平成22年8月22日(日)

2010年8月22日(日)

3-1 朝

 起床はいつもと同じく5時。健康チェックをしてから荷作りをしたりして過ごす。
6時半からという朝食の時刻より少し早めに行ってみたが、もう構わないというので、昨日と同じく窓際の席に座った。
 朝の内容もよかった。食べ過ぎにならないように気をつけながら盛りつけてきた。
 食事の後、今日の昼食を買いに近くのコンビニに行った。
 雨が降ったり止んだりのあまりぱっとしないお天気だ。
 今日は襟裳岬まで走る。かなりの長丁場になる。
 今日もバスの座席は後ろをゲット。この頃になると他の人も後ろへ攻めてくるようになっていた。8時、釧路ホテル発。

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3-2 道中

 3日目ともなると皆さん疲れも出てきて、ガイドさんが話しているときにも寝ている人が多くなってくる。が、我が家は写真を撮るのに忙しい。
 すでに何度も来ているところなのだが、何となく風景が面白い。
 といっても今日も駅舎であったり、川であったり、看板であったりと被写体になる物にそう変化があるわけではない。
 途中、鍛高譚の看板を見つけたので、何で?と思いながらシャッターを切ると、この近くに鍛高山というのがあって、そこから名前をつけたのだという。何でも写しておく物だ。
 それから街によって、街頭の形を工夫している。バスのすぐ横にあるのでなかなかいい写真は撮れないのだが、これも町おこしの一環なのだろうか。

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3-2-1 うらほろの道の駅でトイレ休憩(0912~0935)

 この辺り、国道336号線は昔ナウマン象が見つかったことからナウマン国道と呼ばれるとか。
 道の駅は今回かなりお世話になった。最近充実してきているらしい。

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3-2-2 広尾

 途中の広尾の街はサンタの街。街頭もクリスマスツリー、ガソリンスタンドのシャッターにもサンタ。街ぐるみで盛り上げている。
 そういえば、霧多布のセンターでもそうだったが、ここでも美容院の入り口にさえ、「履き物の消毒にご協力を。」という張り紙がしてあった。酪農王国の北海道としては、なんとしても口蹄疫の侵入を防ぎたいところだろう。
 その街の公衆トイレでトイレストップ(1050~1100)。移動中に公衆トイレを使うというのは珍しいが、きれいに整備されていた。

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3-2-3 黄金道路

 ここからしばらくは黄金道路と呼ばれる国道になる。黄金が出たわけではなく、この道路を造るのにものすごくお金がかかった、まるでお金を敷き詰めたようだというところから名がついたそうだ。
 そこから少し黄金道路を走ると、「フレベの滝」があった。何筋もの滝が落ちているのだがそれらを総称している。始めの滝から最後の滝まで100m程度あるそうだ。
 波のある海といえばサーファー。ここにもいた。
 鮭の遡上時期といえば釣り人。やはり沢山いた。
 そしてまた当然のように「○○岩」というのもあった。

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3-2-4 昆布

 黄金道路を終えた辺りから、昆布取りだろうか、海で働く人の姿が目につくようになった。
 と、その昆布を干しているところもあった。
 旅をする楽しみの一つは、こうしてその土地の人の働く姿を見ることにある。
 どんな所でも人は力強く生きているということを実感する一時だ。
 襟裳岬に近づくとしばらくは植林地の中を通る。

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3-3 襟裳岬(1148~1320)

 ようやく岬に着いた。
 オプションの昼食を頼んだ人はここで昼食となる。我が家は朝コンビニで仕入れた弁当を持って岬の突端まで行った。
 岬と言っても何があるわけではなく、普段吹きまくっている強い風を体験するくらいか。が、生憎なのか好都合なのか殆ど風が吹いていない。もしその強い風を体験したければそのように作られた施設「風の館」があるのでそちらへ行けばよい。
 そうそう、襟裳岬の碑が二つあった。島倉千代子のと森進一のもの。
 弁当を食べ終えてから、ここにいるというアザラシを探したのだが、全く見られなかった。
 仕方ないので、下の方へ続いている遊歩道を通って、更に先端まで行ってみた。
 天気もよくなっていたので、水平線もよく見えた。
 アザラシ探しをあきらめたjunは、花写しに転じた。ナデシコや釣り鐘人参が沢山見られた。トリカブトも盛りのようだ。予想外だったのはマツムシソウを見られたこと。始めはほんの1輪程度しか見られなかったのだが、灯台の周りを回っていると沢山生えているところに出た。自然でこんなに群生しているのは初めて見た。

