7月24日(木)晴れ時々曇り 世界遺産ブリッケン地区・ストックホルムへ移動
 順:体温35.3度・血圧118−86・脈拍61  則:35.6・147−95・58

○起床
 則は4時、順は5時といういつも通りの時間。 

○散歩(魚市場、ハンザ博物館辺り)0555〜0705 
 今朝は散歩に出かけた。昨日見たブリッケン地区辺りへ行く。元気な人は、昨日の夜、
 ケーブルカーで山へ登っていったが、疲れた我々はそうそうに寝てしまったので、その代わりに朝は早くからの散歩となったのだ。
 ここは観光地だけあって、パンフレットが充実している。しかもホテルで欲しいだけ手に入る状態なので、昨日のうちから下調べをしていた。時間的な予測もたてられて安心して出かけられる。
 まずはホテルの前の中央駅へいった。ホームレスがいるので用心を、と言われていたところだが、そんな風もなく新型らしい流線状の電車が止まっていた。まだ早いので、乗降客はない。
 大聖堂を通って、港へ着くと、ここもまだ車や人の動きはほとんどない。ただ、魚市場だけは準備に忙しそうだった。ハンザ博物館やブリッケンは静かな中にあったので、写真を撮りまくった。ただ惜しいかな、風が強く波が立っているので、水面に映る絵はがきのような写真は撮れなかった。
 

○朝食 0710 
 ホテルへ戻って、朝食。普通はほぼ一番乗りなのだが、今日は遅くなった。

○ホテル発 0800
 昨日とは違ったバスに乗って出発。歩いて10分の所なのだが、バスで行く。荷物があるから仕方ないといえば仕方ない。

○ブリッケン見学 0807〜0830 
 ここは世界遺産にもなっている。外からの景色がとてもきれいなので、それだけのものかと思っていたが、説明を聞くと、歴史的にも貴重なものだということがわかった。
 よく見ると、建物がかしいでいることがわかる(右の写真でも、左側の最初の家と2件目との間の黒い部分が上の方と下の方が隙間の幅の違いとなって現れており、傾いていることが分かる)。路地へはいると壊れかかった壁が見える。そんな建物なのだが、狭い土地をいかに利用したかがよくわかる。間口は狭くて奥行きが深い。階段をつける代わりに2階へものを運ぶための滑車、火災を防ぐため火を使わない代わりに日当たりのよいところにある集会所など、よく工夫されている。
 今改築して事務所として使っているところもあったが、空き家になっているところも結構あるのだそうだ。世界遺産になっているために手を入れることが難しい。苦労しながら復元&修復作業を続けていることが分かる。ハンザ同盟という教科書にも出てくる歴史の証拠なので、今後もその努力をしてもらいたいものだと思う。また、結構な観光資源にもなっている。

○魚市場散策(68+195) 0845〜0930 
 ハンザ博物館がまだ開かないので、魚市場へ行くことになった。といっても、目の前にあるのだ。もうお店も出そろっていて、商売が始まっていた。ただ、今の時間の客は我々だけなので、あちこちの店から声がかかる。食べてみて下さいと次々に試食品が出される。皆日本語なのには驚いた。それだけ日本人はいいお客なのだろう。日本人の店員がいる店もあったが、やはりそこは一番の人だかりだった。ただ、あとで聞くと、他の店に比べて高かったそうだ。我々は、買うでもなく暫くフラフラしていたが、お金が少しあったのでいつものキーホルダーを買った。更に、キャビアを6缶。キャビアといってもこちらは魚の卵は全てキャビアなのでチョウザメのではない。ただ色は着色してそれっぽく仕上げてある。
 ここで珍しかったのはザリガニ。いつもあるのではなく時期的なものなのだが、今がちょうどそのとき。ガイドさんはこれを食べるようなことを言っていたが、スープのだし程度にするのが本当らしい。
 後作りたてのシーフードサンドイッチがたくさん並べられていた。目の前でどんどん着くって並べていく。ガイドブックには美味しいと書いてあったが、朝食を食べたばかりなので試食せず。(写真はサンドイッチを作る娘さん。)

○ハンザ博物館見学 0930〜1025 
 ベルゲン地区でもっとも古い建物というだけでも価値があるが、内部がその当時の住居兼倉庫となっている。勿論当時のままではなく再現の部分が多い。最初の部屋には天井からつるされた干しだらがある。部屋中がそのにおいで充満している。北海で獲れた鱈の集散地として栄えた所を示している。他にも使用人などの部屋もいくつかあって、管理の厳しさなどもうかがい知れた。(写真は当時輸出品となっていた鱈の干物。)

○移動
 今日はこのあと半日かけて移動である。
1120 空港着
  この日の観光はそれで終わり。直ちに移動のために空港へ向かう。まずはオスロへ。
1300 機乗 SK−316(25 A・C)
1325 離陸
1338 飲み物サービス
1400 着陸
  たった35分のフライト。なのに、しっかりと飲み物のサービスはあった。
1420 セキュリティー通過
  ここで順さんが引っかかった。というよりものすごく厳しくて、靴まで脱いでいた人がいた。同じスカンジナビア圏内とはいっても一応出入国となるからか。
1435 機乗 SK−498
  ここは乗り継ぎなので、次はスエーデンのストックホルムへ向かう。荷物は同じ航空会社ということでスルー。
1500 離陸
1520 サンドウィッチサービス
 もう、話すこともなく急いで口の中へ放り込んだ。
1545 ストックホルム着
1645 バス発
1710 ホテル着
1805 バス発

○夕食 1830〜1920 
夕食(前菜、ローストポーク、チョコレートムース)はバスに乗ってレストランへ。

○ホテル帰着 1940 
  スカンディック ヤルバグログ  605号室
・ ベッド、ソファー、テレビ、バスタブ
・ 翌朝、日本への電話が、3分で3000円近くもとられるということで
フロントでもめていた。

○就寝
2130 則就寝
2220 順就寝

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