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☆1999年12月27日(月) 第2日目

06:45 ホテル発
07:25 空港着
14:18 CDG発 AF2196便 B32ゲート(予定より 5時間遅れ)
17:00 (フライト時間約3時間)カサブランカ着
17:25 ラバトへ向け出発 (カサブランカ〜ラバト間約1時間半) 
19:00 ラバト着


☆モロッコへの道は長い
 則は海外でも朝早いのは同じ。3時30分には目を覚ましてしまった。
順も4時には目を覚ましたので、荷作りを始める。昨日の服は捨てたから楽に入るはずが、悪戦苦闘してやっと詰め込んだ。モロッコまで無事に到着してくれるとよいのだけれど。
 さて、パリは今日も雨。予定外のことなので傘は奥に仕舞い込んだまま。まあ、カサブランカは則によると晴れと言うことなのでまあいいか(インターネットで調べた天気予報)。
予定の時間より遅れること15分。バスに乗っていざ飛行場へ、と思いきや、あちこちのホテルを回ったので結構時間が使われた。といっても我々のホテルでほぼ満員状態なので、後のホテルはごめんなさいでおしまい。やっと着いて、さあ、と思ったら、なんとまた遅れるとのこと。昨日の強風のために到着できなかった便がけっこうあったらしくダイヤはめちゃくちゃらしい。
 チェックインのところで英語でそのような説明を受けたが、順はほとんどわからず則が聞き届けてくれた。3時間くらい遅れること、おわびに朝食券をくれることなど。それから荷物の一人辺りの許容量は20キロで則のは31キロあって、あやうく追加料金をとられそうになったこと。おそらく大幅な遅れがでていたのでお目こぼしかな?今後注意しなさいという説諭ありですんだ。しかしながら、これまでもっと重い荷物も持って歩いていたのだから、最近重量オーバーは厳しくなったのだろうか?でも20キロ未満の人の方が少ないはずだ。順のだって23キロもあった
 3時間とは長いなあ。ここには予定の9時半の2時間前に来ているわけだから都合5時間の待ちになる。則はあちこち歩きまわっていたが、順はひたすら寝て待つ。順さんを盛んに誘っても動こうとしないので、則は仕方なくモロッコの地図を一人で買いに行く。35FF、ドルで支払って7$。11時を過ぎてから、おわびの朝食券で食事に行く。飲み物しかないと聞いていたが、パンが2種類、オレンジジュース、コーヒー、チーズとけっこう豪華だった。が、あまりおなかがすいていなかったので半分以上は荷物となる。そう言えば則の鞄の中には朝食のときにくすねたゆで玉子が2ヶ入っている。これでいざというときの食料の準備はできた。
 12時40分にやっと搭乗手続き開始。13時ごろにバスに乗ったが、これがまたなかなか動かない。やっと動き出して、長いこと走って(CDGはけっこう広いのだ)バスがようやく機体に近づいたが、そこでまたストップ。しばらくしてから地上係員が乗り込んできて、飛行機は今食事中だと言う説明。最終的に機内に乗り込めたのは、13時40分。機体がようやく14時5分に動き出す。離陸は14時18分。軽食にありついたのは15時過ぎだった。

☆モロッコ着地
 17時13分(現地時間16時13分・・・以下モロッコ時間記述)着陸。外気温17度。コートを着ていると暑いかな、という程度の気温。入国手続きは時間がかかりますと言われていたが、そのとおり、ゆっくり行われ、我々は最後と相成った。しかし傑作なのは則が先にパスポートコントロールを超えたのだが(実はイスラムの人たちが夫婦は一緒に出していたのでまねして2人で出したのだ)、そのときに則に向かって渡されたのが順さんのパスポート。渡されればそのまま通過するのが人情ってもの。したがって順さんは則のパスポートの顔写真で、係員氏は試す替えす見たそうな。それでも入国できてしまうところが素晴らしい。やはりトルコは性転換の国だったのだ?!
 こうして無事?入国審査を通過したものの、まだ荷物は出てこず、トイレなどに行って時間をつぶす。ここのトイレは水洗の洋式であったが、紙はない。番人がいなかったのでチップもなくてすんだ。荷物が出てきたので、やっと外へ出る。1時間近くもかかった。さっそく両替。2万円が1930DHに。小銭にしてくれと言ったら、断られた。ほとんどが200DHで、チップ用のがないではないか。
 17時24分、我々を乗せたバスは夕闇迫る中ラバトヘ向かう。もう本来の予定のカサブランカ観光はできない時間帯なので、はしょってその分は最終日回しにするらしい。バスのなかで、まず現地ガイドの会社(後でわかったがキャラバンという会社)からなのだろう、ミネラルが1本配られた。その後、昼食がとれなかったので、ということで長い棒状のパンのサンドイッチとオレンジとまたミネラルが配られた。東京からも5リットル持ってきたのでこれで都合7リットルにもなってしまった。これではわざわざお湯を作る必要はないようだ。
 バスに乗るとすぐに順は眠ってしまった。どうも調子が今一つすっきりしない。あたりはすぐに真っ暗になり、気温も下がって寒いくらいになった。ラバトに着いたときにはまたコートを着た。
 手続きを済ませて少し休んで8時から夕食。順は部屋に残りたいと言ったが、他の人の目もあるので付いていくだけ付いていった。ラッキーだったことに、今日はビュッフェスタイル。まだすっきりしない順は野菜ばかりを食べた。食事はヨーロッパ人が好みそうなものだったが、あまり豪華なものはなかった。
 で、飲む相手がいなくなった則はと言うと一人でフルボトル。というのもラベルのため。けっこう酔っ払ったみたいだ。そのあとホテルのフロントに行き、チップ用に200DHを100+20*5に分解してもらった。順さんは人のことを酔っ払っていると書いているが、こうしたことは則がすべてやるはめになる。
 部屋に戻ると風呂に入ってすぐに寝た。荷物はちらかりっ放し。明日の朝に回す。
11時過ぎ就寝。爆睡。

★ホテル
 SAFIR(サフィール) , PLACE SIDI MAKHLOUF RABAT , Tel 7−734747
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