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   ソラシドエアーに乗りたくて・・・避寒を兼ねた滞在型旅行

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5.1月12日(土) 鵜戸神宮  サンメッセ日南 (雨のち晴れ)

起床(0500)朝食(0632~)宮崎空港(0833~0848)鵜戸神宮(1000~1032)サンメッセ日南(1107~1325)宮崎空港着(1417)昼食:夢かぐら(1435~1600)離陸(1708)羽田着陸(1812)羽田発(1831)

5-1 朝

起床(0500)朝食(0632~)ホテル発(0745)

 早めのバスで出発するので朝食は開始と同時にレストランへ行った。最後の朝食。内容的に変わりはないが、種類が多いのでしのぐことが出来る。
 あらかじめ調べてあった時間になったのでチェックアウトをした。その瞬間noriは、自分が見ていたのが平日の時刻表だと言うことに気がついた。出発時刻を平日ので見ていたのだが、フロントで確かめると土曜の今日は極端に本数が少なくなっており、一度チェックアウトしたにも関わらず、また頼み込んで部屋に入れてもらった。
 少し早かったが再度チェックアウトしてホテルを出た。

miyazaki2013_639 12-0639.jpg最後の朝食
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5-2 宮崎空港(0833~0848)

バス発(0813)

 今日は一日バス券というのを使う。乗り降り自由で何度でも使えるという優れものだ。空港まで400円だから、目的地の鵜戸神宮まででほぼ1800円分使ってしまう。
 これでまず宮崎空港へ行った。そこで大きな荷物はコインロッカーへ入れた。200円でも大きくて、スーツケースが入ってもまだ少し余裕があった。

miyazaki2013_641 12-0728.jpg今日の強い味方一日バス券
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5-3 鵜戸神宮へ

 空港でサンメッセ日南の割引券も手に入れて、バスで鵜戸神宮を目指す。先にも書いたように、この往復だけでも一日乗車券を使う価値がある。
 バスはしばらくはJR日南線に沿って走る。宮崎のホテルを出た時は晴れていたが、だんだんと雲行きが怪しくなってきた。
 鵜戸神宮が近づく頃、とうとう雨が降り出してきた。天気予報を何度も見ていたのだが、今日は降ることにはなっていなかったので、傘は空港に置いてきてしまった。後悔先に立たずだが、やはり傘は最低限お守りとして持って来るべきだった。これまで全て快晴に近い天気だったので余計に油断してしまった。

miyazaki2013_653 12-0840.jpgサンメッセ日南の割引券もゲット
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5-4 鵜戸神宮(0947~1102)

鵜戸神宮参道入り口下車(0947) 鵜戸神宮参道入り口乗車(1102)

 空港の切符売り場の人に、鵜戸神宮の下りる停留所を確認したときに、参道入り口は今は使っていないと言われたので、神宮前まで行くつもりだったのだが、バスのアナウンスを聞いていたら「参道入り口」というのでそこで下りた。こちらの方が近いので、良かった。
 が、雨がひどくなってきた。バス停から5分ほどで、鵜戸神宮の駐車場に着いた。雨脚が強くなってきたので、駐車場の横の店の人に、八丁坂のぐるりと回る道の方は滑るので止めて階段を行くようにと言われた。聞きもしないのに、親切に道順なども教えてくれた。
 この場所から鵜戸神宮には小さな山を越えなければならない。教えてくれた人の指示した道は、それをトンネルで回避する道だ。勿論我々も最初からこの道で行くことにしてはいた。トンネルで少し英気を養って、覚悟を決めて雨の降る中再び歩き出した。

miyazaki2013_669 12-0948.jpg臨時のバス停だった
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5-4-1 鵜戸神宮境内

 トンネルを過ぎて少し行くと海岸縁に出た。
 立派な神門を入って更に行くと、歴史を感じさせる社務所があった。
 今年の絵馬がかけられている楼門をくぐり、千鳥橋まで行くと、下の奇岩と言われる岩の様子が見られるようになった。
 それらに感激しながら最後の玉橋(「神橋」とも呼ばれ、釘を一切用いない橋板36枚からなる反橋)を渡ると、目の前に本殿が見えてくる。この辺りまで来ると雨もひどくなり足下が滑りやすく不安定になってきた。

miyazaki2013_681 12-1001.jpgようやく最初の門に到着
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5-4-2 お乳岩

