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2007年5月28日(月)

志賀高原熊の湯硯川温泉(0901)=渋峠(0916)---横手山山頂---渋峠(0959)=白根山(1012〜1050)=硯川温泉(1118)−昼食−(1346発)=白根山通過(1405)=草津通過(1425)=長野原・浅間酒造(1445〜1515)【試飲・買い物30分】 渋川伊香保IC(1625)【関越道 高崎JCT(1637) 寄居PA(1655〜1705) 練馬IC(1740)】=新宿(1825)


3−1 朝

 今日も目覚めは早い。則はすぐに風呂へ行ったようだが、順は布団の中でゴロゴロして時間をつぶした。それからおもむろに起き出して荷物の整理をした。
 今日は雲一つ無い真っ青な空。行こうと思っていた所は昨日全て行ってしまったので、さて、どうしようかと思いながら食堂へ行った。
  朝食は(も)二本の普通の食卓に少し品数が足された程度。それでも美味しくいただく。


3−2 横手山 (0925〜0940)

  結局、あまりにも良いお天気なので、もう一度横手山にチャレンジしてみようということで出かけることにした。
 昨日はガラガラだったバス停には、行列ができるほどの人が集まった。
 今回のバスの運転手さんは、話し好きのようでいろいろと解説してくれたので、周りの様子がよく分かった。とおくに来たアルプスが見えますと言われて振り返ってみると、本当によく見えた。説明されないと見過ごしてしまう所だった。
 横手山に着くと、雪かきをしている姿が見られた。何とリフト乗り場まで雪かきをしているのだ。スキーをしている人は誰もいない。聞いてみると、スキー場は昨日までということで今日は閉鎖したのだそうだ。これからいよいよ夏の観光シーズンにはいるらしい。
 2人乗りのリフトに乗るとすぐに記念撮影をしている人がいた。いつものお二人写真だ。もう商売を始めているのには感心させられた。
 以前、雪があるときと無いときではリフトの高さを変えると聞いていたのだが、このリフトは雪があるときのままのようで結構高く、怖い感じがして順はずっとバーを握っていた。10分ほどで頂上駅に着いた。
 頂上の展望台に着くと周りの山々がとてもきれいに見渡せた。といってもレストランが視界を遮って邪魔している。そこで食事をするときっともっといい世界が広がるのだろう。
 しばらく展望台で遠目に見える雪を抱いた山々を眺めて写真を撮って楽しんだ。雲の上のパノラマ、と書いてあったが、まさにその通り。雲海の上に山の頂だけが顔を覗かせていた。
 素晴らしい景色だが、それだけの物なので、次は白根山に向かうことにして、バスの時間を考えて下りることにした。リフト乗り場の係員に「もうお帰りですか?」と言われるほどその時間は短かった。
 下りの景色は圧巻だった。大パノラマそのものの景色で、上りの時よりも感動が大きかった。すれ違う人たちの気持ちも弾んでいるのか、何人もの人に挨拶されたり話しかけられたりした。


3−3 白根山 (1012〜1050)

 白根山も良い天気だ。さすがに一大観光地で大勢の人が来ていた。草津からも近いので、そちらからの客が多いのだろう。
 5分ほど上ってお釜に着いた。お釜の水の色は何といったらいいのだろう、深い緑色といったらよいのかそれに乳白色を加えたと言ったらよいのか、そんな素晴らしい色だった。これが見たかったのだ、と順は心の中で叫んでいた。来て良かった。
 が、狭い所でそんなに長居する所でもないので、またすぐにバスに乗ることにした。


3−4 ホテルにて

 早めにホテルへ戻ったが、まだ昼食までは少し時間があったのでロビーでテレビを見ていると、かなり早めに用意ができました、と言う声が聞こえたので、一番に食堂へ行って昼食にありついた。前回と同じ中華丼。でもこれが結構美味しい。
 それを食べてから休憩場所へ行って横になった。約1時間、迎えのバスを待つことになる。
 バスは、我々が着いたときと同じように早めに来た。それですぐに出発のはずだったのだが、何だか今回連れてきた客のトラブルとかで出発が15分ほど遅れた。


3−5 帰路

 もう一度白根山を通り過ぎて東京へ向かった。平日と言うこともあって順調に走ることが出来た。また、浅間酒造によって、帰り用のワンカップと甘納豆を買い込んだ。
 則は空き席へ移っていたので携帯電話で連絡を取りながらバスの中を過ごした。
 高速道路もスムーズに流れて予定より30分ほど早めの18時30分には新宿へ戻ってきた。
 まだシーズン前で不便なこともあったが、あまり無理のない行程で3日間を過ごすことができて大いにリフレッシュできた。