7月26日(土)快晴 28℃ テンペリアウオキ教会、シベリウス公園、ポルヴォー倉庫群、ヘルシンキ
 順 35.3 135−89−69  則 36.8 147−99−80

○デッキ散歩 0700 
 早く目を覚ましても、散歩するところもないので暫く部屋の中にいたが、見える景色が変わるわけもないのでやることもなく過ごしていたが、デッキへ出てみることにした。
 外は風が強くて、他に一組に夫婦がちらっと見えただけで、夕べあれほどあふれかえっていた人たちは姿がない。ただ驚いたことに、この船は船室だけではなくて通路などに寝袋で寝ている旅行者がいるのだが、デッキに寝ている人もいた。うまく風をよけているのだろうけど、気温的には大丈夫だったのだろうか。

○朝食 0800 
 昼食会場は昨日と同じ場所。ただ、昨日のように時間制ではないので、いろんな人たちが入り交じってきていた。メニュー的にはこれまでと同じ。(左の写真は朝食からかえって部屋の前で)

○下船 0955 
 昼食のあとは部屋の中でのんびりと過ごした。徐々に船や陸地が見えてきて気分も次第に高揚してきた。

○バス発 1015 
 船を下りると出迎えの人が来ていたので、すぐにバスに乗って出発。スーツケースはどうするのかと思っていたら、すぐ近くの市の立っているところで降ろされた。これから荷物をとってくるので、暫くこの市でも見学しながら待っていて欲しいということだった。

○朝市見学 1020〜1040 
 この市は地元の人相手なのか観光客相手なのかよくわからない。ただ、野菜や花などもあったから。地元の人も来るのだろうとは思うが、この時刻にはあまり見かけなかった。
 お土産になりそうな物などもそろっていたが、あまり食指は動かなかった。

○テンペリアウオキ教会(洞窟の教会) 1100〜1115 
 バスが戻ってきたのですぐに観光にはいる。始めは岩の中にある教会。暗いのかと思っていたら、天井はガラス張りということで、自然光で結構明るかった。自然の岩場を掘って造ったということで、壁も岩がむき出しになっていた。驚いたことにこんな所にも立派なパイプオルガンがあったことだ。聞くところに夜と結構音響効果もよく、コンサートなども開かれるそうだ。勿論結婚式も。

○シベリウス公園 1122〜1140 (パイプオルガンと顔のモチーフ)
 次は作曲家シベリウスを記念した公園。大きな顔のレリーフとパイプオルガンのモニュメントがある。それにしてもこういう発想が面白い。
 ここも人が多かったが、何とか間隙を縫って2人の写真を撮った。
 モニュメントの脇にはシベリウスの顔も作られていてそこでも記念写真を撮った。お上りさんである。

○昼食(カラクッコ、トナカイ肉) 1155〜1255 
 カラクッコがいかなるものかよくわからないままに食事は終わった。トナカイの肉というのも癖があって、美味しいとは言えなかったが、添乗員はしきりに美味しいと勧めていた。どうも今回の食事は口に合わない。

○ポルヴォー着 倉庫群見学 1340〜1400 
 その後暫くバスに乗って移動。お休みタイムとなる。目を覚ますとちょうどポルボーの町。ここの売り物はポルヴォー川に沿って立てられている木造の倉庫群ということだが、ベルゲンの倉庫群を見てきた者にとっては二番煎じの感がある。それよりもその横をちょうど列車が走っていった方に気を引かれた(この列車週末数往復しか運転しないものらしい)。川にはコウホネと思われる花が咲いていた。

○自由散策(教会) 1406〜1500
 それから自由散策となったが、町の教会へ連れて行ってくれるというので、まずはついていった。ただ、生憎のことに丁度結婚式が行われていたので、終わるまで入ることはできないという。仕方ないので外で待っていると、子供が神父さんらしい人に首根っこを捕まれてこっぴどく怒られている場面が見られた。子供はしきりに泣いて謝っているらしい様子が見て取れるが、なかなか許してくれない。暫く続いた後、やっと収まったが、ガイドさんに聞くとあれはこの町の観光協会が行っているイベントの一つなのだそうだ。民族衣装で子どもたちを引き連れている女性もそうなのだそうだ。
 そのうちにやっと結婚式も終わって花嫁と花婿が外に出てきた。我々団体の格好の被写体となってしまった。
 ようやく中に入ることができた。なかなか立派なものだ。中では男性が歌を披露していた。結婚式の余韻なのか、イベントなのか、よくわからないままに聞いていた。

○ヘルシンキ自由散策(買い物10、大聖堂、元老院広場) 1545〜1750 
 その後ヘルシンキへ戻ってきたら、突然に2時間も自由時間となった。我々はまずトイレを借りるということで土産店に連れて行かれた。そこはムーミングッズがたくさんそろっていたので、キーホルダーと絵はがきを買った。この絵はがきはそれぞれに宛てて出すこととなる。
 その後、行く当てもない我々は大聖堂へ行く。外から見るとまさに絵になる建物だ。青い空によくマッチしていていろんな角度から写真を撮った。中に入ることもできた。
 それから暫く元老院広場を見下ろしながら休憩。というより時間をつぶした。ぐるりと1周する電車もあるという紹介がなされてそれに乗った人もいたようだが、我々はこちらの人を見習ってのんびりと、そんな時間の使い方をした。
 左の写真は、港へ言ったら偶然に今朝我々を運んできたバイキングラインの船が再び出向する所だった。その時のチャンスに収まった二人。

○夕食(にんじんのスープ、牛肉のステーキ、アップルパイ) 1810〜1930 
 夕食は肉のステーキというので順さんは大喜び。だが、やはり日本のとは違って固いので、則さんは苦戦したようだ。なのに、添乗員が柔らかくて美味しかったですねと言ったものだから、怒ること。

○ ホテル着 1950 
・ラディソン サス エスポー  3079号室
  ベッド、シャワー、
 暑くて暑くて寝苦しい夜だ。こちらは窓を開ければ涼しいということらしく、まずクーラーなどというものはない。ただ、珍しく扇風機が備え付けてあったので、いくらか救われた。それにしてもこんなに暑いのは10年ぶりというだけあって本当に暑い。

飛んできた直前ページに戻る