 気をつけながら本殿に着いた。
 本来なら最初に本殿のお参りをするのだろうが、junはサッサとお乳岩へ向かったので、noriも従った。
 これは、本殿裏にある乳房に似た2つの突起で、豊玉姫が綿津見国へ去る時、育児のために左の乳房をくっつけたものと伝え、主祭神はそこから滴り落ちる「お乳水」で作った飴を母乳代わりにしたという。
 現在はあまり水はしたたり落ちてはいなかった。また、乳房に似た突起というのも確認は出来なかった。図解が欲しかったなあ。

miyazaki2013_696 12-1009.jpgお乳岩
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5-4-3 本殿

 それから本堂へお参りし、周りを見て回った。
 この本殿は、海に面した断崖の洞窟の中にあり、主祭神は神武天皇の父ウガヤフキアエズノミコト(山幸彦の子供)。縁結びの神として知られている。社伝によれば、本殿の鎮座する岩窟は豊玉姫が主祭神を産むための産屋を建てた場所だとのこと。
 よくぞこんな所に造った物だと思う。場所選びもそうだが、うまく造っている物だと感心する。
大正の初め頃まで、宮崎市を中心とする地域の新婚夫婦が「鵜戸さん参り」をする風習があり、参拝を終えた2人を、親族が鈴で飾った「しゃんしゃん馬」を引いて出迎え、花嫁を馬に乗せて連れて帰ったそうで、現在も宮崎神宮の祭りで見ることが出来るとか。
 なでウサギというのもあった。この神社とウサギは縁があるそうで、病気平癒開運飛翔などの御利益があるそうだ。

miyazaki2013_703 12-1011.jpg本殿で祈るnori 何を願ったのか?
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  5-4-4 亀石

 さて今回の旅の密かなる目的を達成する時が来た! かつて日南を旅した時もやはり鵜戸神宮を参拝したが、junはこの亀石投げ?に失敗している。ソフトボールのかつて名手だったからには、絶対に入れなければプライドが許さない。今回はリベンジマッチの旅でもあったのだ。
 この亀石というのは、豊玉姫が海神宮(わたつみのみや)から来訪する際に乗った亀が石と化したものと伝える。石頂に枡形の穴が開いており、その穴に男性は左手、女性は右手で願いを込めた「運玉」を投げ入れることで願いが叶うといわれている。
 このために昨日練習したのだ。早速5玉100円をそれぞれ購入し、まずjunから挑戦した。あえなく散る。可愛そうに思ったnoriが3玉くれたので改めて挑戦したが、枡の淵にあたって跳ね返ることが続いてあえなく返り討ちになった。
 続いてnoriもやってみたが、結果は同じ。駄目だった。
 枡に入った玉は毎日集めてますよ、というので、大変だなあと思ったら、しっかり1個300円で売り出していた。

miyazaki2013_711 12-1016.jpg海同様荒れた結果に終わった運玉投げ
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5-4-5 バス停へ

 まだ雨が降り続いていた。
 振り返りながら写真を撮ったりしてバス停へ向かった。途中駐車場のところでトイレを借りた。軒先があるのでしばし今後の対策を練るも、モバイルルーターが繋がらず、天候の予想を付けることが叶わなかった。仕方ない、このまま宮崎に戻って遊ぶか・・・と覚悟を決めてバス停に向かった。
 駐車場から下ってくると、遙か彼方に一の鳥居(たぶん)が見えた。
 バス停で待っていると、土日だけ運転している「にちなん号」が鵜戸神宮にやってきた。またバス停近くでも水仙が咲いていた。
 バスを待っている間に上を見上げると、少し雲が切れてきました。まだ降っていたが、西の方の空に青い色が見えてきた。junはその変化を見逃さなかった。まだ雨は降っていた。迷ったが、サンメッセ日南に行くことにした。バスが少し定刻より遅くやってきたので、この決断がすることが出来た。定刻にやってきていたら、その時点ではまだだいぶ降っていたから、行こうとは思わなかったかも知れない。

miyazaki2013_740 12-1028.jpg雨で急ぎ足になった鵜戸さん詣
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5-5 サンメッセ日南(1107~1325)

