4.5月10日(木) 札幌第四日目
起床(0530)ホテル発(0745)バスターミナルバス発(0855)静内二十間道路(1145~1425)千歳駅着(1600)アウトレット()千歳空港着(1850)ラウンジ(~1940)離陸(2037)<ANA82便 31DF>羽田着(2153)京急発(2215)自宅(2332)
4-2 静内二十間道路(1145~1425)
バスターミナルバス発(0855)輪厚SA(0930~0940)富川町ドライブイン(1030~1045)静内二十間道路(1145~1425)富川町ドライブイン(1523~1545)千歳駅着(1600)
我々はホテルを余裕を持って出たせいで、かなり前に集合場所に到着しましたが、既に受け付けが始まっており、受付の後、用を済ますなどして待ちました。
今回のツアーは、北海道の札幌市をメインにしている中央交通バスの子会社が企画しています。8時45分の集合で9時出発の予定でしたが、少し前に出発です。バス会社の本社機能そのものがこの出発場所のターミナルにあるので、会社の人たちが大勢見送りに来ていました。
バスは小樽から来て、札幌ターミナル、大谷地と停まり、目的地に向かいます。本来はもう一ヶ所千歳があるのですが、どうも千歳から乗る人はいなかったらしく、パスして、輪厚SAで最初のトイレ休憩を取りました。二番目は富川町ドライブインで、ここは帰路も寄ると言うことで、今回はトイレ休憩をかねてお土産物の下見と言うことでした。子持ちししゃもが10匹で1000円以上するのには驚きました。
バスは日高地方に入り、沢山の競走馬が生まれた場所を通りました。競走馬の放牧地の中に、新冠泥火山というものがありました。火山と言いますが、火山活動とあまり関係がないようです。北海道天然記念物になっています。看板に寄れば日本ではここだけとか。
そして静内に近づくにつれて桜への期待がだんだん高まった来て・・・、静内に入ったのですが、事前に調べていたnoriの情報通りというかそれ以上に桜の状況は悪く、殆ど葉桜状態でした。
人々のがっかりというかため息を載せてバスは旧「静内御園」の中に建設された龍雲閣へ。龍雲閣の説明は、こちらからどうぞ。簡単に言えば、御料牧場だったここの、迎賓館のような建物で、外観は壮麗です。中には皇室関係の食器などの沢山の品々が展示されており、この時期しか開館しないそうで、貴重なものを拝見しました。しかし建物の老朽化がかなり進んでいるようで、極寒の地にあって、維持もなかなか大変なのだろうと思いました。
さて龍雲閣から、バスが通ってきた道を引き返すようにして、桜並木の鑑賞をします。と言うか、その予定でしたが、所々にある名残を鑑賞しながらの、散歩タイムとなりました。ほぼバスの回送所付近で、我々も食事をすることにしました。と言っても、朝集合場所に行く前に買ったおにぎりと、昨日買って冷やしておいたワインのボトル一本があるだけです。これではいささか寂しいので、noriが大きなメンチを買ってきて、それを肴にいっぱいやりました。花を見ることは叶いませんでしたが、「花見」は叶いました。
さてバスの集合時間になりましたが、数人が集まりません。もたもたしてバスは発車です。往路に立ち寄った富川町ドライブインで買い物休憩をしてから一路札幌へ向かいます。
我々は無理を言って、千歳で降車です。千歳の駅によってもらって、時間が十分にあったので、南千歳(昔の千歳空港駅)まで一駅電車で行って、近くにあるアウトレットレラを目指すことにしました。サッポロビール庭園まで戻る考えも有ったのですが、もうジンギスカンでもないだろうと言うことで、レラを目指すことにしました。
4-3 アウトレット(1652~1845)
レラは南千歳の駅から5分も歩けば到着です。荷物を降ろして、ゆっくりと買い物をと思いましたが、人が・・・殆どいません。ガラガラというのはこういう状態を言うのでしょうか。目立つのは中国人ばかり。確かに搭乗前の時間調整にはもってこいの場所で、日本製品が手に入るのですから、好都合でしょう。しかし、三井アウトレットがもっと都心に近い場所に出来たせいもあるのでしょうか、悲惨という言葉が浮かんでくるくらいに空いていました。テナントの入っていない場所もいくつかありました。今度は三井アウトレットにも行ってみたいと思いました。
さてあまりにも空いているので、買い物もしづらいです。店員も手持ち無沙汰ですから、お客が久しぶりに入ってくれば寄ってきます。と言うわけで、バス停を確かめるなどしてから、ここは予め調査済みの中華レストラン「翠華(すいか)」に入りました。お客は我々だけでした。中国人が多いせいで、出迎えもニーハオです。セットメニューを二種類とって食べましたが、まぁまぁの味付けで、コストパフォーマンスは悪くなかったです。二人で、2160円でした。
食事の後、無料の送迎バスで、千歳空港に向かいます。言ってみれば南千歳~新千歳空港館の電車代が浮いたという寸法です。千歳~南千歳が160円、千歳~新千歳空港が340円ですから、一人あたり180円が夕食の補助になりました。
4-5 帰路
<ANA82便 31DF>離陸(2037)羽田着(2153) 京急発(2215)自宅(2332)
検査場でjunがなかなか出てきません。何かに引っかかったようです。ところで、検査場を出る時に、携帯をかざすと座席番号が記入された紙片が渡されます。これを見たjunが、我々が指定した座席と違うことに気がつきました。しかも番号は同じですが、アルファベットが飛んでいます。noriが確かめに行くと、またまた機体が変更になった由。座席については、コネクティングシートであるとのこと。しかしながら、広範さに機体変更をするのは問題ありだと思います。座席の指定が意味がないですから。
まぁそれでも短時間のフライトですから、我慢は出来ます。機体を小さくした割には、座席にチラホラ空席がありました。無事に羽田に着きました。京急は品川で乗換に便利な場所に座れ、着陸してから1時間40分で自宅に戻れました。
今回は桜桜の旅でしたが、最後が少し残念でした。もう一度見に来いと言うことだと思うことにしましょう。