Egypt 旅行記(2004年12月25日)

カイロ(ギザ)滞在  快晴 

 <ホテルにて休養> 〜11:00
 11時までホテルにて休養と言うことだったが、4時には目が覚めてしまったので時間をもてあましてしまった。
 朝食後、ホテルの外に出てみるとギザのピラミッドが見えた。カイロは薄曇りであったが、クフ王のピラミッドと、その父のカウラ王のピラミッドを眺めることが出来た。

<昼食> 11:40〜12:25
 ホテルから町へ出て昼食。最初部屋の中だったが、時間が早くまだ誰もいなかったので、外の席にて、ピラミッドを見ながらの食事となった。
 ミックスケバブ、付け合わせ野菜、アエーシ(エジプトパン)、みかん、バナナ、紅茶11p×2。

<ギザ地区の観光> 12:40〜16:00
 昼食後すぐにピラミッドへ。目の前にどんどん大きく迫ってくる様には、さすがに圧倒される。
 バスを降りて一番に向かったのはまずクフ王の内部入場券売り場。数に限りがあるので、並ばなければならない。13時から売り出すのでそれまでは行列だ。後ろに長い列が続く頃やっと売り出し時間になる。ここでは1人1人で切符を買った。ガイドブックによれば、午前中午後それぞれ150人ずつしか入れないと言うことだ。我々は20番目くらいだったが、あとから長い列が出来ていた。すべて入れたのかどうかは不明だ。中にはけんかをする人まで出て、少々この先のことを思うと驚いた。

○クフ王のピラミッド 13:25〜13:45
 3つ並んでいる中で一番大きなのがこのピラミッド。確かにすごい。高さもだが、その一つ一つ積み上げた石も大きい。4500年も前にどうやって運んだのだろうと、人並みの疑問を抱いた。下の方は崩れかかっている所もあるが、角度によってはきれいな傾斜がそのまま残されている。実際にはこの上に化粧板があったということなので、もっときれいな傾斜だったのだろう。
 ようやく券を手に入れてもすぐに入れるわけではない。そこでまた行列。やっと番が来て、カメラをガイド氏に預けて(持ち込み禁止)薄暗い中に入っていく。狭いとは聞いていたが本当に狭い。帰ってくる人とすれ違うのに、体をよじりながらやっとという状態だ。しかも天井が低くて中腰のまま進まなくてはならない。
 そうしてたどり着いた所は玄室。と言って大きな石の棺がぽつんとおいてあるだけ。周りの装飾は何もなく、後で見た王家の谷の墓とは比べものにならない。
 帰りも腰をかがめてようやく外へ出た。このときの足の痛みがこのあと3,4日続くことになる。

○太陽の船を発掘した穴・太陽の船の博物館
 それからクフ王のピラミッドを巻くように歩いていく。と、大きな穴がいくつか見られた。太陽の船があったとされる穴だそうだ。クフ王のものだけなのかと思っていたら、エジプトの思想的なもので結構作られていたらしい。後にも太陽の船のあった穴と思われる・・・といった説明を聞いた。
 博物館の前に船を収めていた穴の石のふたが置かれていた。これまたものすごく大きい。驚きながら入り口を入ると、土足禁止ということで、靴の上にカバーをするように言われた。勿論貸し出してくれるのだが、これまた大きい。
 実際、船も大きかった。釘を使わずに作っていたようで、当時の縄も残されていた。発見されたパ−ツを14年かかって組み立てたそうだが、完璧ではないということだ。
 ここで、カレンダー80pを購入する。
 あらかじめ迂回していたバスに戻る途中、丁度太陽の船とクフ王のピラミッドのあたりには沢山のマスタバ墳墓があった。マスタバというのは丁度ピラミッドの上の方を取り去ったような台形のもので、貴族や王妃などの皇族の墓だと言うことだった。これらのマスタバ墳の玄室は地下にあったと言うことだ。このマスタバ分の形状がピラミッドにとってどれくらい重要だったかは、後日明らかになった。

○ピラミッド展望台
 バスに乗って、3つのピラミッドが一望できるという場所へ行く。そこにはもうたくさんの人が集まっていた。土産物屋もたくさん出ていた。ただ、何処もしつこく売り込むことはない。事前に、店屋がしつこく悪質なものが多いような情報を持っていたので意外だった。これはこの後もずっとそうだった。
 目の前にはクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドがきれいに並んでいる。絵はがきで見るような景色だ。そこで年賀状用の写真を何枚か撮った。
 2番目に大きいカフラー王のピラミッドは上部だけ化粧板が残されているのですぐにわかる。一番大きいのがクフ王(写真では一番左)で、1番小さいのがメンカウラー王のもの。そのほかにも、王妃などの小型のピラミッドも遠望できた。

○スフィンクス 

 またバスに乗って、最後の見学。スフィンクスは思ったよりも大きく感じた。ピラミッドを背景に堂々としたものだ。近くに寄るには入り口を通らなければならないのだが、三脚を持ち込むのなら、30ポンド払え、それはまた切符売り場で買ってこいという内容のことをもぎりのおじさんに言われた。仕方なく、話の内容がわからないということでとぼけて、三脚を預けることにした。納得してくれたようだった。三脚を持ち込むときには注意した方がよい。
 さて、スフィンクスだが鼻がかけてしまったのは残念だったけど、それでも何となく魅力があって引きつけられる。グルリとスフィンクスの横をなめるように見ながら最後尾まで行った。正面の威風堂々とした姿とは違ってお尻が何とも可愛い。一番右の写真の右側にある赤い建物が、昨今有名になった1FがKFCで2Fがピザハット。エジプトでそれぞれrぞれいちばん日本人に有名な店だ。確かにピラミッドの目線にそれはある。

<夕食> 19:00〜
 ビール ステラ16p サッカラ21p

<ホテル> ☆☆☆☆☆MOVENPICK RESORT CAIRO PYRAMIDS
 昨日と同じ

★本日の歩数 則(10,163) 順(8,259)