5月5日(金)こどもの日 曇り

出発(0800)・・・市場・朝食(0810〜0905)・・・民族村(0950〜1110)・・・ソプチコジ(1130〜1220)・・・城山日出峰(1230〜1300)・・・昼食(1310〜1350)・・・済州島民族村(1420〜1540)・・・ウェドルゲ(1625〜1700)・・・ロッテホテル(1725〜1810)・・・夕食(1830〜1920)・・・コンビニ(1920〜1945)・・・(2015)ホテル

2−1 朝
 ゆっくりめの出発なのだが、朝食はない。つまり今日の朝食は市場で食べるという。
 則は相変わらず早起きだが、順はいつもよりゆっくりと起きた
 
2−2 市場・朝食(0810〜0905)
 こんな時間に市場?と思ったが、まず目に入ったのは路上で魚を売っている人たち。えっ?まさかこれのこと?と思っていたら、少し先の建物の中に連れて行かれた。それでも狭い。築地のような市場を想像していたのだが、店の集合体だった。
  今の時期は太刀魚が旬だと聞いていたが、まさにそれのオンパレード。どの店先のもこれが並んでいた。その大きいこと。こんなに大きいのかと驚いた。他にアワビもたくさんあったので、その中から二つ選んで特別に調理して朝食に加えてもらうことにした。二つで17,000ウォン。調理代が3,000ウォンだ。
  朝食は近くの食堂で。レストランというよりもその表現にぴったりの店だ。
  そこでの食事は海鮮鍋。大きな土鍋に魚介類がたくさん入っている。勿論野菜類は食べ放題。キムチのおかわりは次々に来る。そこへ先ほどのアワビがバター焼きに調理されて出てきた。バタ−の味がよくしみ込むくらい焼かれているのにすごく柔らかい。
  特別に注文したのは我々だけだった。
 
2−3 民族村(0950〜1110)
 民族村は、村全体を保存地区に指定しているので、改築など許されず、おかげで昔のままに残されている村だ。
 門を入るとボランティアという村の女性が案内をしてくれることになった。昔の家を詳しく詳しく、笑いを交えて解説してくれた。それにしても昔の人の知恵というものはすごいものだと感心しきりの家の造りだった。その中には敵から身を守るための工夫もあり、地理的な関係からだろうが、常に外敵に備えていたことがわかった。まるで囲いのないトイレもそのためだったという。そのくせ、島自体は鍵をかけるということのないのんびりした物だったようで、入り口には2〜4本の丸太が人が入るのを遮るように置かれているだけだった。それもその本数によって、すぐに帰ります、とか午後には帰ります、等というようにわかるようになっているというのだ。また、トイレの話のついでに糞を食べる黒豚の話も面白かった。水が無いので、限られた山から女性が瓶に入れて水を運んだということで、済州島の門番じいさんと双璧を成すモチーフになっており、島内至る所で目にした。
 それから、この地の特産を紹介するという家に案内された。
 そこでは、五味茶や馬の骨粉、冬虫夏草などを試食させてもらった。で、購入と相成った。
 
2−4 ソプチコジ(1130〜1220)
 コジというのは岬という意味で、烽火台と三姓穴から出て来た山神人と婚姻を挙げた三人の女性が木箱にのって着いたという言い伝えがある所。
 が、それよりも、今はオールインという韓国のドラマの撮影場所として人を集めている。見る物はその教会と写真。富良野の「麓郷の森」と同じだ。モデルの写真と一緒に撮影。他にはあまり興味が無く時間をもてあましたので、喫茶店でサツマイモラテとヨーグルトを飲んだ。
 駐車場までは花を探しながら戻った。
 
2−5 城山日出峰(1230〜1300)
 城山半島の上方に噴火口となっている山で、周りには菜の花街道が続いている。満開の時には一面真っ黄色になるそうだ。
 頂上まで登れるのだが、我々はそこをそれて断崖絶壁の方を見に行った。そこからは小さなボートが出ていてこの周辺を回れるようになっているようだ。
 ただ、山の形を見るにはここよりも駐車場方面からの方がよいので、またそちらへ戻ってしばらく写真を写していた。それから、お土産を買うために近くの店に行った。
 
2−6 昼食(1310〜1350)
 メニューは石焼きビビンバと海鮮チヂミ。勿論JINNROも。全て美味しかった。ただやはりキムチは辛すぎて残してしまった。
 
2−7 済州島民族村(1420〜1540)
 こちらの民族村は、大韓航空のグループが各地から資料となる施設を集めて作った村だ。
 みんな疲れていたので、すぐに電車に乗った。所謂施設内移動用のおもちゃみたいな電車。二つめの駅で降りてまず、鍛冶屋さん。作っているのを見るのかと思ったが、店先に並んだ商品に目がいってしまった。で、すぐに購入。今回はよく買うなあ。
 その後、いろいろな家を見ながら村の中を歩き回った。
 家の造り自体は皆ほぼ同じだが、学校だったり、医師の家だったり、農家だったり、漁師の家だったりと使われ方がいろいろだった。
 全体に手入れがよく行き届いていて、あちこちにきれいに花の咲いている花壇が見られた。
 また、ここはドラマ、「チャングムの誓い」27話から32話までチャングムが済州島に幽閉された後、医学を学ぶ様子が出るたくさんのシーンが撮影されたというので、撮影された各スポットには放送シーンの写真と出演者のサインが書かれた看板が建ててあった。
 
2−8 ウェドルゲ(1625〜1700)
 ここも「チャングムの誓い」30、31回でチャングムが一人絶壁の上に立ち、風に吹かれながら固い決意をするシーンを撮影した場所。
 でも本来は、漁に出て帰ってこないおじいさんを待つおばあさんの姿が岩になったとされることで観光の場となっていたところだ。海の中にポツンと立つ岩から寂しそうなおばあさんの姿を想像した昔の人はエライ。
 
2−9 ロッテホテル(1725〜1810)
 さすがにロッテ。敷地の広いこと。ホテルも大きい。その中に免税店がある。みんなはそこで買い物だが、我が家はフラフラした後は椅子に座って休憩。
 ここにもドラマ「オールイン」の撮影現場がある。カジノと階段。カジノは観光客撮影用の部屋が作ってあって、訪れる人の多さを伺わせる。順もそんな観光客の一人になって写真と一緒に撮影。
 
2−10 夕食(1830〜1920)
 アワビ御膳。アワビ粥、アワビの刺身、ヒラメの刺身など日本レストランでの食事だった。わさびもあったりして日本の刺身を味わった。品数も多くて。これは絶対また太って帰るなぁ!って思った。美味しかった。
  ただ、やはり韓国。刺身もサンチュに巻いて食べる。しかし刺身はやはり日本式がいい。
 
2−11 コンビニ(1920〜1945)
 その後同じ敷地にあるコンビニへ行って、今夜の酒のつまみやらを買い込む。当然現地の物ばかり。
 
2−12 ホテル  KAL SEOGWIPO 《カール ソギポ》
 近代的なスタイルの8階建ての建物。