3-3 箱根湿生花園
まちがいなく、我が家のと言うかjunの箱根でお気に入りスポットナンバーワンの場所です。しかしこの湿生花園、冬の間は閉園しています。そして昨日開園しました。
湿生花園までは、小涌園前からバスが出ています。8時59分に湿生花園前に到着するという開園時間に間に合うナスが8時35分に出ます。「カーネーション」の終わるのが8時15分ですから、それから徒歩で小涌園前に向かいました。というのも、シャトルが動き始めるのが9時からだからです。
ホテル前にはユネッサンまで5分と書いてあるのですが、その先の場所に行っても、5分と書いてあります。抜け道のような専用の道(屋根付き)を抜けると、ユネッサンの裏に出ます。そこから一般の道に出て左方向に進むと、ユネッサンのビルと森の湯の間の道に出ます。そこを右折して進むと、小涌園先の三叉路に出ます。20分弱かかりました。
というわけでようやくとバスに間に合って、湿生花園まで殆ど貸し切り状態でバスは進みました。ですから、湿生花園には55分くらいに到着してしまいました。
まだ開かない門の前でうろうろしていると、係員が慌ててやってきて開けてくれました。まだ昨日開園したばかりなので、こんなものなんでしょう。
実はこの頃例年ですと、水芭蕉が満開になるはずなのですが、今年はご多分に漏れず3月になっても東京で雪が降るくらいで、なかなか気温が上がらず、寒い日が続いているので、今年は少し早かったようです。
それから園内ですが、時期が今年は早かったこと、空気が澄んでいたこと、が相まって、非常に見通しよい風景を見せていました。こんなに園内が見通せるのは、初めての経験でした。
そしてなんと言っても今回のハイライトは、ザゼンソウです。この箱根湿生花園は毎年3月20日に開園します。この時期は普通ならザゼンウは終わりの時期なのです。今年の寒さで、今が盛りでした。数が少ないのと、そっぽを向いているのが多いので、うまく撮るのは大変でした。
最後に企画展「春の山野草と日本の桜」を見ました。桜の方はまだまだで、コモがかぶっていましたが、山野草の方は皆きれいに咲いていました。何種類か写真に納めました。
3-4 箱根ロープウェイ&昼食
湿生花園から一旦桃源台に出ました。湿生花園から桃源台に出るのは、施設めぐりバスで一旦仙郷楼前に出て、箱根湯本・桃源台間の箱根裏街道ルートのバスに乗り換えます。
桃源台から、12時に出るバスに乗りたかったのですが、湿生花園が早かったので、時間がありました。時刻は10時半。そこで、富士山が見たい!ということで、箱根ロープウェイに乗りました。ここから富士が眺められます。大湧谷まで往復してくると丁度よいかなぁと言う感じで乗りました。
見えました!富士山。きれいに見えます。大涌谷で降りて、スタンプも押しました。これもロープウェイに乗った理由の一つです。あと一つで、クリアファイルをゲットできます。大湧谷への往路よりも帰路の方が、ロープウェイのロープに邪魔されずに富士山を見ることができます。しっかり、進行方向右側を確保し、写真を撮りまくりました。
降りてきても、まだ11時半にもなっていなかったので、桃源台の駅舎内のレストランで食事をしました。二人で2400円で、5%フリーパスで割引になりました。箱根ではこんなモノなのかもしれません。それでも、少しまだ食事の時間に早かったせいもあり、芦ノ湖を眺めることでの出来る席を確保して食べました。
食事の後、桃源台でスタンプを押して、規定数の4に達したので、クリアファイルをゲットしました。
3-5 三国峠(芦ノ湖スカイライン)
箱根登山バスは、昨年新しいバスルートを作りました。このことを知ったのは、今回の旅行の計画を立て始めてでした。
芦ノ湖の東側には、小田急高速バスが新宿から桃源台を経由して小田急山のホテルまで行っています。山のホテルからは土日だけですが、元箱根へバスで出られます。しかしながら、従来車がないと、湖の西側を通っている芦ノ湖スカイラインを通ることは出来ませんでした。それが、昨年12月3日より、2往復ながら、桃源台から芦ノ湖スカイライン経由箱根町行きのバスを運行し始めたのです。後から知りました。
早速に乗ってみたいと思いました。それは、桃源台から12時に発車します。まだあまり知られていない路線なので、乗った人数は私たちを含めて10人足らずでした。
走り出すと直ぐに深良水門の脇を通りました。
深良水門を過ぎると左手に芦ノ湖が見えてきます。見たことのない角度からの芦ノ湖でした。
やがて車窓右側に富士が見え隠れし始めます。
そして徐々にその広い裾野が見えるようになります。大きく広がったその姿は、乙女峠からの眺めに匹敵する姿です。おりしもの快晴で、すばらしいの一言です。夢中で写真を撮りました。
