○夏の終わりのアラスカ(2004年8月23日〜29日)

8月26日
 【マタヌスカ氷河観光 MATANUSKA】 終日

【巨大な植物】 10時〜10時25分
 氷河の上を歩くという楽しみを抱いて出発。大型車が入れないというので、2大のバスに分乗した。
 途中、パーマーという町のビジターセンターで休憩。そこでは氷河から流れるモレーンという栄養分たっぷりの土のおかげで巨大な植物を育てていた。30kg以上のキャベツとか巨大なひまわり、ズッキーニなど驚く物ばかりだった。ただこれらは展示するためにだけ育てている物で、実際にはもっと小さい食べ頃に収穫しているとのことだった。


【マタヌスカ氷河】
  更に30分も走ると遠目に氷河が見られるようになってきた。期待はどんどん膨らんでいくのに、なんたること雨が落ちてきた。
<マタヌスカ氷河展望台>11時35分〜11時50分
 氷河全体を見渡せるビューポイントがあるのでそこでまず休憩ということになった。トイレもあったが、何と多分ボットン便所。穴が深くて日本のそれとは違って底が見えないくらい深い。
 この頃になると雨は上がった。空には重い雲が広がっているが、とりあえず雨が落ちていないだけラッキーと思わなければ。
 そこからはきれいに氷河が見て取れた。今からあそこに行くのだと思うと興奮してくる。
<手続き>12時〜12時30分
 入口までバスで行ってそこで受付の手続きを済ませた。ここで1枚の書類にサインさせられたのだが、それは転んだりしてけがをしても一切責任を負わせるようなことはしません、というような内容になっている物。要するに自己責任で行きますということのようだ。
 ゲートを通って、その先の駐車場まで行こうとしたのだが、途中の川の橋が臨時にあつらえたような物だったので大事をとって車はそこまでとし、後は歩くことにした。
 が、そこは黄葉が真っ盛りとなっていて歩かなければ味わえない景色が広がっていたので、誰も文句を言わなかった。
<散策> 12時35分〜14時30分
 駐車場に着くと本当にすぐ目の前に大きな氷河が広がっていったので、みんな大きな歓声を上げた。しばらくは靴のまま土の上を歩いて氷河へ向かう。途中、水たまりのような所があってそこの泥がきめ細やかでお肌によいとのこと。要するに泥パック。ただ誰もやった人はいなかった。
 そこから少し行っていよいよ氷河の上に出ることになり、靴に滑り止めをつけた。我が家は持参したマイアイゼンをつけて歩き始めた。(13時25分)
 まさに氷の上。太陽が出ていたらきっとキラキラ光ってきれいだろうなと思うが、雨が落ちていないだけよしとしよう。そんな気持ちでスタートしたが、歩いているうちにそんなことは何処かへ行ってしまって、氷の上にいるということだけで興奮した。歩いても歩いても当たり前だが氷。途中にクレパスがあったが、本当にきれいな青色(グレイシャー(氷河)ブルー)だった。
 落ちないようにと注意しながら先に進んで行った。則は勝手に歩き出して小高い丘のような所に上がっていって、なかなかいい被写体になった。
 ガイドの中川さんはもう少し先へ行くつもりだったようだが、この大勢の人数をまとめるのが大変だということで、本当はアイスプールも視野に入れていたようだが、その丘で引き返すことにしたようだ。実際、我々がその丘で十分に楽しんでいたにもかかわらず、そこまで到達しない人が約三分の一もいたのだから仕方がない。
 興奮もやや収まって帰るときに気が付いたのだが、歩くたびに氷がギュッギュッと音がする。氷がつぶされる音かと、ここまで育ってきた自然を壊している自分を思った。
<昼食>14時55分〜15時40分
 もう一度帰りに黄葉を楽しんだ後、先ほど休憩した展望台でお弁当をとることにした。今日はお弁当といってもサンドイッチではなく「幕の内弁当」。日本で見慣れたアレだ。全く同じで日本人の需要が多いことを伺わせた。

夕食19時30分〜
 途中で土産店に立ち寄ってから我々は歩いてホテルまで戻ってきた。そのころから雨がひどく降り出してきて、夕食の時には本降りになってきた。明日の回復を願いつつ、ロブスターの夕食に舌鼓をうった。