ブルガリア旅行記 ネセバル自由時間

5.6月1日(金)3/3 ⑩ネセバル自由時間(快晴)

起床(0600)散策(0700~0730)朝食(0730)散策(0805~0830)ホテル発(0900)旧市街(0905~1637)<考古学博物館(0905~1047)旧市街ガイド付き観光(1047~1410)旧市街自由散策(1410~1637)>買い物(1705~1717)ホテル着(1730)宴会(1845~2100頃)就寝(2200頃)

5-10 旧市街観光その4(1444~1637) 自由時間

 その後再び聖ソフィア教会へ戻り、集合写真を撮って解散。自由時間となった。
 ところが地図一枚くれるわけでもないので、結構苦情が出たが、添乗員はどこ吹く風だ。
 全く今回はこういった、痒いところに手が届くようなサービスは一切無かった。
 我が家はあらかじめ調べた地図を持っていたし、noriがタブレットに地図を読み込んで持っていたので何とかなりそうだ。

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5-10-1 郵便局

 初めに郵便局へ行った。
 ロシア語の分かる元特派員の人も日本までの葉書は1レフで大丈夫といっていたので、その分の切手を貼って出しに行ったのだ。
 ポストが分からずウロウロしていると、外にいたおばさんが声をかけてきて、葉書を見てこれでは駄目だという。中に連れて行かれて自分で切手売り場へ入っていったので、どうやら郵便局の人らしい。そこで身振り手振りで話をして、どうやら日本までは2.1レバかかるらしいということが分かった。そこで5枚分の不足分を払い、更に後5枚出すのでその分の切手も購入した。
 ところがその後行った人は2.5レバだといわれたという。
 後日他の人とも話を合わせてみると、1.4レバと言われた人や1.7レバと言われた人など、行くところによってまちまちだった。添乗員に聞いても確かなことは分からない。といって、この人自分で確かめようという気も全くない。どこでも郵便局の場所を教えるだけだった。
 帰宅後、この日の郵便が4枚だけ届いた。貼り付けてあった切手は1.4レバ分だった。差額はおばさんの懐だろうか。何ということだ。(残りの1枚は後日、届いた)
 その後インフォメーションセンターを探して歩いたが結局見つからなかった。町の人に聞いても分からなかった。

5-10-2 再びパントクラトール教会 (~1502)

 郵便局の前の広場に面してある。無料だと言っていたので入って見ることにしたのだが、看板を見ると有料だった。それでもまあ入ってみるかと受付に行くと、3館共通券があるがどうか?と聞かれた。後のことは分からないので、ここだけの券にした。3レバ。どうも、ガイドも添乗員もいい加減な連中だ。
 ここはアートギャラリーとして使われている。今回は古地図が展示されていた。古いらしいと言うことだけは分かった。他にも墓碑とか石棺が置かれていた。
 昔の教会の面影も少しは残っていたが、わざわざ入ってみるほどの物では無かった。やはりここの価値は、その外観だろう。

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5-10-3 ローマ劇場(1506~1516)

 再び聖ヨハネ・アリトゥルゲトス教会へ戻って、中を覗いてから、先ほどイベントが行われていた劇場へ行った。
 今にすれば小さな物だが、当時はどのくらいの大きさがあったのだろう。
 夏になると、劇場ではさまざまな演奏会や行事が開催されるということだ。また、その後ろの海に面してある船の旅客ターミナルでは、クルーズ船の姿がよく見かけられるそうだ。

bulgaria2841 01 2106.jpgnoriの背は168㎝
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5-10-4 海沿いの道(1520~)

 そこから海岸沿いにある周遊道路に出ることが出来る。ぐるりと島を囲んでいるそうなので、行けるところまで、ということで歩き出した。
船をそのまま利用した物や浜辺に突き出すように造られている物など、工夫されたレストランが多く並んでいた。そこでは客引きがなされていたのでも分かるように、殆ど客はいなかった。まだシーズンではないと言うことなのだろう。
 そのうちただ海を眺めるだけの道路になり、他に歩いている人も見かけないのでだんだん退屈になってきた。というよりもこの暑い中を歩いているのが苦痛になってきた。

