第一日目:2002年12月25日(水)

○年末の仕事を切り上げて・・・
 仕事を終えて、早めに帰宅。すっかり準備は出来ているので最終確認というよりも心の準備のためといってもいい。が、順さんは横になるとすぐに寝息を立ててしまった。何のために早く帰ってきたのかわからない。目が覚めてから、今日のルートと出発時刻を確認して、家を出る。

○浅草橋から京成の特急で
 今日のルートは、浅草橋から京成の特急に乗る初めてのコース。乗り換えが少ない上に安いというので選んだ。ただ、座れるかどうかの確約がないので、そこが不安。そのためにラッシュをさける意味で少し早めに出発。その甲斐あってはじめから座っていくことが出来た(やや強引なところもあったが)。

 成田へ着く頃には電車内はがらがら。空港も同じように人影は少ない。我々の便がここから出発する最終便であることが理由かもしれない。かなり早く着いたにもかかわらず、既に旅行社の係員は来ていたので、すぐに手続きをした。ここは団体の手続きが可能なようで、ここでカウンターに並ぶ必要はないというので、今日一日何も食べていない順さんのために空港内のマックへ行く。以前と場所が変わったようでうろうろしてしまった。閉店間際ということで、店内で食べることかなわず、受付カウンターの近くへ戻って食べた。

○出国手続&搭乗&離陸
 やっと全員が揃って、荷物を預けて出国手続きを済ませた。いつもなら今度の利用旅行会社はここでガイド用のイヤホンを一人一人に手渡されるのだが、今回は無し。いいのかなと思いつつも出発ゲートへ向かう。
 17番ゲートから21時25分搭乗開始というはずだったが、延期につぐ延期で、乗り込めたのが40分だった。座席は20AとB。窓際だ。本当は通路側が良かったのだが、なんと申込者名簿のトップに我々の名前があるので(多分、ツァーを申し込んだのが一番早い)、こうなったのだろう。長い旅の場合は、出入りが自由な通路側が一番いいのだが、仕方ない。隣の人の様子を見ながらトイレや散歩に出ることにする。22時30分、搭乗機がエプロンを離れる。43分離陸。さようなら日本、戻ってくるときは2003年の日本だ。
 23時頃から飲み物サービスが始まったが、これがまあのんびりしたもので、我々の元へ到着したのは30分も後のこと。則はシャンパンを、順さんはコカコーラをもらう。それからすぐにお休みタイムといきたいところだが、次は食事が出るのでそれまでは眠る訳にもいかず、眠い目をこすりながらうとうとしていた。

 これから長い長い往路の旅の始まりだ。


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