ライラック祭りの札幌

平成23年5月25日(水)

支笏湖・洞爺周遊コース
札幌駅前バスターミナル・・国道453号線経由・・支笏湖【50分】・・ きのこ王国・大滝店(休憩)【20分】・・北湯沢名水亭 (昼食・入浴)【110分】・・有珠山ロープウェイ(ロープウェイ乗車)【60分】洞爺湖湖畔(自由散策)【15分】・・国道230号線経由・・中山峠【15分】・・ジャスマックプラザホテル(途中降車)・・夕食(魚や一丁)

マークスイン札幌泊

1-1 朝

起床(0530)朝食(0700)

 夕べは帰ってすぐに入浴して寝たので、朝の目覚めはいい。
 それから今日の荷物の準備をした。定期観光バスに乗るのだが、昼食場所のホテルでそこの温泉にも入れるというので、ここのタオルを借りていくことにした。本来ならjunが荷物の中に入れるはずだったのが、騒いだ割に入れるのを忘れていた。
 テレビでは、観光客の激減に対応するための動きなどを報じていた。まずは、中国や韓国からのようだ。確かに観光業がこうも不況ではたまらないだろう。テレビで登場しているのは、高橋はるみ北海道知事。
 7時になったので朝食会場へ行った。パンと飲み物だけというものだが、昨日の今朝だから十分だった。

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2-2 札幌駅

 バスの出発は8時40分だったのだが、20分と勘違いして早く来すぎてしまったので、駅をフラフラした。通勤客に混じって、この日も修学旅行に出発する学校がいた。
札幌はやはり大都会だ。人が多い。歩くのが速い。

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2-3 観光バス・・<支笏湖・洞爺周遊コース>(0840~1820) 

 集合時刻に行ってみると、バスガイドさんが今日はお二人だけです、というので、ぎょっとしたが、すぐに別の二人連れも来た。今切符を買ってきたというので、ガイドさんまで連絡が届いていなかったらしい。
 香港から来たという男女で、男性は日本語が全く分からないようだ。
 大きなバスに4人での発車となった。それでもガイドさんは手を抜くことなくずうっと説明をしていてくれた。
 北海道には春紅葉という言葉があるそうだ。秋の紅葉とは違うが葉の色が紅葉のように色づくのだそうだ。勿論、春の新芽の青さも冴え渡っている。

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2-3-1 支笏湖(1000~1100)

支笏湖水中遊覧船(1010~1040)

 バスは支笏湖を埋め立てて作った湖内道路を通っていく。自然を壊してはいけないと言うことで湖を埋める?うーん。
 ここでは自由散策となっているが、当然のようにオプションで観光船に乗るように設定されている。バス到着10分後に船は出た。
 我々だけかと思っていたら、他にもいて、計10人位になった。
 いつものように上かな、と思っていたら、船員さんにまず下へ行ってください、と言われてこれが湖底を眺めることの出来る観光船であることを思い出した。
 人数が少ないので、一人で一つの窓を占有することが出来た。お陰で様子がとてもよく見えた。窓の位置は水深2mの所に16ある。
 初めはお定まりの魚の大群。ここ以外に魚は見られなかったから、多分餌付けをして出航まで観光客を楽しませているのだろう。
 いよいよ出航。支笏湖は、透明度が高く、摩周湖、バイカル湖に匹敵する透明度を有するそうだ。確かにしたまでよく見える。
 少し進むと魚はいなくなり、代わりに砂地の波紋が綺麗に広がっていた。砂漠の風紋のようだ。
 だが、まず驚いたのが、、最大水深363mで、田沢湖に次いで日本で2番目に深いということを実感したときだ。
「今の浅い底を記憶しておいてください、さあすぐですよ、はいここから。」という解説の声にじっとガラス面を見つめていると、ぱっと目の前の色が変わった。深い所だというそこは、真っ青な鮮やかな色で、他には何も見えない。一面青に染め抜かれた。
 その次は「柱状節理」。こんな湖の底に?と半信半疑だったが、岩がゴロゴロし始めたと思ったら、切り立った崖のような光景が見えてきた。これはカルデラ生成時に、マグマが急激に冷やされ収縮した際にできた割れ目だそうだ。それにしても湖底に石の柱とは。しかも形が六角形か八角形をしている。驚いた。
 満足して船を下りてから土産物を買ったり、名物と紹介されたシュークリーム(1個210円、美味しかった。)を食べたりして出発時刻まで過ごした。

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2-3-2 きのこ王国・大滝店(1143~1205)

 要するに道の駅?キノコを使った料理がこんなにも?と思う位用意されていた。我が家はキノコ汁を飲んだのだが、それを見たバスガイドさんは「もうすぐ食事なのに・・・」と言って離れていった。
 ここでまたお土産を購入。

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2-3-3 北湯沢名水亭 (昼食・入浴 1220~1410)

