2005年12月30日(金) |
9.1 朝3時半から朝食ということだが、早めに行ってみると開いていた。ヨーロピアンスタイルなのでおかず的な物は何もなかったが、食べられるだけいい。今日も寒いので、ヤッケを上下とも着込んで防寒した。修正された今日の予定は右の通り。 朝から360qの道のりを走り、ムッカラへ向かう。 |
9.2 出発 4:12 四駆5号車![]() 周りが見えてくるようになると、また何もない世界の中にいる事がわかる。本当に何もない。その中を舗装された道路が走り、そこを我々の車が走る。こんな時間なので我々だけかと思えば、時たますれ違う車がいるのは驚きだ。幹線道路なのだろう。 |
9.3 ビューポイント 7:22〜7:30![]() さてビューポイントはまたもや崖の上。端までは怖くていけないが、下の道路を見るとかなり高いことがわかる。そこで、5号車の運転手が、 ![]() 車に乗ると、運転手が今撮った2枚を明日くれという。彼には前にもあげたのだが、それをとても大事そうに運転席において、時々出しては見ているので、それほど喜んでもらえるならとOKした。といって、彼だけにあげるわけにはいかないので、全員の枚数が合うように計算をして撮ることにした。 |
トイレタイムというより運転手達の朝食タイムだろう。我々も特大ホムズのご相伴にあずかった。焼きたては美味しい。紅茶は相変わらず甘すぎて口を付けただけで残してしまった。 |
9.5 8:47〜9:03 海![]() 砂を踏みながら海の方へ歩いていくと、いくつもの穴と不思議な足跡が点々と続いている。カニかな、と思って棒で穴をつついてみたが何も出てこなかったので違うのかと思っていると、突然後から「カニだ」という声がしたのでそちらへ行ってみた。いたいた。それもかなり大きなカニで、握り拳ほどの大きさがあった。目を上げてみると先ほどの穴ではなく、小さな小山のようになっているのが、このカニの巣だった。 |
当初11時発ということでホテルを出たのだから、この位余裕を持って空港に着くのはよしとしよう。運転手達はこれからサナアに向けての出発となる。明日の朝にはホテルに迎えにくるというのだから、先日のアデン〜ムカッラよりもかなりのハードスケジュールになる。 |
機内に入ると既にたくさんの人がいた。待合室の人が少ないので、これはガラガラだと思っていたのは大きな間違いだった。席を探してどんどん前に行って(乗り口は後)、ようやく窓際の2人席をゲット。それからすぐに飛び出すのかと思っていたら、ずっと待たされてようやく飛び立ったのが乗り込んでから40分以上もたってからのこと。 |
9.8 スーツケース届かず<6>空港で、ようやく残り二つのうちのひとつのスーツケースを確認することができた。これはひょっとしたら、今頃マーリブにあるわけだから、この持ち主の判断は正しかったことになる。前にも書いたように、あくまで持ち主の判断であって、旅慣れているであろう添乗員の判断ではない。残りの一つは、ドバイにあるとの説明だが、今になって「タグがとれた」みたいな説明をしていた。もっとも、これも後で覆ることになる。 |
ほぼ一週間ぶりのサナーだ。空港から荷物をピックアップする際に、あの悪夢がよみがえる。「スーツケースは私たちが確認しますので・・・」と2度則は添乗員に言われたが、その他の人も幾人かは、自分たちでスーツケースをピックアップしていた。自らの手で確認しないと信じられない状況にあるのだと言うことを、添乗員はこの場でも理解していない。今度は間違いなく届いたスーツケースを受け取って、バスでの観光となる。 |
9.10 ブルーム地区![]() ところで、この写真を翌日ガイドさんにおそるおそる差し上げた。でも、存外喜んで受け取ってくれた。この国ではまだまだ写真というのは、日常的なものではないらしい。帰国して、NIKONがフィルム(銀塩)から撤退するとのニュースが流れたが、ひょとするとこの国の庶民にとっては銀塩のカメラの時代はなく、歴史は推移するのかもしれない。 |
そこから少し走ったのだが、その道が雨期には川になるところだそうだ。その時期用に橋も架けられている。今は全くそんな面影はない。今度は歩いて町を見学すること ![]() でも結構フレンドリーで、写真も撮らせてくれた。ただ中は蒸し風呂なので、レンズが曇ってしまった。 |
9.12 ホテルの屋上今はホテルになっている建物に、見学のために入る。![]() やっと上に着くとそこからの景観は素晴らしい。360度、町を一望できるのだ。上から見ても、下から見ても、この町は美しい。 何本かあるミナレットの中で、白い2本のミナレットがきれいで印象的だった。遙か遠くには、トルコのモスクをまねて6本のミナレットを建築中というのが見えた。 屋上の場所は狭くて、我々ともう一つの団体で一杯になってしまった。 |
旧市街のスーク。すごい。何がって、店の数も人の数も半端じゃない。ものすごい賑わいだ。 |
ロビーも部屋もゆったりしたホテル。バスタブも大きくてゆったりと入って気持ちよかった。 |