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2009年2月28日(土)
所沢(1052)=<ちちぶ11号>=(1148)西武秩父・・・マイクロバス・・・秩父フルーツファーム・・・マイクロバス・・・西武秩父(1444)=秩父鉄道=(1445)秩父・・・秩父神社・・・まつり会館・・・秩父(1403)・・・(1610)ホテル
                         宿泊 : ナチュラルファームシティ 農園ホテル 518号室

1−1 出発

 久しぶりに我が家限定の旅行になる。そもそものきっかけは、noriの職場の行事に便乗したのだ。今日はそちらへのおつきあいとなる。
  秩父集合というので、まずは所沢まで普通電車で行き、そこからは特急に乗った。一寸した贅沢だが、時間短縮というのが一番の理由だ。これなら乗り換えも少なくて済む。
 寒いだろうと対策はしたつもりだったが、思ったよりも寒い。

1−2 イチゴ狩り

 総勢80人からの団体で、大変だと思ったが、いちご園はかなり広くて混雑感はなかった。ここは温室になっているので25度くらいあるそうだ。暖かくてよかった。
 始めに一通りの説明を聞いていざイチゴ狩りへ。以前やったのとは違ってここのは地面に這うようになっているので、取るのには腰をかがめなくてはならずそれが一寸きつい。また、ミルクもなく直接イチゴのみを食べるのも違う。イチゴの食べ方も違う。ここのはへたを取ってへたの方から食べると美味しいというので、はさみを持たされた。
 取って口にすると甘くて美味しかった。なるほどこれならミルクはいらない。次から次へと口へ運んで、結構おなかがいっぱいになった。ゆうに市販されている一箱以上は食べたに違いない。

1−3 昼食

 昼食はバーベキュー。屋外かと思っていたら、座敷でのバーベキューだ。四角い石の上で食材を焼くようになっている。向かい合わせで4人で1卓だが、noriの知り合いの人なので話ながら食べることになった。
 団体の食事なので、そんなにたいしたことはないだろうとをくくっていたら、いやいや結構な質と量だった。食べるだけではもったいないので、自主的にビールを1本。イチゴで結構おなかがいっぱいだと思っていたが、それとこれとは別腹のようだった。美味しく食べた。
 ここで団体行動は終わり。後は自由となる。帰宅する人が殆どのようだが、我が家は、これからまだ明日もここに残る。

1−4 秩父神社

  食事が終わりに近づいたので店の人に聞くと、14時25分にマイクロバスが出るというので、急いでマイクロに乗り、西武秩父まで送ってもらう。ここでjunがホテルに電話をして、16時10分に秩父駅に迎えに来てもらうように依頼する。その上で、御花畑まで歩いて、一駅だけ乗って秩父に出る。
  秩父神社と言えば「秩父の夜祭」で有名な所だが、結構由緒ある神社なのだ。平安時代の頃の創建らしい。現存するご社殿は、天正20年(1592年)に徳川家康が寄進したもので、江戸時代初期の建築様式をよく留めている。といっても、埼玉県の有形文化財に指定されているにとどまっている。ただ、四方に彫られている彫刻群は見事だ。左甚五郎作と言われる「子宝・子育ての虎」「つなぎの龍」と他に「北辰の梟」「お元気三猿」「瓢箪から駒」が代表的なものだ。左の写真は「つなぎの龍」、第15番札所少林寺近くにある「天ヶ池」に住み着く竜が暴れたときには、この寺の龍の彫刻に水溜まりが出来たので、それで鎖でつなぐと不思議に龍は再び顔を出さなくなったという言い伝えが残っている、その彫刻。
 ちょうど本殿で祝詞をあげてもらっている人がいたので、それに便乗してお参り。願い事だが、いつも決まっている。「家内安全」「健康長寿」「夫婦円満」・・・これが我が家の三大願い事だ。

1−5 秩父まつり会館

   ここでは秩父の夜祭りに使われる、夜祭の屋台1基と笠鉾1基の山車が展示されている。まあ殆ど時間つぶしに行ったのだが、誰もいなかったので、貸し切り状態だった。我々のペースに合わせて映像やらを流してくれる。
  実際の12月に行われる祭りをそのうちに是非来てみたいと思いながら、秩父の駅へ戻った。

1−6 ナチュラルファームシティ農園ホテル

    ホテルの送迎バスに秩父まで迎えに来てもらった。山の上に立っているので、ホテルだけしかないのかと思ったら、そこもひとつの集落が出来ていた。
 ホテルは二つに分かれていて、我々が止まるのは別館。フロントからはかなり歩く。別棟と言うよりは全く別の建物。まるでマンションだ。しかし安いのだから文句はない。その5階に部屋がある。一番端っこ518号室だ。それだけに見晴らしはいい。おまけにベランダ付きだ。
 部屋に入ると和室部分が少しあってこたつもある。ベッドは狭い階段を上がった所にあるロフト形式。夜トイレに起きるのが面倒だなと思った。
 ここは一応大浴場がある。ただ、鉱泉のようで純粋の温泉ではないし、少しカルキ臭があった。

1−7 夕食

  風呂に入ってもまだまだだいぶ時間があったので、noriは階上のベットで、junはこたつで少しばかり眠ってしまった。
 さて夕食は部屋の料金に関係なく同じ物になっている。ビュッフェスタイル(バイキング)だからだ。50種類もあるという触れ込みどおりで、大満足。ワインも1本。お陰で食べ過ぎてしまった。