7.8月11日(木) タオルミナ  晴れ 

ホテル(0845)ミニバス(0910)タオルミナ(1800)


7.1 タオルミナ 0910〜1800
 終日タオルミナの観光。ここへは大型バスでは行けないというので、ミニバスに乗って出かけた。タオルミナへ行くまでの道が狭く曲がりくねっているためだ。このバスもタオルミナの入り口のメッシーナ門まで。後は歩いての観光となる。はじめに観光局へ行って地図をもらった。中にはシチリアの飾り馬車とノルマン時代の甲冑を身につけた操り人形が置かれていた。中庭にはアダムとイブの彫刻もあった。昔議会として使われていたのを転用したらしい。


○ギリシア劇場

 ギリシア劇場といっても後にローマに改装されてしまったために、今見られるのはむしろローマ劇場といっていい。ギリシア劇場にはアーチや煉瓦はないのだそうだ。動物や人間を戦わせる闘技場もない。劇を見るために造られたものだそうだ。というわけで、今夜「蝶々夫人」が演じられるということでその準備がなされていて、ちょっとガッカリ。裏へ回ると確かに灯籠など日本らしきものが並んでいたので、少し親近感は持てたのだが。


○市民公園
 そこから少し歩いて市民公園へ行く。元々は個人所有のものだった。ブーゲンビリアが生け垣となっていたり、ハイビスカスがいろいろな色を付けていたりまさに南国だ。そこにサボテンもある。棘があるので「義理の母」とか「義理の母の枕」とか言われるとか。どこの国も嫁と姑の問題はあるらしい。それから公園に相応しくないものも。それは、人間魚雷艇。2人乗りで、日本のと違うのは、ちゃんと脱出するようにできていること。兵士の供養塔もあった。


○ウンベルト1世通り
 それから一番の繁華街を散策。きれいな道が両側に続いている。殆どがお土産屋さんだが、普通の店もある。4月9日広場までみんなと行く。「聖ヨハネ教会」に入って一休み。暑くてたまらないので、いい休みになった。それから我々は更に奥まで行くことにした。門をくぐるとそれまでとは別の道のようにゴチャゴチャして人の数も半端じゃない。一番奥の門まで行ってみたが、うーん、どうということはなかった。ただここが港になっているので、クルーズの客がここから見学に入るので、混雑の原因はこの辺にもあったのだ。ただ、こちら側は通り過ぎるだけで、やはり4月9日広場からメッシーナ門の方が楽しめる。
 あまり暑いのでまた教会に入って一休み。他にも同じような人がいた。いくら水を飲んでも乾きは収まらない。昼食の待ち合わせに行く途中でソフトクリームと飲み物を買った。

○カステルモーラ 1420〜1500

 昼食の後の自由時間。特別に予定もなかった我々は、添乗員さんの用意してくれたコースに便乗して山の上の町、カステルモーラへ行くことにした。
 タクシーに分乗して行った。かなり曲がりくねった道をかなりのスピードで上がっていく。上に行くに従って下に見える景色は素晴らしくそのたびに歓声を上げるので、タクシーの運転手さんがビューポイントで車を止めてくれたりした。
 上でタクシーを降りて少し階段を上って行くと、昔の建物の跡があった。殆ど原型は残っていなかったが、そこから見える景色は素晴らしかった。イタリア人らしきグループがピクニックをしていたので、何人かの人はそこへ入り込んで騒いでいた。すぐにこういう交流ができる人たちが羨ましい。 


○ボートクルーズ 1545〜1645
 引き続き添乗員さんにくっついてロープウェイで海岸におり、そこからボートクルーズに行くことにした。海岸から直接ボートに乗るので、慌てた順さんはポチャッと海に入ってしまった。が、意外とこれが気持ちよかった。ボートは海岸沿いを走る。途中やはり洞窟がいくつかあって、やはり「青の洞窟」「愛の洞窟」などと命名してあったが、無理矢理という感じもした。映画「グランブルー」のロケ地などもあって、その説明が映画を来る前に見ていった我々にはとてもよくわかった。

7.2 夕食
 夕食も添乗員さんに付いて行った。ホテルから歩いて行けるシーフードレストランだ。エビのオーブン焼きとムール貝、リゾットなどを食べた。これがまた美味しかった。何を食べても美味しかった。ここで目を惹いたのは、魚料理。丸ごと一匹というときには、生の魚を示して客に選ばせるようになっていることだ。勿論料理方法も。それが結構大きな魚ばかりなので、ある程度の人数がいないと頼めないが、リゾート客なのだろう、どのテーブルも大人数だった。


★ホテル ルッソット・ナクソス 104
 連泊。

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