 バスを降りる頃には雨が上がっていた。
 ここは、モアイ像が並んでいることが売り物になっているところ。それだけしかないといってもいいのかも知れないが、飛行機の時間までかなりあるので、立ち寄ったという所。 
 バス停から実に坂道登りを500m近くを歩いて入り口に着く。ここは有料道路の料金所のような建物が歩行者料金所になっていた。料金を100円引きで払う。junが空港で見つけた割引券が役に立った。
 ところで、はっきり言って、ここにバスで訪問する人など皆無と言ってよい場所だ。でも中に入ってしまえば、ゴルフ場のカートのようなものを借りれば別だが、後は皆徒歩だから同じことだ。

miyazaki2013_767 12-1110.jpgバス停から上り坂を500mいかないと!
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5-5-1 モアイ像

 太平洋の大パノラマが広がる園内には、イースター島の完全復刻モアイ像があちこちにある。世界で唯一復元が許されたモアイ像だそうだ。
 ということで、そこへ一直線に向かった。この頃にあると青空になってきていた。
 ぐずついていた天気のせいもあって、人出が少なかった。
 これで、世界遺産1つゲット、とはいかないか。

miyazaki2013_855 12-1228.jpg空いているのでこういう写真も撮れた
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5-5-2 園内

 その後、散歩道に沿って上の方へ上って行くと、モアイ像もよく見えた。
 園内には、「モアイ広場」をはじめとして「太陽の丘」「恋人達の丘」など色々な名前の付けられている。それらを一通り見て回った。
 道の途中に単体の像も置かれていた。
 一番高いところには、地球感謝の鐘というのがある。そこまでフーフー言いながら上り着いた。これは、地球への感謝を込めて日本の神道、仏教、キリスト教など18の教団が協力して造った物だそうだ(この施設そのものも某宗教法人が実質作ったものらしい)。その施設では上を向いてあるこうのメロディが流されていたが、これは、サヌカイト(古代原石)で音を出しているそうだ。
 帰り道に太陽の丘を見た。何故かコインが挟まっていた。適当ないわれを誰かが作ったせいだろう。
 下まで来ると疲れも出たので、少し休んで昨日もらったおやつを食べてからバス停へ向かった。帰り道は降りなので、来た時のようなフウフウ言うことも無く,バス停に着いた。バスは今度は比較的正確にやってきた。

miyazaki2013_808 12-1144.jpg日本のモアイは何思う?
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5-6 宮崎空港にて

宮崎空港着(1417)自動チエックイン機(1418)

 バスは順調に走り、宮交シティーに立ち寄って空港に。途中、一昨日行った青島が綺麗に見えた。またその少し先では、青島からも見えた「木の花ドーム」も見ることができた。このドームは宮崎の木を使って作られていると聞く。
 さて空港では、また自動チェックインを済ませた。もう慣れた物で簡単にできた。
 それから預けた荷物を受け取って、出発まで時間があるので、遅い昼食を摂ることにした。

miyazaki2013_894 12-1356.jpg綺麗に青島が遠望できた
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5-7 昼食:夢かぐら(1435~1600)

 これまたnoriが調べておいた店。
 そこで、noriは「山幸定食」1300円を、junは「かぐら御膳」1600 円を頼んだ。といっても、シェアするので不公平感は無い。
 飲み物は焼酎、junは「黒霧島」、noriは「日向木挽(25度)」を飲む。
 食事中に外を見るとボーイング787が見えた。鳴り物入りで製造された飛行機だが、トラブル続きで世間を騒がせている飛行機だ。レアな物を見た。
 食事が終わったのが丁度16時だったので、店の前のからくり時計が動き出したところだった。noriが会計をしてくれている間に、junが写真を撮りに行った。
 高千穂で見たことのある神楽に似ていた。
 それからお土産を買って、11番ゲートへ行った。

miyazaki2013_910 12-1451.jpgかぐら御膳
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5-8 機内にて <SNA60便 3AB>

搭乗(1655) 動く(1702)離陸(1708)飲み物サービス(1728)羽田着陸(1812)

 やや出発が遅れるということで、飛行機に乗り込んだのが、出発予定時刻だった。それでも、殆ど待つこと無く離陸となった。
 来るときのように空いていたら座席を動こうと思っていたのだが、通路側のみほぼ満席というような状態だったので、動きようが無かった。
 羽田に着く頃にはとっぷりと日が暮れていた。

miyazaki2013_931 12-1705.jpg地上職員によるお見送り
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5-9 帰路

羽田発(1831)

 急いで電車の駅へ向かい、快速特急に飛び乗ることが出来た。それにしても、到着してから駅の改札までは遠かった。制限区域外に出るまで時間がかかった。やはりこの辺がLCCなので仕方が無いのか。