2006年1月3日(火)

関西空港(1845)EK 6252・JL1316(1957)羽田空港

13.1 機内で  EK6252(JL1316) 18AB (02:50発 16:40着予定便)

 12時にホテルを出発して12時10分には空港に着いた。今度は出国手続きとなる。それらを全て終えて機内に乗り込んだのは2時30分頃。もう眠くて仕方がないので離陸をはっきりと確認することはできなかったが、多分3時頃だと思う。それから1時間ほどすると軽食が出された。
 日本を意識してお寿司と菓子パンだったが、あまり美味しくはなく殆ど残してしまった。それでも少し目が冴えてしまったので映画を1本見た。「チャーリーとチョコレート工場(2005)」。なかなか面白かった。それから少し寝た。
 ここから日本時間。+5時間となる。
 目を覚ましてからまた映画「ヴィレッジ(2004)」と「Mr.&Mrs.スミス (2005)」を見る。いずれも宣伝で見てみたいと思っていた映画だ。比較的新しいのをやるので、映画館へ行く必要がない。しかも日本語吹き替えなので嬉しい。
 3時30分に朝食となった。メニューは、日本食とオムレツ。一つずつもらった。
 16時45分、関西空港着陸。そこでスーツケースを、この旅行社の契約運送会社に預けて、次の羽田行きのカウンターへ急いだ。

13.2 国内移動  EK6252(JL1316) 15JK (18:30発 19:35着予定便)

 予定便の到着が遅れたので出発も15分ほど遅れると案内があった。異常気象がまだ続いているらしい。それでもそれほどの遅れもなく19時15分には離陸。19時57分には羽田に着陸した。

13.3 帰ってきて

 ようやく帰ってきた。長い旅だった。スーツケースが出てくるまでは旅の楽しさも半分だったが、それ以降は楽しむことだけに専念できたので、前半より後半の方が印象深い。といっても、後半も交通事故やら観光中止などトラブル続きだったが。
 最後の夜に、どこのホテルが一番よかったですか?と聞かれても、前半の方はお湯が使えたとかいう判断しかできなくてあまりいい印象はなかったが、それもそのはずでその頃は洗濯に追われて部屋の善し悪しを味わう余裕がなかったのだ。だから答えはシェラトンとなったが、質問した人は我々のようなことはなかったので、全てのホテルを十分に楽しめたようだ。(マァ旅行者が他人を気遣う余裕がないのは仕方がない。)
 最後の最後までついていなかったのは、帰りに夕食によった食堂で、「今日は早じまい」と、夕食にありつけなかったこと。更にそれなら弁当にしようと、少し戻って注文したら、しばらくして内やら店員が話す声。何のことはない、ご飯が一食分しかないんだって。どこまでもついいていない、今回の旅を総括するような、旅の終わりだった。
 さて今回の旅行は、「物のなさ」と「銃の危険」という日本では絶対に体験できないことを体験した。それも旅の面白さだと言えば言えなくもない。その意味では、命があったので、いい体験ができたということなのかもしれない。
 ちなみに、関空で預けた荷物は翌朝9時過ぎに自宅に届いた。日本はいいなぁと、実感した。

13.4 危険情報

 (海外安全ホームページより)
イエメンに対する渡航情報(危険情報)の発出(2006/01/04)
2.地域情勢
(1)サアダ州、アル・ジャウフ州、シャブワ州マアリブ州
  :「渡航の延期をおすすめします。」
(ロ)アル・ジャウフ州及びシャブワ州は、サアダ州と同様にテロリスト等との繋がりがあるとされ、米国寄りの姿勢を強めるイエメン中央政府に対する反発感情も強く、政府のコントロールが及んでいない地域と言われています。また、これらの地域では、銃器を使用した部族間抗争も頻発しています。なお、シャブワ州では2005年8月8日、スペイン人旅行者が何者かに誘拐される事件及び同年12月28日、ドイツ人旅行者旅行者家族5人が武装グループに誘拐される事件が発生しています。
(ハ)マアリブ州においては、部族による外国人の誘拐が頻発しています。部族社会の色濃く残る同州では、過去にもイエメン政府に対する「取引」の手段として、誘拐が頻繁に行われていました。その後、政府が厳罰措置をもってのぞんだ事が奏功し、過去数年間誘拐の発生は報告されていませんでしたが、2005年末以降、スイス人、オーストリア人、イタリア人旅行者が、相次いで武装した部族グループに誘拐されています。同州は、アル・ジャウフ州やシャブワ州と同様に、政府のコントロールが完全には及んでいない地域と言われています。
(ニ)マアリブ州の一部においては、サアダ州等と同様、依然としてテロリスト等との繋がりが指摘されているため、引き続き注意が必要です。
(ホ)つきましては、これら3州に渡航・滞在を予定されている方は、いかなる目的であれ渡航を延期することをおすすめします。