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3-4 道中

 しばらくは来た道を引き返す。
フレベの滝を見、広尾の街を通り抜け、面白い街灯や看板、花が満開のそば畑などを見ながら忠類という街へ入った。

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3-4-1 道の駅 忠類 (1436~1450)

 突然マンモスが現れた。
 ここが道の駅。トイレ休憩だ。
 それぞれ地方色を出そうと皆頑張ってるなあ。
 その後も農作業をしている人や長芋畑を見ながら、次の観光場所へ向けて走る。

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3-5 十勝ヒルズ(1533~1620)

 ここは初めて知った。最近のガーデニングブームに乗った新たな観光場所の一つなのだろう。
 季節に即した植物を栽培して客を呼んでいるようだが、時期が悪いのかあまり感激するほど咲き誇ってはいなかった。
 ただ、これも最近はやりのブルーサルビアを始めとしたサルビア類が最盛期のようで一角を占めていた。
 他にも何種類かの花が咲いていた。姫リンゴも真っ赤な実をつけていた。
 ただそれよりもすばらしかったのは、ここから見える山並みだ。
 ちょっと雲がかかってくっきりと見えないのが残念だが、青空だったらもっと心を奪われただろうと思う。

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3-6 帯広六花亭81640~1715)

 次の訪問先は観光ではなく買い物。
 noriはここでお土産を買うことを始めから決めていたので、動きは速かった。
 しかし係の子が研修生と言うこともあって、一つ一つ「聞いてきます」と言ってその場を離れるのでなかなか手続きが進まず、結局は慣れた人に変わってもらった。
 ようやく手続きを済ませて、本当ならサービスのアイスクリームをもらえるはずだったのに、品物がなくなったと言うことでもらえなかった。さっさと手続きしてくれればあったかもしれないのにと恨めしく思った。
 仕方ないので、ここでしか売っていないというお菓子を買って、サービスになっているコーヒーとともに頬張った。なかなか美味しかった。

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3-7 十勝川温泉ホテル着(1740) 十勝川国際ホテル226号室

 今夜の宿の十勝川温泉というのは、モール温泉という日本でここにしかない温泉だそうだ。
 温泉街もあるらしいが、我々が泊まるのはそこから離れた一件宿とのこと。
 確かに畑の中にぽつんと建っていた。
 ホテルに入るとウエルカムドリンクならぬウエルカムぜんざいが振る舞われた。美味しかった。
 部屋は和室。典型的な日本旅館という感じだ。

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3-7-1 温泉

 荷物を置いて早速温泉に行った。
 ここはモール温泉というのと、ラドン温泉というのがある。この二つを組み合わせて入ると癌にもいいのだそうだ。ただし、ラドンの方は熱いので注意してくださいとあらかじめ添乗員さんから話があった。
 モール温泉は茶色がかっていてちょっとぬるぬるした感じがしたが、いかにも温泉という感じだ。内風呂と露天がある。掛け流しなので湯量も豊富でゆっくりと使った。
問題のラドンの方は中にも確かに注意書きがあって、10分以上は入らないようにとあった。が、男の方は10分どころか3分も入っていられなかった。
 女の方は、junはこの時には入らなかったのだが、後で入ってみるとちょうどよい温度でゆっくり長く入ることができた。
 癖になる温泉だ。湯質もいいように思った。

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3-7-2 夕食

 夕食は今回初めて定食だ。
 これでもかというように長芋づくし。
 ジンギスカンの添え物も長芋。漬け物も長芋。定番の長芋おろし。
 1年分を食べたというほど多かった。その合間に女将の挨拶があった。やはり日本式だ。
 でも、昨日までの2日間がよかっただけに、この日の夕食はちょっと不足感が残った。
 部屋に戻ってまた軽く一杯。
 この日の走行距離 348km。

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