表紙 2009年5月29日 30日 31日 6月1日 国内旅行のページへ
2009年6月1日(月)
起床(0630)ホテル発(0820)魚屋の台所(0920〜1010)琴似駅発(1118)エアポート105号(1146)小樽(1504)<エアポート154号>(1536)札幌(1732)<地下鉄>(1755)新札幌(1803)<エアポート176号>(1831)新千歳空港(1941)(2058)羽田空港(2131)

4−1 朝

 今日は自分たちだけの観光なので、朝はゆっくりした。何処へと言って、ここ、と言えるほどの所もないので、今回もまた小樽へ行くことにした。
 今日のお天気は何とか持ちこたえてくれるといいのだが、noriの見たところでは広頃に雨が降るらしい。
 まず一番に荷物を作り上げてフロントで宅急便をお願いする。それから軽食のコーヒーとパンを持って部屋へ戻った。ここはこういう事が出来るからいい。部屋ではコーヒーを飲み、パンは昼食用にとリュックへしまった。

4−2 魚屋の台所 (0920〜1010)

 札幌へ来たらここに来ないといけない。場外市場にある「魚屋の台所」という店だ。今回で4度目になるので、道順は完璧だ。
 予め連絡をしていたので、店に入るなり「待ってましたよ。今日は遅いですねえ。」と言われた。しっかり待たれていた。
 junは最初から「ウニ丼」と決めていたが、noriも迷ったあげくに亭主の進めるままに「ウニいくら丼」にした。junも前回まではこれを食べていたのだが、前回、あまりにもウニが美味しくていくらが邪魔、と思ったので、今回はウニだけにした。
 が、結論から言うとやはりいくらがあった方が良かった。ウニだけだと味が一本調子で飽きてくる。何と贅沢な、と思うが、箸休めのいくらが重要だということがよくわかった。
 次回は「ウニいくら丼」にしよう。

4−3 琴似駅へ

  それから近くの市場へ白アスパラを探しに行った。今だけの時期ものだ。東京で食べると1本で300円近くもする。ぐるぐる回って一番大きそうな物を売っている店で購入した。並んでいたのを全部買い込んだが、後からまた出してきた。初めから出しておいてくれればもっと買ったのに。
 それからJRの琴似駅まで歩いた。noriによると1km一寸と言うことだったが、思いの外遠かった。駅へ着くと小樽行きのエアポートがちょうど到着していたので、それに飛び乗った。

4−4 小樽 (1146〜1504)

     まず荷物をロッカーに預けてから、中央バスの1日乗車券を買う。750円也。1回の乗車が210円だから4回乗れば元が取れる。いつもそんなせこいことを計算するのが我が家のやり方だ。

4−4−1 小樽運河

  とにかく運河まで行った。いつもの風景だが、飽きもせず写真を撮った。観光案内所の前はちょうどいい写真スポットなので、団体写真はここで撮る。一昨日バスから見たときには大勢の学生がいた。今日は修学旅行の団体がいなかったのでゆっくりだ。人力車が増えたようで、その中の一人に声をかけられたが、断って歩いた。

4−4−2 メーン通り

  しばらく散策してからバスで北一ガラス辺りへ行った。道の両側はお土産屋さんがずらりと並んでいる。1軒1軒覗いて歩くだけでも楽しそうだが、今更と言うこともあって北一ガラスへ直行。noriは購入したかったらしいが、値段が折り合わず断念してオルゴール館へ行った。
  ここへ来ると必ずと言っていいほどjunがオルゴールを買う。今回もまた買い込んだ。ただし、今回は出来合いの物ではなく、noriが外側をjunが曲を選んで組み立ててもらった。オリジナルだ。
 それからまた北一ガラスへ戻って、今度はnoriが耐熱ガラスのティーカップを購入した。職場の女性用だという。細やかな気遣いだ事。

4−4−3 北運河

   バスに乗って今度は北運河へ行った。中心から離れた所にあるので、交通の便が良くない。人もあまりいない。逆に言えばそれだけゆっくりと楽しむことが出来ると言うことだ。
 ちょうどベンチがあったので、ホテルから持ってきたパンを食べることにした。ペチャンコになってしまっていたが、味に変わりはあるめえ。
 目の前に艀があった。客や荷物を海上の船に運ぶための舟だそうだ。その説明がなければ古ぼけたボロ船程度にしか思わなかった。

4−4−4 古い建物群

  小樽には古い建物がたくさん残っている。もう使われなくなってしまった物もあるが多くは今も活用している。中にはルネッサンスとかゴシックとかの説明もあって、外国にでも来ているような気にさせてくれる。これも小樽の魅力なのだろうが、離ればなれにあるので、これらを見て回るのは結構大変だ。それ用のバスも出ているので、時間的に余裕があればそれだけに絞って回るのも一つの方法だ。
 その後小樽築港の方へも行ってみたが、あまり見る物もなく面白くもなかったので予定よりは早いが、札幌へ戻ることにした。

4−5 札幌 (1536〜1732)

  札幌へ戻る理由は一つ。美味しい魚を食べるため。
 今日も魚一丁だ。何しろ1000円の割引券を手に入れてあるのだ。ここは、駅前にあるので便利だが、開店が4時からと言うので、一寸早すぎた。店の前で待っているとやはりここへ来たという地元のじいさんと少し話して待っていた。
 定刻に店が開いたので一番乗りだ。刺身などを頼んで最後の札幌の食事を堪能した。焼酎は飲みきれなかったので、同じ焼酎を飲んでいた老人3人組に、サービス券と一緒にあげた。
 それから地下鉄とJRを乗り継いで新千歳空港へ行った。

4−6 ANA 76便  65AB

   ANAというのは手伝いを必要としている人でも申し出ないと何もしないようだ。優先席に座っていても、手をさしのべてくれることはない。チェコに行ったときにもANAとのコードシェアだったのだが、そして、これまでに何回もANAを利用しているのだが、一度たりとも声をかけられたことはない。その点JALでは必ず「お手伝いしましょうか?」と声をかけられた。外国でもその様なことを何度も経験した。noriが杖をついているからだ。ANAは、事前に申し出てくださいと放送しているから、申し出ない本人の責任という所か。
 まあそんなことはこの際構わない。座席は初めての2階席だから。階段を上る席を希望していながらお手伝いというわけでもあるまいから。
 2階席は3−3の並び。窓際にはビジネスのように荷物置きのスペースがあり、これはいいと思った。次からこれがいいなあ。
 羽田路線が混んでいるというので、19時に搭乗はしたが、40分ほど機内で待たされた。
 離陸して飲み物のサービスはいつもの通り。機内アナウンスでお奨めの「とろりマンゴウジュース」を頼んだら、スープもいかがですか、というので有り難く両方をもらう。このジュースは今日から始まったのだそうだ。
 離陸して1時間もすると着陸。混んでいるというので、上空で待たされるかと覚悟していたが、すんなりと着陸できた。
 そこから京急で帰宅。