 ここも今日のメーンの一つだろう。
「この辺りを流れるのは長流川(おさるがわ)という面白い名前の川ですよ、その底を見て下さい、川底にグリーンタフと呼ばれる緑色凝灰岩が露出していて、綺麗です。この緑色凝灰岩というのは火山灰が積もってできた岩石です。」というガイドさんの声を聞きながら、二人共写真に夢中になった。確かに川底とは思えないような色をしていた。
 それからすぐに名水亭に着いた。こんな所にこんな大きなホテルが、とこれまたびっくりだった。
 この場所には昔、国鉄胆振線の北湯沢駅があったそうだ。
 まずは食事場所に通された。4人しかいないので、奥の個室だった。
 食事はこれと言って特色があるほどのものではなかった。それをさっと食べてから、すぐに温泉へ行った。
 夕方には修学旅行生も入ります、と書かれていたから、なるほどそういう団体を入れた商売をしているホテルなのかと思ったが、結構、日帰り客などもいた。
 湯船は3つ。それぞれ微妙に温度差があったが、nori曰く。面白くない風呂だそうだ。
露天風呂もある。というよりここは大きな露天風呂というのが売り物になっている。
一通り全ての湯船を体験して来た。アルカリのさっぱりした温泉質だった。
 昨日の丸山の疲れを取るべく、junは念入りにマッサージをした・・・はずだったのだが。
 温泉を出てからまだ時間があったので、ホテルの前の長流川に行った。「白絹の床」と看板が出ていた。なるほど、この川底を白絹に見立てたか。
 ここには足湯もあった。が、もう十分に入り尽くしたので今回は入らなかったが、一緒だった香港のカップルはこちらも体験していた。

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2-3-4 有珠山ロープウェイ(1437~1540)

 有珠山へ向かう道路は果樹園が多くある。イチゴ、りんごやぶどう、プルーン、梨、栗などなど多くの種類の果物を作っているそうだ。北海道と言えばジャガイモとかタマネギ、トウモロコシ、ビートなどと思っていたので、こんなにも沢山の果物を作っているとは驚きだった。
 有珠山に近づくにつれ、昭和新山がはっきりと見えるようになった。この頃には雲もとれて真っ青な空になっていた。
 バスを降りるとすぐにロープウェイの発車時刻。もう何度も見ている風景だが、飽きずに写真をとりまくった。乗客は我々4人だけ。何とも淋しい観光地だ。
 上に着くとすぐに頂上を目指した。あまり風もなく人もいないので歩きやすいが、息切れはきつい。
 今日はあまり噴煙はあがっていなかった。いつもの迫力がなくてちょっと残念。何枚か写真を撮ってから、洞爺湖展望台の方へ行った。ここには修学旅行の団体がいた。女子高生らしい。賑やかだ。
 帰りのロープウェイも一緒だった。羨ましいほどの若さが眩しい。
 有珠山に来たのに、写真は昭和新山が一番多かった。
 下でまたお土産を購入。ハンガリーからこの方何故こんなにもお土産を買うかというと、来月に予定されている昔の友人たちとの会での賞品にするため。これって結構大変。
 バスで戻るときに、この地がスポーツ雪合戦発祥の地と知った。

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2-3-5 洞爺湖湖畔 (1546~1600) 国道230号線経由

 少し走ってからいったん写真タイム。洞爺湖八景の一つという所。まあ、どうと言うことのない景色のように思えたが。
 ただ、こうした地元の努力は評価できる。
そこから中山峠までは、皆のお休みタイムとなった。4人しかいないから、皆が寝ているとなればガイドさんも話すのをやめる。本当にみんなで静かに過ごした。
 途中、羊蹄山が綺麗に見えた。

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2-3-6 中山峠(1705~1710)

 ここももう何度目かになる。やはり修学旅行生がいて賑わっていた。こうした団体がないと何ともひっそりした所だ。
 この辺りは雪がまだ残っていて、所によっては水芭蕉が咲いていた。ふきのとうもまだ塔が立たず小さな状態で咲いていた。
 冬が残っている。

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2-3-7 ジャスマックプラザホテル(途中降車)

 ホテルに近い所で下ろしてくれるというので、途中下車。
 香港の二人が手を振ってくれたのでこちらも返す。言葉は交わさなかったが、まあ所謂同士か。

2-4 ホテル着(1828) <マークスイン札幌  607号室>

 ホテルへ戻って大きな荷物を置いて、まずは借りていたタオルを返す。
 部屋は綺麗に掃除されていて気持ちがいい。黙って借りて出たタオルの代わりもきちんと補充されていた。
 このホテル長期滞在型というのがあるので、これなら利用してもいいかなと思った。ちなみに30日で9万円ほど。多分リネン類の交換はないだろうが、地理的にも絶好の所なので、何かと好都合だろう。

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2-5 夕食(魚や一丁 1900頃~2030頃)

 すぐに夕食へ。今日は魚屋だ。東京にも出店しているのだが、なんか本場という感じがあって、何度か足を運んでいる店だ。
 刺身もカロリーが高い、と栄養士の先生に言われているのだが、この日ばかりは聞く耳を持たず、舌鼓を打つ。
 帰りにまたコンビニで飲み物などを仕入れる。

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