8月16日(土)雨

0900 成田空港第二ターミナル着
 途中、山手線が事故で止まって、電車の中に閉じこめられた為はらはらしたが、ぎりぎりとは行かないまでもまあいい時間に到着した。もっとも日暮里では、丁度入ってきたスカイライナーを見ながら走ったけれども。遅くてもまずいけれど、あまり早くても、また団体受付方式が復活したらしく、何のメリットもないとは思っていたが、少し早めに家を出てよかった。コンビニで朝ご飯を買い込んだり、マックで軽い朝食を摂ったりする時間はあった。それから、あらかじめ送って置いた荷物を受け取ってから集合場所へと向かう。

0930 Gカウンター集合
 今回の旅行は15人の参加ということで、前回とは比べものにならないくらい余裕がある。ここは添乗員もしっかりした人が多いので、楽しめそうだ。

1000 手続き完了 搭乗券を手渡される
 この時点で未だ全員がそろわない。こんなことは今までになかったことなので、先が思いやられる予感がした。が、後で聞いたところによると、成田エクスプレスが1時間も遅れたとのことだ。途中何度か電話連絡をしていたらしいが、我々も山手線の中で気が気ではなかったので、きっと大変な思いをしたことだろう。

1135 離陸 AZー785・・・2−3−2(40A・C)
 お天気が悪いので、機長が早めに出発したいということなので、時間より早めになるかもしれないとは聞いていたが、11時半出発の予定で、11時35分には離陸したので、なるほどと思った。東京はここのところ気温が低くて天気もよくないので(せいぜい夏日になる程度で、真夏日になほとんどならない。しかもやっと梅雨があけたと思ったらもう秋雨前線らしいという話で、雨続きだ。)これ以上条件が悪くならないうちに飛び立ちたかったのだろうか。
 さて、飛行機だが、則の調べたところによると2−3−2いうことだったので、窓際を希望していたのだが、ばっちり。といっても、外は雨模様なので何も見えない。

1200 佐渡上空
 が、突然視界が広がった。日本海側はいいお天気だったらしい。新潟平野が広がったと思ったら、佐渡がきれいに見えた。地図と全く同じ形の島が見えた。いつの間にか雲一つない世界だった。

1315 食事(日本食orイタリアン)
 お待ちかねの食事。食事は日本食とイタリアンということだった。当然2種類貰った。勿論ワインも。
 日本食は鰻重、イタリアンはスパゲッティ。味はどちらも今ひとつかな。

<デジカメはダメ>
 この後外の風景を写真に撮っていたら、女性の乗務員が「デジカメ?」と聞くので「そうだ。」と答えたら、「ノー、ノー。」と言われた。次に男の人にも同じことを言っていた。電子機器とはいえ、一般的には離着陸寺だけ駄目と思っていたのだけれども。機内でデジカメを使うことがいけないのか、ちょうどしたがシベリア大陸、つまり旧ソ連領だからいけないのか?とにかくアリタリア航空ではデジカメは禁物?
 おまけに、窓のシャッターを下ろせともいう。こんなに明るいのに何で?窓の外も見られない。

1800 軽食(おにぎりorサンドイッチ)
 夕方には軽食が出た。お決まりのおにぎりとサンドイッチ。おにぎりはこの後も配りに来てくれた。ただ、おにぎりは冷凍してあったのだろうか、結構冷たかった。

以降現地時間(ー7時間)

1600 食事(パン、ハム、ケーキ)
 着陸2時間前に食事が出ると聞いていたので、待っていたのがやっと出てきた。まあ、簡単な食事だが、楽しみはこれしかない。写真は順さんが見張っている間に則が素早く写した。

1645 ローマ空港着陸
 何と、予定より1時間も早く着陸してしまった(予定時刻は17時55分)。遅れることはあってもこんなに早く着いたのは初めてだ。機長が急いでいるといった気持ちがここにはっきりと現れている。
 が、これは何とも痛し痒しなのだ。このままローマ観光へ行くのなら、万々歳なのだろうけれど、我々は飛行機を乗り継ぐので、何もやることがないのだ。次の搭乗券もないので、添乗員が手続きを完了するまでは(免税品の)買い物もできない。クロアチアの地図をあさったがどこにもなかった。(あとでターミナルを移動したらあったが、イタリア語版なので辞めた。)
 仕方ないので、椅子に座ってただぼんやりと時を過ごした。

2030 離陸 AZー7542・・・3−3(15D・E。ここから2人席)
 やっと時間になって離陸。予定の19時40分よりも大きくずれているが、まあ普通はこんなものだ。
 この飛行機の座席は3−3というもので、我々は15のDE。今度は窓際ではないけど仕方ないと思っていたら、ラッキーなことにこの席から2人席になっている。つまり18番くらいまでしかない小さな飛行機なのでこういう仕様になっているらしい。

2040 軽食
 ハムとチーズの2種類が用意されていた。一つずつ貰って食べたが、チーズの方はパンが固くて則はギブアップ。

2135 ドヴロヴニク空港着陸
 暗くなりかけた空港へは45分ほど遅れて到着。狭い空港なので、歩いてターミナルへはいる。パスポートコントロールは簡単に通過。入国スタンプもきれいだった。
 ポーターがいないので、自分たちでバスまで運ぶ。我が家は則がカートをすぐに用意して、順さんは楽な思いをした。(右はドヴロヴニク空港のパスポートコントロール。小さいのが分かるだろう。)

2200 バス乗車ホテルへ
 もう外は真っ暗。それでも順さんは下調べの結果座席は左がよいと言って前から二番目に陣取った。確かにはじめは何も見えなかったが、町が近づくにつれ、灯りが見え始めると、なるほど左側でよかった。

2235 ホテル着
 程なく着いたホテルは、旧市街からすぐの所。手続きをしている間に表へ出て町を見ていたが、ぼんやりと様子がわかる程度に見えた。
 このホテルには3連泊なので、いい部屋がいいなあと思っていたら、全部の部屋の様子が違うのでくじ引きということになった。我が家は順さんが引いて2番くじ。2階の海側の部屋を割り当てられた。旧市街も見られるということだったが、いかんせん低い階なので、木の方が高くてじゃまをしていた。ただ、目の前には海が広がっているので、景色は十分に楽しめそうだ。
 部屋へ行くともう荷物が届いていた。早速中に入ると結構な広さで、これなら満足だ。洗面所もそれなりの広さがあり、バスタブもゆったりしていた。それぞれの部屋に小さなベランダが付いていて、可愛い猫が陣取っていた。が、可愛いと思ったのは、この時だけだった。後でとんでもない事件が起こって、順さんは猫を蹴散らすことになる。

2400 就寝

ホテル エクセシオール 112号室
 ベッド、ソファー、机、バスタブ、シャンプー、バスジェル、ボディシャンプー付き

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