バスはしかし止まることはありません。停留所もないのです。車専用道路ですから、やたらに下りる場所は作れないのだと思います。車はそれでもほんの少し、三国峠で停車し、窓から写真を撮らせてくれました。しかし、駐車場に泊まっている車が邪魔です。高速バスのトイレ休憩のようなことは出来ないモノかと思いました。贅沢でしょうか。
バスからはやがてまた右側に芦ノ湖を望めるようになります。そうするとまもなく終点の箱根町です。30分あまりのショーは興奮のうちに終わりました。
3-6 箱根海賊船
箱根の芦ノ湖を遊覧する船もまたバスと同じように西部系と小田急系が存在します。小田急系の箱根フリーパスを持つ我々は小田急系を当然利用することになります。ここの船は日本語では、海賊船を名乗っています。
少し時間があったので、記念写真などを撮りました。ここは現在工事中で、最終的にどうなるかは分からないけれど、整備が進むことになるのでしょう。箱根町は元箱根よりも観光資源に乏しいけれど、小田原までのルートはバイパス経由で最短なので、今後もう少し太いルートが出来るのかもしれません。それに湯河原・三島への最短ルートの出発点でもあります。
乗り込んだ船は、バーサ号。13時10分出港です。「失礼しちゃうじゃないの、この船の名前なんて言うのって聞いたら、ばーさん号だって・・・」これは実話です。箱根町港から元箱根港までは10分足らず。しかしこの間に一番の芦ノ湖遊覧船上での中での富士山鑑賞スポットがあります。それを狙います。
それが終われば、何時もの見慣れた風景です。元箱根でかなりの人数が降りてしまい、乗ってきた人数は少なかったので、船は空きました。やはり桃源台からの航路がメインルートのようです。
さて富士山は桃源台に近づくとみることは叶いません。ふと駒ヶ岳を見ると、ゴンドラが動いています。桃源台早雲山間のロープウェイは両手で日本のロープをつかむような感じなので、風速30メートル/秒まで耐えられるのですが、駒ヶ岳のは普通のでタイプであり、風に弱いので、比較的富士山が見える日は風があり、運転中止になることがあるのです。でも今日は動いています。ちなみに駒ヶ岳は富士山の絶景鑑賞スポットの一つです。急遽向かう決心をしました。
最終的に13時50分近くに再び桃源台に戻りました。出航する船は大勢の客を乗せていました。
3-7 駒ヶ岳
駒ヶ岳ロープウェイは箱根園から出ています。ここは西武系の遊園エリアです。しかしながら、1時間に1本程度、箱根高速バスの山のホテル行きが経由します。桃源台からそれを捕まえて、駒ヶ岳に向かいました。
駒ヶ岳にはかつてケーブルカーもあったと記憶しています。しかし今はロープウェイだけです。しかもあまり訪れる人は多くありません。大きなゴンドラが、むなしい感じがします。富士山鑑賞地の一つなのですが・・・。ゴンドラに乗ると、停車していてる場所から既に望めます。
ゴンドラは徐々に高度を上げてゆきます。富士山もより低い部分まで見えるようになります。そして、出発した駅舎の方を見れば、遠く相模湾まで望めます。まさに絶景スポット!この場所が何故にこんなにモテナイのでしょうか?やはり、どうしても箱根は小田急が強いのでしょうか。残念です。
ロープウェイの頂上駅から5分ほどで、神社に到着します。前回来たときは神社の社が開いていましたが、今日は閉まっていました。どうしたことでしょうか。
時間的に見ると、少し急いで下れば、予定より一台早い上りの箱根高速バスにのれそうだったので、少し見学をはしょって、写真を取りまくってから下山するロープウェイに乗りました。
来てよかったと思いました。
3-8 お風呂&夕食&就寝&お風呂&就寝
仙郷楼前からユネッサン行き施設めぐりバスに乗って、終点ユネッサンの一つ手前の小涌園前で下車しました。またファミマで夕食を調達する必要があるからです。ファミマでは、おでんのネタがなかったりで、会計の女の子がちょっとまごついて時間がかかりました。
ファミマで買い物をしてユネッサンまで来ると、ユネッサンのバス停の係の人が、「今シャトルは出たばかりだから中で待ってていいよ」と言ってくれました。junはこの間を利用してトイレに行きました。トイレで用を足し終えて、ふと気がつきました。そういえば、「揚げ物もらっていない!」・・・と言うわけで、バス手配係の人に買い物に行くと断って再び店へと急ぎます。その時手配の人が、ここまで帰ってこなくても、小涌園から乗れるからと教えてくれました。と言う顛末があって、ようやくホテルに戻りました。 帰ってから風呂に行き、それから夕食を食べました。その後やはり面倒になり、風呂に入らずに一旦寝ました。
夜中なかなか眠れないnoriは、junがトイレに行った音を聞きつけて、また風呂に誘いました。そしてまた寝ました。(なにか絵日記風な記述になってごめんなさい。)