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5-10-5 海のバシリカ(1537~)

 しばらく行くと高い塔が見えてきた。
 さっき、添乗員さん達と一緒にこの近くまで歩いてきた。やや遠くにこの塔を見ながら、彼女は、「あれが北の塔です。北側の入り口になります。」という説明をして、その手前の道を曲がって行った。
 が、じつはこれが「海のバシリカ」と呼ばれる教会跡だったのだ。
 6世紀に築かれたバジリカ、聖母エレウサだったようだ。これは修道院の一部だったらしい。
 海の眺望が良いので「海のバシリカ」とも呼ばれている。14世紀まで使われていたが、オスマントルコ時代に廃れてしまって、現在は廃嘘となっている。
 事前の資料では知っていたが、まさかそれがこれとは知らずに、写真だけ撮って海岸線から市街地に戻ることにした。

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5-10-6 あちこちフラフラ

 同じようなところをウロウロしている気もしないではないが、まだまだ自由時間はたっぷりと残っている。
 海岸線からまた町中に入って行くと、聖母マリア教会横の道に出た。
 ここはさっき通ったので何となく分かる道なので安心した。
 それから聖パラスケヴァ教会、大天使ミカエル・ガブリエル教会、聖スパス教会と見て歩いた。というよりも、入り口へ戻る道をたどっていた。
 そこに先ほど最古の教会ですと遠くからちらっと見て言われた丸屋根の建物のところに出た。これが最古、というのなら何故説明も無く素通りなのだろう、と疑問を口にしながらもとりあえず写真を撮った。ただいろいろな資料ではソフィア教会が最古の教会と書かれているので、この関係が良く分からない。
 それからその横にあるスパを通って入り口へ向かっていると、グループの他の人に出会って、海のバシリカ見ましたか?」と聞かれた。まだと答えると場所を教えてくれたので、また行ってみることにした。
 海の方の道へ出てみると聖母マリア教会の全容が見えた。
 そこから少し先に目的地はあった。何のことはない、さっき見たところではないか。
 教えてくれた人たちの他にも、ここへ来たかった人がいて、どこだどこだと騒いでいたのを知っていたが、そんなことなら、添乗員さん達と歩いているときにあと10m進んでもらえれば見ることが出来たのに、とまたもや不親切に腹が立った。

bulgaria2867 01 2152.jpgマリア教会
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5-10-7 出口 (1637)

 とにかくこれですべて見終わったと判断して、今度こそ戻ることにした。
 お土産屋さんも沢山あったが、疲れて見る気もしなかった。何しろ暑い。30度くらいまで上がったようだ。
 門を出てすぐのところが観光汽車の発着所。これに乗れば楽にホテルまで行けそうだが、たかだか10分くらいのところだから、歩くことにした。
 橋を渡りながら周りの写真を撮ったりした。

bulgaria2919 01 2237.jpgようやく出発地点に戻ってきた
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5-11 買い物(1705~1717)

 今日の夕食はフリーなので、ホテルの近くで食べるつもりで、あらかじめ調べていたのだが、疲れてしまったので近くのスーパーで仕入れてきて部屋で食べることにした。
 総菜コーナーのような物があったので、そこで適当に選んで仕入れた。おばちゃんと身振り手振りで何とか通じた。
 後は酒類。ワインがとにかく安い。
 買い物袋を持ってホテルに戻るときに、同じような人を見かけた。着いた先は同じ。やはり、どこの国の人でも皆節約法を考えているらしい。

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5-12 ホテル

ホテル着(1730)

 まっすぐに部屋に戻ってから、入浴などを済ませて夜の宴会の準備をした。
 室内に干して置いた洗濯物も殆ど乾いたので、代わりに今日来て汗びっしょりになった洋服をベランダに干したりした。

5-13 宴会(1845~2100頃)

就寝(2200頃)

 室内で宴会をやろうと思ってその準備をしていると、隣の部屋でもベランダで宴会が始まった。仕切りがあるので、行き来は出来ないが、お互いに買ってきた物を交換したりしてしばしの間、本当の宴会のように盛り上がった。

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