第六日目3月28日(水)〜第七日目29日(木)   27日  Top

 途中マラソンコースを一部と感動・興奮の舞台となったオリンピック会場も見学しシドニー郊外の人気のスポットのブルーマウンテンにて断崖や渓谷・奇岩など変化に富んだ風景を堪能

フラマセントラルホテル(9:30頃発)→アンザックブリッジ(マラソンのコースを一部とオリンピックのメイン会場を車窓より見学)→オリンピック会場→(11:45)ブルーマウンテン(オーストラリアのグランドキャニオンと呼ばれるブルーマウンテンで奇岩スリーシスターズや最大傾斜52度で滑り降りるスリル満点のトロッコ列車、スカイウェイに乗車)(12:40)→カトゥーンバ(昼食。中華料理)→(15:30)フラマセントラルホテル(18:00)→ JB’Sバー&グリルレストラン(オーストラリア名物の石焼き料理)→(19:20)シドニー空港(22:15発 QF012)→約9時間25分→機内泊→(06:20着)成田空港・・・空港第二ビル

(オリンピック会場へ) 6時起床。7時朝食。9時に集合だったが、バスが渋滞に巻き込まれたとかで、9時30分に出発。マラソンコースであることを示す青い線をたどりながら、途中、マドンナのブラジャーと言われるアンザックブリッジをちらっと見て、オリンピックメイン会場に到着。そこを10時10分から30分まで見学。といってもトイレと買い物で時間を使ってしまった。買ったのはオリンピックマークの入った帽子。時期もので貴重なものだ。一つしか買わなかったら、お揃いで二つ欲しかったと後で則が言っていたが、時既に遅し。

(ブルーマウンテン) またしばらく走って11時45分にスリー・シスターズ展望所に到着。思ったより大きく、はっきりと見えた。また、それを囲む周りの自然は更に大きく雄大だった。遠くに連なる連峰、眼下に広がる自然林。日本では見られない風景だ。それにしても、単なる岩の固まりを、3人の娘の悲劇に仕立てて名前を付けるなんて、昔の人の機知には感心する。それが今や観光の目玉になっているのだもの。
 ここはさすがに人の数は多い。また、初めてアボリジニの人を見た。逞しく日焼けした大きな体をしていた。筒のような楽器を吹いていたが、といって物ごいをしているようでもない。一応彼の前には布が並べられ幾ばくかの小銭がそこにあったが。
 15分ほどそこにいて12時15分からトロッコに乗った。これは52度の傾斜があるかなり怖いものという触れ込みでかまえて乗ったのだが、今か今かと思っているうちに着いてしまった。前宣伝に踊らされてしまったな。帰りはスカイウェイに乗った。これはロープウェイ。スリー・シスターズなど周りがよく見渡せてこちらのほうがよかった。
 12時40分にここも出発。13時15分から14時15分、中華料理店で昼食
 15時35分ホテル帰着。Kさん達は途中の免税店で降りて買い物を楽しんだようだが、我々はホテルへ直行して風呂を浴びたり荷物の整理をしたりして過ごした。

(帰国へ) 夕方6時にホテルを出発して、まずは夕食場所へ。石焼きというので、先日のバーベキューを連想して半分恐れおののいていたが、今回のはまとも。何より自分で目の前で肉を焼いて食べるというのがいい。好きなように味付けをして焼き加減を調節できる。初めて肉が美味しいと思った。要するに、肉という素材は悪くないのだが、こちらの人は徹底して硬く焼いてしまうために我々が馴染んだ肉汁が残った肉というのに出合わなかったのだということがわかった。ところで、石焼きというのは熱く焼いた石の上に肉を置いて焼き上げるというものだが、実は石ではないらしい。則が運んできた人に聞いたのだが、石ではないというところまではわかったが、それ以上はちょっと聞き取れなかった。
 その後は空港へ直行。チェックインの後、ガイドさんともお別れ。出国審査を済ませ、タックスリターンをしてから、時間まで残ったお金を使うべく買い物三昧。結局は現金が足りなくなってカード決済。今回もワインを買い込んだ。
 21時45分から搭乗開始。満席のため後の席から乗り込んだのだが、最後列が70番台という大きい飛行機で驚いた。今回はカンタス航空のみなので、クルーは殆どあちらの方。でも、日本語のわかる人や片言の日本語で聞いてくれたりする人がいるので、他の航空会社よりかは安心できる。その約半数が男性。離陸は22時34分。長い旅が始まるが、向かう先は自分の家だと思うと気持ちは軽い。飛行機の座席は希望通りの通路側、50番FG。丁度ベビーベッドのある座席で他に比べると比較的ゆったりしていて過ごしやすかった。1時間もすると夕食がでた。初めてのことだが、ワイングラスもいっしょに着いていて、何杯でもおかわりができる。疲れもあってほとんど熟睡。おはようございますのアナウンスでようやく目が覚めた。

(日本着) 4時25分(日本時間に戻す)に軽めの朝食を摂って一息ついた頃に東京が近づいたとのアナウンスがあり、予定よりも早い6時20分には着陸した。混雑を避けるためにと入国審査のところへ急いだが、今回はそんなに行列もできておらず、簡単に抜けることができた。従って、荷物の方が遅く、まだターンテーブルも動いていなかった。しばらく待ってようやくでてきた荷物をとり、Kさん達といっしょに税関を通って、そこで別れた。
 スーツケースを宅配便で送る手配をして電車の方へ行くと、京成の無料特急がすぐに出発するので走って行って飛び乗る。なんと7時14分発だ。早めに新宿へ着いた。そこから順さんは家へ、則は仕事場へ向かった。
忙しい旅ではあったが、一日に1つは見所があり、充分に満足のいく旅であった。また、思い出がいっぱいできた。

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