平成22年10月16日(土)

2010年10月16日(土) 

1-1 館山へ

 今回の旅の目的は「第29回南総里見まつり」を見に行くこと。それも、珍しくツアーではない。
 なぜなら、アウトソーシングをした福利厚生制度の恩恵にあずかって、館山を訪れることにしたところ、偶然にも祭りがあることを発見、その日にちにあわせてゆくことにしたためだ。最近この関連の施設によく泊まる。
 館山へは、鉄道で行く方法、バスで行く方法、鉄道+バスで行く方法と選べる。房総線を使って特急電車で館山に行くか、東京駅からの高速バスを利用するか、千葉までJRででそこからバスを利用するかである。今回はバスで東京駅から出発した。
 バスは30分毎に出ている。館山に昼に到着するように家を出たが、その前のバスに乗れるくらいの時間に東京駅に到着してしまった。繰り上げようかと切符売り場に行ったが、混雑していて間に合いそうもないので、用を済ますなどして東京駅の地下街をぶらついて時間を過ごした。
 驚いたことに、東京駅のバスターミナルはいくつもあって、そのほとんどが10分おきに各地へ出発している。したがって、我々が乗るバスも7~8分前に到着し、すぐに出発した。10時20分発の房総なのは名郷。。館山までは2時間弱の乗車。少し混雑している一般道を品川方向に走り、京橋ランプから首都高にのった。
 レインボーブリッジを渡り、フジテレビ社屋を回るようにして、アクアラインへと進む。10時50分、東京湾アクアトンネルに入る。「非常に空いている」と感じた。土曜日でも、時間帯なのか、シーズンオフのせいなのか、高速は存外空いていた。10時58分には橋部分に出て、海ほたるを背にして走る。11時2分には館山道へ。
 11時45分には、富浦を降りる。館山道はここまでしかない。この先伸びるのかどうかわからないが、一般道へ出ると、バスはいったん館山とは反対方向に進む。11時51分、館山枇杷倶楽部に到着。そこから引き返し、一般道を館山方向に向かう。11時10分、ほぼ定刻に館山駅到着。あっけないくらいに、館山に降り立った。

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1-2 館山駅にて

 バスの中の案内で、JRバスに乗り継ぐ場合には、その料金は200円になる乗継券を配るというので、それをもらってっから降りた。駅前には旗がはためいていたが、まだまだお祭り気分という感じではなかった。乗継券の恩恵に預かろうと、洲崎灯台へ行こうと考えた。とりあえず観光協会の事務所を訪ねて明日の祭りのパンフレットをもらう。ついでに洲崎灯台に行こうと思うが、食事する場所があるかと聞くと、お土産物やさんが一軒あるだけで、食事は期待できないというので、館山駅で食べてから向かうことにした。ついでに、観光協会で食事の場所の地図と、おすすめを聞いた。次にバス停に行き、バスの時刻表をもらい、ロータリーの反対側にある店に向かった。
 福岡という名前の店は、直に見つかった。お昼のセットを注文したが、初めにそばで出てきた。そして、刺身4種、ひじきの煮物、焼き魚、お新香、味噌汁、ご飯という豪華版であった。記憶があやふやだが、1300円くらいだったかと思う。ゆったりとバスの時間まで過ごした。

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1-3 洲崎灯台

 13時30分、バスに乗って洲崎灯台を目指す。滞在時間は30分弱だから、バスがちゃんと動いてくれればと思っていたが、その心配は無用だった。明日行く予定の神社の前を通り、しばらく走ると、海岸沿いをバスは進んだ。バス停に着いてみて、初めて気がついた。ここは来たことがある!来たことがあるということは、道がよくわかっているということ。ほとんど人通りのない道をたどり、灯台への階段の脇に出た。なるほど小さな店が一軒そこにあった。バスを降りて10分弱で灯台の下に出た。あまり今日は眺望がよくないが、大島までも見渡せるという。記念写真などを撮って、再び洲崎灯台前のバス停に戻った。帰りのバスもほぼ定刻にやってきた。岐路は、高速バスの切符を見せればやはり200円に割り引いてくれると言うことだったので、しっかり見せて降りた。15時少し前に館山駅に戻った。

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1-4 ホテルへ

 ホテルは館山駅のメインの東口ではなく、海岸側の西口から徒歩数分のところにある。15時をほんの少し回ったところで、ホテルに到着した。このホテルのチェックインタイムは15時からだから、よい時間である。手続きをして二階の「かもめ」という部屋に入る。
 宿についてもやることはないので、とりあえず風呂で汗を流すことにした。ここは残念ながら温泉ではない。にがりが入っているということだが、舐めてみたが味があるわけではなかった。お客の数も少ないので、大きくはないがゆったりと湯船につかることができた。
 湯に入ってしまえばもうやることはない。サワーのロング缶を買って飲んで、横になった。このホテルは、格安のため、布団も自分で敷かなければならない。まぁそれは納得ずくで泊まっている。6時の夕食までは間がある。部屋からは太陽が沈むのが見えたが、あいにくと水平線近くには雲がかかっていて、残念だった。

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1-5 夕食

 メインは牡蠣鍋だった。酒を飲んで下さいと言わんばっかりのメニューだった。それに殉じて日本酒を頼む。これもチケット販売だ。
 食事も我々には適度な量で、十分に楽しめた。館山(房総)名物の大きめの寿司も二カン程出た。
 もどれば、自分たちで敷いた布団が待っているだけだ。そのまま寝てしまったが、12時近くに目を覚まし、その後は眠るのに苦労をした。

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