋に何故か恐竜のうんち、という物が置かれていて、手で触れるようになっていた。

miyazaki2013_569 11-0947.jpgアカメはアカメでは無かった!
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4-2-3 ホタル

 それから小部屋があったので入ってみると、ゲンゴロウや蛍の飼育をしていた。
 ゲンゴロウは懐かしく見たが、今や絶滅種になっているそうだ。子供の頃に見た種類とは違うのかも知れないが、見た目は同じだった。
 そこへ研究員の人が来て、蛍の幼虫を見せてくれた。これから学習に使うのだそうだ。しばらくそれらを見せてもらった。身体から出ている細いのは皆足かと思ったら、前足は3対、後ろ足は1対しかなかった。他のはエラだそうだ。動きを見ていると確かに前の3本が忙しく動いていた。その動きはまるで尺取り虫のようだった。
 その人が去ってから、他のケースを見ていると、またその人が戻ってきて更に詳しく解説をしてくれた。
 ここにいるのはゲンジボタル。幼虫は水中ですごし、カワニナなどの巻貝の肉を食べて成長し、やがて陸に上がる。1回の産卵で500~1000個くらいの卵を産むそうだが、成虫になるのは数%にすぎないのだそうだ。ここの飼育でもかなり難しいとのこと。陸に上がるのもわずかだが、上がってもそのまま死んでしまうのも多いそうだ。
 どうやってカワニナを食べるかというと、自分と同じくらいのものを見つけて、体液を送り込んで殺してしまうらしい。夏の世に仄かに光る光る世界からは想像も出来ない世界の話だ。逆に言えば、小さな時にはそれなりのカワニナをここでは提供しなければならないので、それもまた大変なことらしい。
 昔は夏になると蛍狩りと称して団扇でバシバシ落として遊んだ物だが、今や想像も出来ない程に数が減ってしまっているのは何処でも同じことらしい。

miyazaki2013_586 11-1013.jpgゲンゴロウ
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4-2-4 その他にも

 そのうち3Dシアターが始まるというのでそれを見に行った。目の前に飛び出してくる感じで、思わず手を伸ばしたくなる。大淀川の元からの川の様子やそこに生活する鳥などが解説されていた。観客は我々2人と親子連れの4人。
 他にも顕微鏡で見るコーナーや図書コーナー、パソコンでの解説コーナーなどがあり、楽しめた。そんな中でjunが一番気に入ったは、亀の背中に的を当てるやつ。明日の鵜戸神宮の練習とばかりに繰り返しやっていた。

miyazaki2013_595 11-1108.jpg明日の練習をするjun

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4-3 名田神社(1144~1150)

 バスの時間まではまだ少しあったので、近くの神社へ行ってみることにした。平家の藤原 景清(平景清)を祀ってある神社だ。実在したとはいえ生涯に謎の多い人物であるため、各地に様々な伝説が残されているが、いわゆる平家の落人として扱われる事は少ない。このためか各種の創作において主人公としてよく取り上げられている(以上ウィキペディア)人だそうだ。それにしては寂しい神社だった。

miyazaki2013_599 11-1144.jpg道沿いにひっそりと
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4-4 昼食:わらしべ(1239~1338)

 昼食は前日に予約しておいた、るるぶなどにも紹介されている店。入り口から圧倒されるような趣のある古家だった。
 昼食だけの限定メニューという「わらしべ膳」2000円を食べた。一応宮崎牛以外の宮崎の食が楽しめるという献立になっている。
 盛りつけも工夫してあって、見た目も綺麗だったが、味も良かった。
 量的にも十分で、満腹になった。
 他にも数組の客がおり、結構繁盛しているようだった。
 帰りに庭に梅の花が開花しているのを見つけた。他のもすぐに咲きそうにつぼみが膨らんでいた。下には水仙が。やはり宮崎は暖かいとまたもや思い知った。

miyazaki2013_606 11-1239.jpg住宅街にあるとは思えない静けさ
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4-5 海幸山幸物産館(1352~1400)

 わらしべからほぼ一直線で、歩いてホテル近くまで戻り、noriが見つけた物産館へ行ってみた。ここで何かお土産になるような物を手に入れようと思ったからだ。明日帰京するから適当なものがあれば今日中にパッキングしてしまおうという寸法だった。
 ところが行ってみると、我々が予想していた物産館とはほど遠く、小さな八百屋さんのようだった。結局何も買わず、というより買う物も無く、ホテルに戻ることにした。

miyazaki2013_631 11-1352.jpg外観からすると大きな店に見えたのだが
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4-6 ホテル着(1405)

 ホテルで、夕食場所を探した。今日は宮崎の物をということで、やはりチキン料理とした。
 そこで口コミなどから、丸万という店に当たりを付けた。

4-7 夕食

丸万(1720~1900) いごこちや・あんばい(1915~2045)

 5時からと言うので行って見たが、まだ開いてなかったので、周りをウロウロしていると、丸万という店が都合3店あることが分かった。
本店より支店という口コミを信じて、でもそれがどちらなのか分からないが、丁度開いたばかりの方に入ってみた。まだ準備中だったが、OKというので入った。奥に座敷もあるということだったが、カウンターが好きだからとそちらにした。
 モモ焼き1つとたたきを1つ頼んだ。刺身をと頼んだら、刺身は許可されてないという。出している店はみな違反だとのことだが、果たしてそうなのか?メニュー表が無いので、他に何があるのか分からないので、ここまでにした。2つとも味は良かった。
 焼酎はそれぞれ2杯ずつ。現金払いだったが、いくらだか忘れた。
 何か物足りなかったので、また、1日目に行った「いごこちや・あんばい」へ行った。店の人も覚えていてくれて歓迎された。勿論鳥刺しセットを頼んだ。これが禁止されているとはどうしても信じられなかった。ただこの店は、みやざき地頭鶏指定店というのになっているということも関係しているのかも知れない。最後にサバの刺身を食べた。これまた絶品だった。締めて4880円。

miyazaki2013_636 11-1900.jpg丸万
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4-8 ホテルにて

ホテル着(2055)就寝(2130)

 いい気持ちでホテルへ戻って、入浴後就寝。