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2007年9月30日(日)
新宿(0930)・・・スーパーはこね9号1号車7CD・・・(1025)箱根湯本(1035)・・・箱根登山鉄道-(1114)強羅・・・大和で食事・・・強羅・・・箱根登山鉄道ケーブルカー・・・早雲山・・・箱根ロープウェイ・・・桃源台・・・箱根登山バス・・・箱根ラリック美術館・・・ウェルテル俵石
                                     宿泊:ウェルテル俵石(泊)

1−1 出発

 都民の日と運動会の振替休日が重なったために、普通の人とは違った3連休となった。
 ツアーで行けば安くなるのだろうが、今回は二人でのんびりと言うことで、割引のある安い旅行にした。去年もこの休みを利用して箱根に行っているので、丁度1年ぶりとなる。その時と同じ雨降りの中、長い傘を差しながら出発した。衣服類と一緒に傘も宅急便で送ってしまったからだ。
 新宿駅内で、朝食とビールを買い込んだ。南口での乗り換えが便利だった。

1−2 ロマンスカー

 ディスカウントで取ってもらった切符ではあるが何と先頭車両。展望席というのがその前にあるのだが、それを抜きにしても前から2列目。見晴らしがいい。
 さてさて、昨年もこの時期に箱根に行って雨だったのだが、またまた今年も窓に当たる雨は一向に止む気配を見せない。買い込んだビールとつまみで朝食として後はのんびり過ごすことにした。といっても順が一人で眠りこけていただけのことだ。

1−3 箱根着

 箱根へ着いても雨。むしろひどくなってきたようだ。
 すぐに登山鉄道に乗り換えてまずは強羅へと向かった。途中、スイッチバックなどもしながらぐんぐん上っていった。

1−4 強羅

  とりあえず少し早いが、ここで昼食を摂ることにした。則が前もって調べていたステーキとかき揚げのどちらかの中から、順がかき揚げを選んだ為だ。
 店は駅のすぐ前にあった。11時から開店していたのでちょうど良かった。
 注文したのは「海鮮かきあげ」1,500円也。どでかいかき揚げが丼からはみ出すようにのせられてきた。眼で得して食べて得して、大満足。
 そこからケーブルカーに乗って早雲山へ向かう。

1−5 大涌谷

  早雲山からはようやく全線開通したロープウェイに乗ってみることにした。が、雨のために周りは殆ど何も見えない。それでも初志貫徹。
 大涌谷が近付くと下にうっすらと噴き上げる煙や黄色い硫黄が見えるようになってきた。これなら大涌谷の散策ができるかなと少し期待しながらロープウェイを下りた。この大涌谷では乗り換えることになっているので、散策云々は別にして皆下りるのだ。
 外に出てみると全くダメ。それでも傘を差して行こうとしたのだが、雨もかなりひどくなってきていたので、1歩踏み出して諦めることにした。
 仕方なくまたロープウェイに乗り込んで終点の桃源台に向かう。

1−6 箱根ラリック美術館

 雨の中行ける所と言えば箱根にたくさんある美術館しかないということで、この箱根ラリック美術館へ行くことにした。選んだ理由は簡単。ホテルに近いことと、無料のサービス券があることだ。今回はこうしたサービス券が2枚付いていて、後1カ所行くことができる。ここに来たのは初めてだ。
 ラリックというのは人の名前。ガラス工芸家といったらいいのか、沢山のガラス製品を世に残している。特に香水瓶を芸術にまで格上げしたの功績の一つらしい。が、そういう実用品だけではなく、彫刻のような見応えたっぷりの作品も数多く作っていた。初めて知った世界だが、素晴らしかった。(館内は写真撮影できないので、外に展示してある車のカーマスコットの部分。)

1−7 ウェルテル俵石

  泊まる所は初めての宿。仙石にある。  バスを下りて5分近く坂を上っていくとある。歩いた分だけ周りは木に囲まれているので、とても閑かな雰囲気の宿だ。
 フロントで受付を済ませたあと、何棟かある建物の中の「馬酔木の棟」4102号室をあてがわれた。棟の入口にある下駄箱でスリッパに履き替えて部屋に行く。ツインの部屋でまあありふれた内装の部屋だ。ただ、温泉地といっても風呂付きばかりを見てきたのだが、この部屋には風呂はなくシャワーのみがあった。
 温泉の泉質もさらっとしていてとてもよく、夕食前に2度も入った。
 夕食は和食のミニ懐石を取り入れたような盛りつけで見た目に気を遣っていた。味はまあこんな物だろう、というものだ。
 日本酒を2本飲んだあと、やることもないのですぐに寝てしまった。