8 7月24日(土)モスクワ
起床(0533)朝食(0700)ホテル発(0940)プーシキン美術館西洋コレクション館(1000~1145)コローメンスコエ(1211~1311)モスクワ・ドモデドヴォ空港着(1410)空港発(1818)JL0422 53DE
8-1 朝
起床(0533)朝食(0700)ホテル発(0940)
いつものように起きていつものように健康チェックをして、いつものように過ごした。サンクトペテルブルクでフロントに頼んで葉書を出したので、こちらでもそうしようとフロントへ行く。郵便はあてになりません、と添乗員さんに言われてはいたが、まあ、ロシア人を試そうという気もあったりして、懲りずに持って行った。ところがフロントでは扱っていないというので、ややがっかり。
朝食時には、また今日の昼の分もゲット。少ない紙で苦労してパンを包んでいたら、東洋系のウエイターが見かねたのかたくさん紙を持ってきてくれて恐縮しきり。
それからインターネットを試みるとつながったので、ニュースを見る。スイスの氷河特急が脱線して日本人に死者や意識不明の重体者がいるという。けが人も多数とか。せっかくの人気ポイントで楽しんでいただろうに可哀想なことだ。
また、ロシアの猛暑が日本でもニュースになっていた。観測を始めてから最高の気温を記録したとか、暑さのために水に飛び込んで水死者が出たとか、モスクワ名物の渋滞が消えたとか、レールが曲がって地下鉄がストップしたとか、日本の暑さを避けてこちらへきたつもりが日本以上の暑さの中にいる。
8-2 プーシキン美術館西洋コレクション館(1000~1145)
レンブラントやルーベンス、特にピカソ、マティス、ルノワールなどの近代ヨーロッパ絵画を多数所蔵し、世界屈指の美術館となっている。
そもそもは、セルゲイ・シューキンとイワン・モロゾフという二人の大富豪が西洋絵画に傾倒し、当時新進のマチスやピカソらを援助し、作品を買いあさったおかげ。しかし、革命により財産はすべて没収された結果がこことエルミタージュに収まったというわけ。
今回我々は、印象派の作品を見る。画家別に並べられていて分かりやすい。馴染みの作家の作品が多数見られる。セザンヌやシャガール、ゴッホ、モネなどは、実際に彼らの活躍の場に行ってきただけにより親しみを感じる。直前に東京で開催された印象派の展覧会やゴーギャンの展覧会を見ていただけに、より分かりやすかった。
ここでもやはり大きな荷物は預ける。というのに、どうしても折りたたみ傘を預けたくなかったご婦人は、しばらくごねて結局他の人のバッグに入れてもらう。訳が分からん。
人数が多すぎるというので、2グループに分かれる。