7月22日


天気 曇り時々晴れ間、スコールのち曇り              ゴール→300km→ヌワラエリヤ

○朝

 5時過ぎに目覚める。海がプール越しに見える窓から次第に夜が明け始めるのがわかる。雲がどんよりとたれ込めているが、落ちて来るという感じではない。今日は移動日だ。長い旅になる。荷物の整理をしながら時間をつぶしてやっとのこと7時30分から朝食。ビュッフェ形式だ。バイキングというのは日本だけだという指摘があったので、これ以降表記を改めることにする。この指摘もそれら年寄りが行っていたわけだが、かように今回の参加者の中には一人参加というおじさまたちが数人いてそれぞれが一癖も二癖もある人たちなので、首をかしげる面もあったが面白い面も多かった。

 9時25分出発。予定より5分も早い。これは今回のグループの特徴なのだけれど、皆集まりは早い。いつも5分前には出発状態となる。席取りも結構大変だ。今日はしばらくは海沿いの道を走ることになる。順さんは海側、則は道路側に座る。

○長い長い道
 30分ほど走って、10時頃になると噂の魚釣りを遠くに臨むことができた。竿がたくさん立っているが、今日は2人しか釣っていなかった。バスを降りていくとすぐさま駆け寄ってきてお金を要求されるというので、バスに乗ったままの撮影タイムとなる。この様子はこれから先も何度か目にすることができた。釣りをするということは勿論魚がいるということ。そこで好奇心の強い我々グループは、バスを降りて路上の魚売りを見学。カツオが並んでいて1匹400円くらいだそうだ。10時15分から5分ほど撮影タイム。添乗員さんが「絶対魚を買ってこないように!」と叫ぶ。でも勝をが一匹数百円程度で買えるのだから・・・

 11時40分、マタラのチャレットレストランという所でトイレ休憩。すぐ目の前が海で、これがきれいの一言につきる。それに見とれていたのか突然ドスンという音に振り向くと、何と則が階段を踏み外して転んでいた。何事もなくよかったが、捻挫でもしたら大変なことだった。(冒頭の写真はそこからの眺め)

 12時40分には、ハンバントタの街で昼食。またビュッフェ。海辺に建つホテル・オアシスという所だ。13時45分までゆっくりした食事のあとオアシス出発。ここから内陸にはいるため、海とはお別れ。景色も変わってきて両側は切り立った崖や林になる。平地は荒れた感じがする。そんな所へ飛び込んできたのが水牛。荒れた地に水牛?とは不思議だが、実はここはヴィーラビラという湖なのだそうだ。といっても今は水はない。時間は14時30分になっていた。ここで水牛の撮影タイム。今回はこのように撮影タイムや試食タイムのサービスが行き届いている。

 更に1時間ほど走って15時40分にトイレタイム。レストハウスを借りる。トイレの数が少ないというので、わざわざ1室をあけてくれた。ここでパパイヤの木やジャックフルーツという物をみる。ジャックフルーツは大きな実で、初めて目にした物だ。と、突然の雨。スコールだ。あわててバスへ戻る。少し走った所でまたバスが止まる。今回は(16時5分)ジャックフルーツの試食タイムということだ。フルーツの女王ということで、スリランカでは重宝されており、勝手に木を伐採したりすることはできないのだそうだ。味はといえば、ちょっと酸っぱい感じで、一口口にすればいいかなという程度の物で、だいぶ残してしまった。

 またまたバスは止まる。今度は滝の見学タイム。16時30分〜40分までの10分ほどだが、ここも観光スポットらしく地元の人もたくさん来ていた。滝の名前は「ラーワナーラ」。叙事詩ラーマナヤに縁のある滝らしい。落差が210mもあるという見応えのある物だ。滝の支流のような所では体を洗っている人たちもいた。

 17時25分〜40分バンダバラエラという街の紅茶の店でトイレ休憩。お土産に買っている人もいたが、我々はまずは市場調査にとどめた。

 その後、バスはどんどん山の中へと入っていく。と、19時頃から深い霧が立ちこめ始めた。前は全く見えない状態になり、はらはらどきどきが続いたが、スピード狂かと思われる運転手さんもさすがにここは慎重だった。霧の隙間から時々お茶畑が見えるようになり、目的地へ近づいていることが分かるようになった。ようやく19時20分霧の中にホテルが現れて、一同ほっと胸をなで下ろした。到着だ。ここもウエルカムドリンクあり。

 20時から夕食。今日もビュッフェ。このホテルには、やはり明日キャンディーを目指すのであろうか、日本人観光客も見られ、またその他諸外国の観光客も相当数いて夕食時も結構ごった返していた。

 22時には就寝。

【ホテル】 グランドホテル 257号室
 バスタブ バスタオル タオル 石けん シャワーキャップ