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2007年10月7日(日)
アズイン半田インター(0755)=養老SA(0910〜0930)=彦根城(1006〜1130)=大津祭(1240〜1530)=(1630)米原(1729)=<ひかり380号 14号車11番DC>=(1943)東京

2−1 朝

 昨日かなり動き回ったので、則の足の具合が心配されたが、痛みを堪えながらも今日の観光は何とか大丈夫だという。
 朝食は6時30分からのビュッフェスタイル。エレベーターに「10月7日朝は混雑が予想されます」旨が書かれていたので、時刻より早めに出かけた。レストランは既に開いていたので、席に座って食していると次から次に人が入ってきて、相席にしても埋まらないくらいになった。早めに来て良かったと思いながらもせわしない食事となった。
 その後、出発の予定時刻よりも少し早くバスは出た。

2−2 彦根城

  始めは彦根城に行った。「国宝・彦根城築城400年祭」というのが行われているから、これも祭の一つか。
 入場してから自由になったので、我々は天守閣を目ざしていったが、丁度目の前で入場制限になってストップをかけられた。でも、その前に入った我々グループの人たちが次々に戻ってきて、「中に入ったら大変だ。動きがとれなくて並ぶだけで時間がつぶれてしまう。」と言って見学を諦めた。我が家もどうしようかと思っていたのだが、あまり動き回る体力もないので、じっと中に入れる時を待っていた。ただ、この天守閣は、3階3重、つまり3階建て3重の屋根で構成されているので、則の足が心配ではあった。
 20分ほど待ってようやく入ることができたが、行列を作って歩くだけのことだった。といっても、中はとても狭いので、それでも十分に見ることができる。写真を撮りたいときだけどちらか一人が列を離れた。
 中は階段が狭くてとても急だった。上るには手すりをつかみながら1歩1歩ゆっくりと上るようだった。特に則は片手に杖を持っているので大変だった。小さい子はかなり怖がって上り下りするので、そこで渋滞が生じる。これなら敵が襲ってきても武器を持って攻め込んでいくのはかなり困難に思えた。
 壁には周りに沢山銃や弓を打つ穴が開いていたが、彦根城は一度も戦を経験することなく平和な江戸時代を送ったそうだ。おかげで国宝に指定されるほどの姿で残されたのだろう。
 また、上を見てくださいという声に見上げるとその柱組みの立派なこと。太い柱がどっしりと天守を支えていた。
 外へ出るとちょうどここのキャラクターの「ひこにゃん」がイベントをしていたので、ちょっとだけ見た。
 集合まで30分を切っていたので、その他の建物には入ることもなく外見の写真だけを撮ってバスに戻った。

2−3 大津祭

        去年に引き続いての参加なので、様子がある程度分かっていた。まずは桟敷席を買い求めるために、そこへ一直線。まだ十分に空きがあったので良さそうな席をゲット。

2−3−1 昼休み

    午後のスタートまで少し時間的な余裕があったので、昼食で休憩している山車の写真を撮って歩いた。見覚えのある山車が並んでいて、もう1年経ったのかと懐かしく思った。
 去年より人手が少ない気がしたが、昼休みのせいかもしれないと思いながら、そのために写真は撮りやすかった。
 すぐ近くに寄ることができるので、昨日のはんだの山車を思い浮かべながら、彫刻や幕を見て歩いた。彫刻は甲乙が付けがたい気がしたが、少なくとも幕はこちらの方が立派だった。中近東のタペストリーなどが使われているせいだろう。
 全体にこちらの山車の方が華やかな感じがした。ただ、こちらは13台。数では負けている。

2−3−2 カラクリ人形

 12時45分から午後の巡行が始まるというので30分には桟敷席に着いた。桟敷席といっても単にパイプ椅子を並べただけのものだが、座ってみていられるのは有り難い。
 動き始めた山車は、まず我々の目の前でカラクリ人形を動かす。ただ、あまりにも近すぎるのと椅子に座っているので完璧には見られないが、それは贅沢というものだ。
 去年を思い出しながら、これはこういう動きになるんだ、次はこれが出てくるぞ等と話しながら全ての山車を楽しんだ。
 ここの人形はこれまた昨日のとは違って大きい。形も動きもだ。ただ、動きは稚拙かなあという気もする。それは昨日と同様で、高山のカラクリ人形の印象が強い。 
 全ての山車が通り過ぎていったもまだ少し集合時刻までには余裕があったので、戻ってくる山車を見てから集合場所へ行った。

2−4 帰京

 米原までバスで行ってそこからは新幹線。
 米原駅前(裏側)には何もないので、とりあえず中に入った。が、そこにはキオスク程度の店が二つあるだけでベンチもない。そこでどうしようかなと思っていると則の動きは速くさっと店に入って弁当を二つ買い込んだ。それからホームに下りてそのベンチで出発時刻まで過ごした。旅慣れた人だ。
 帰りの新幹線は2人席だったので、ゆったりして弁当を食べたりビールを飲んだりして過ごした。お祭り三昧だったが、則の足の状態は良くはなっていないようだ。薬で痛みを抑えながらの2日間であった。