Egypt 旅行記(2004年12月25日)

アスワン−コム・オムボ−エドフ−ルクソール

<コンヴォイ移動> 8:00〜
 船で対岸へ行き、そこからバスで「ある地点」へ行く。そこは観光バスや観光客を乗せたタクシーなどの集合場所。今日の観光はこの沢山のバスなどと一緒に隊列を組んでいくということになる。つまり前後に護衛車、コンヴォイが付く。これもテロ対策の一つなのだろう。といって物々しい警護体制ではなく、ただ付いているだけという程度のものだ。扱いは緊急車両と同じで、全ての道路通過が優先になるので、一般車は長い列を作って待たされていた。
 ただ、こういう体制のために、各車両ともコースや見学時間などの自由は全くなく、コンヴォイに決められたとおりになる。だからトイレにのんびりと入っているわけにもいかない。
 今日はプトレマイオス王朝時代の神殿二つを見学してルクソールへ向かう行程。

<コム・オムボ神殿> 8:43〜9:35
 この神殿は、ホルス神とワニの神であるソクベ神を祀ってあるために、入り口も部屋も至聖所も二つある二重構造になっているという珍しいものだ。勿論今までのと同様に大きい。横に広いだけでなく高さがあるのには、何処へいっても驚かされる。一番上の写真が、神殿正面。入り口が二つあることがわかることとともう。
 ここもきれいにレリーフが残っていて、場所によっては色もきれいだ。クレオパトラ(7世?)と教えられたレリーフもあった。(左写真)
 その中でも特筆すべきは太陽の運行を元にしたカレンダー。12ヶ月という考え方、1ヶ月は30日という考え方、5日は休息日という考え方で、1年を365日と捕らえている。すごいという他はない。(右写真)
 それから出産場面のレリーフ。隣には医療器具の数々がある。それらも含めて外壁一面がレリーフにあふれている。
 それから風呂やナイロメーターを見る。先に書いたように、この風呂にはクレオパトラが入ったとか、レリーフの中にクレオパトラがいるとか説明していたような気がするが、時代は同じだけどその前に造っていたように思えるので、ちょっと疑問。それとも後でそういう事実があったのか、帰国してしまった今となっては確かめようがない。
 それ以上にここの売り物となっているのがワニのミイラ。神殿横の小さな建物の中にある。確かに見事に残されている。これは神様そのものなのだろう。

<エドフ> 10:50〜12:00
 そこから小一時間は走ってエドフへ。ここにはホルス神殿がある。大きな街の片隅にある。我々の乗っていたバスもその町並みの渋滞に巻き込まれてしまった。仕方なくバスを乗り捨てて入り口に向かう羽目になった。
 入り口から少し歩いていくと正面に出る。大きな塔門の前にこれまた大きなホルス神像がある。が、ここで喜んではいけない。これはまだまだ。塔門を入って中庭に出ると、こちらにもっときれいなホルス像が残されている。
 中に入るとまた柱が並んでいる。それも、その周りの壁も、更に進んで各部屋部屋も、またもや見事なレリーフでいっぱいだ。色の残っている物もある。至聖所の前にある部屋の天井が黒ずんでいるのは、後にキリスト教信者が、台所として使ったためにススで汚れたのだそうだ。
 外の回廊には、オシリス神話が一面に掘られている。敵が四つ足の動物(カバとも牛ともいう)で表されているのが面白い。
 ちなみにホルス神とは、ハヤブサの頭を持つ天空の神で、オシリス神とイシス神の子ども。オシリス神は冥界の神で再生復活の神である(地球の歩き方による)。
 我々がトイレに入っていて、コンヴォイの最後列になってしまった。おかげで、バスを探して走らされてしまった。しかしながらこの二ヶ所の見学地はかなり見応えのある所で、もう少し時間的に何とかならないものかと思った。トイレは見学前にはいるのが得策か。
 観光を終えてルクソールへ向かう途中、コンヴォイが交代。少しまたされて、再びルクソールへ向かう。

<ルクソール>
○ホテルで一休み 14:20〜16:00
 ルクソールまでの道は長かった。もう着いてもよいものをと思っているとようやく町の門を通過。それからナイル川沿いのホテルまでも遠かった。
 ようやくルクソール神殿が目に飛び込んできた頃、2時半近くにホテルに到着。まずはホテルにチェックインをして少し休養をとる。といってものんびりしているわけではなく洗濯。こういう時間がとれるのは有り難い。

○ルクソール神殿 16:05〜
 バスで通るときに見かけたルクソール神殿は、町中の道路際にある。ホテルからも歩いていける距離だ。
 ここはアテンヘテプ3世によって建てられた物で、カルナック神殿の付属施設だったといい、スフィンクスが並ぶ参道によって結ばれている。
 正面は第一塔門。本来ならそこに2本あるはずのオベリスクが左側の1本しかない。もう1本は、パリにある。この両側に、ラムセス2世が2つ座っている。他にも立っている像もあるが、残念ながら壊れている。その先にはツタンカーメン夫婦の像も仲よく座っていた。
 ここで一番すごいと思ったのは、列柱。というより順さんは列柱が好きなのだ。ここのはパピルスを現しているという先のすぼんだ形の柱。イシス神殿を始め、こちらではよく見る形だ。
 もう一度第一塔門へ戻って今度はスフィンクス街道を見ることにする。ずらりと並んでいる姿は壮観な感じがするが、これはほんの一部。本当はもっとすごかったのだろう。
 そうこうしているうちに夕闇が迫り、徐々にライトアップされてきた。

○ルクソール博物館 17:20〜18:20
 盛りだくさんメニューの最後は博物館。彫像、陶器、装飾品などたくさん展示されている。
 テーベのイクンアトン王が建てた神殿から運ばれた18m、283個のブロックからなる壁面には、100余りの小さな情景が描かれており、農業や仕事にいそしむ職人達、太陽を崇める王と王妃ネフェルティティの姿などがある。主な所蔵品として、「トトメス3世立像」、「アメンヘテブ3世像」がある。
 最後に売店で明日のために「王家の谷」という日本語の解説本を購入。100p也。

雌牛の頭を持ったハトホル神
(ツタンカーメン墓より出土)
トトメス3世 特別室の順さん
アクエンアテン セティ1世
(ラムセス2世の父)
トトメス3世

<ホテル>☆☆☆☆MERCURE LUXOR HOTEL メルキュール ルクソール 750号
 ルクソール空港から11Km。市の中心、ルクソール神殿とカルナック神殿の間に位置し観光に便利。ゆったりとした部屋で、洗面所も広い。
 洗濯物は次の朝までには乾く。

★本日の歩数 則(18,899) 順(16,352)