1月6日(土) 帰路(チェニス〜カタール)

チュニス離陸(0115)食事(0240)<ここからカタール時間+2時間>ドーハ着(0745)空港発(0920)ホテル着(0934)朝食(0940)昼食(1320)夕食(1900)ホテル発(2110)空港着(2135)搭乗開始 42AB (2225)離陸(2335)食事(2430)

10−1 ドーハへ
 01:15にチュニスを発って、まずはドーハを目指す。1時間もするとまた食事。今度はワインがあるのでそれだけで、食事はパス。さすがにこうも食べてばかりはいられない。
 ここからカタール時間になる。+2時間だ。
 ドーハには7時45分に着いた。前回日本から来たときには何の書類もなかったのだが、今回は入国のビザ(?)が必要とのことで、添乗員が全員分のを書いてその手続きをしたので、かなり時間がかかった。それらがようやく終わって入港審査を受け終わったときはもう9時になっていた。すぐバスに乗り、ホテルへ向かった。
 左の写真は、カタール航空で出してくれたバウチャー。あんまりよく分からないと思うが、一番右が食事の欄で、3食+軽食分が供されるとなっている。それにホテルはメルキュールだ。すごい!トランジット客にこのサービス社。さすがにお金のある国の航空会社だと思った。

10−2 ホテルにて
 ドーハの町は、空港もそうだがアジア大会の名残があちらこちらにあった。
 ドーハでは長い時間待つことになるので、オプションで市内巡りがあったが、希望者が少なかったようで成立しなかった。勿論我が家も申し込まず、ホテルで休養を取ることになった。
 空港から15分ほどでホテルに到着。すぐに朝食となった。その間、添乗員がホテルのチェックインの手続きをしている。これだからツアーはいい。楽だ。
 朝食のメニューは、今までと違ってかなり豊富。ビュッフェスタイルだった。
 食事の後部屋に入り、まず寝た。バスタブもあってゆったりした部屋だったので、申し分ない。さすがにアジア大会を経験しただけのことはある。洗練されている。
 しばらく休んだ後、昼食。今度も朝のメニューより多くなっていた。コーヒーを頼もうとしたら有料だったので水だけにした。則はカレーがあると言って喜んでたくさん食べていた。確かに目先が変わって食欲も出た。
 その後また休養。このホテル、インターネットが無料で使えるので、則はそれを楽しんでいた。順はこれでもか、というほどよく寝ていた。
 そして夕方。午後7時頃にまた夕食へとレストランに出かけた。このホテルで3食食べることになる。それでも、メニューに工夫がなされているので飽きることもなく食べた。
 それから風呂に入って、午後9時過ぎにはホテルを出た。ちょっと大回りをして市内を見ながら30分かけて空港に到着した。

10−3 日本へ
 空港に到着してミニバスを降りると、鷹を持っている人がいた。アラブにも鷹匠というのがいるのだろうか。
 X検査の時にカメラを外した則が取り忘れるというハプニングがあった。空港内の写真を撮っていると同行の年寄りから嫌みを言われた。おそらくはかつて、本人が不用意にでも空港内管理施設を撮影して怒られたのだろう。空港内のロビーなど撮影可能な場所は国情もあるが、可能な部分はある。この年寄り、これまでにも我々を何度かイライラさせる出来事があったので、我慢をしてきた則が反撃に出た。周りの人は気付いたのか気付かなかったのか知らないが、2人の間だけで終わった。この年寄り、添乗員のイスラム教に関するバス内での説明に、「聞きたくない」と怒鳴った人物だ。イスラム教国に来なければよい。聞けば、前回エジプトでも同様だったという。いくら上客かもしれないが、旅行社側の姿勢も疑われるほどの人物だった。
 12番ゲートに22時45分に集合というので、我々はそのゲート前で待つことにした。この空港は無線LANが使えるので、則は早速パソコンを出した。どうもつながりが良くないと場所を変えてやっていると、予定よりも早く「関空行き搭乗開始」のアナウンスがあったので、順は二人分の荷物を持って並んだ。というのも、今回の我々の席は42番。これは最後尾なのだ。ということは上の荷物入れには乗務関係の荷物があって使いえない可能性が高いことをこれまでの経験から分かっていたから、何とか我々の荷物を入れるスペースを他の席の上に確保する必要があったからだ。そこへ急いで戻ってきた則も合流した。
 飛行機まではバスで移動となった。そのバスに乗り込んだのが22時40分。飛行機に到着したのが何と22時55分。15分もバスに乗っていた。乗客みんなから「ほんとにこのバスなの?」「どこへ連れて行かれるの?」と不安な声が上がっていたのも当然だ。
 自席へ行ってみると案の定、荷物入れは使えなかったので隣席のを使った。23時35分に離陸した。ほぼ予定通り。
 1時間ほどして食事が出た。則は洋食の「鶏肉の黒豆ソース」。順は和食の「寿司盛り合わせと茶そば」。帰りのコースでこんなに早く和食が出るとは思わなかった。寿司は少し固かったが美味しかった。茶そばは最高。やはり日本食は口に合う。というよりそのあっさり感が懐かしかった。
 ここから日本時間。+6時間。
 それからしばらく寝ていると、起こされてまた食事。時間は12時10分。丁度昼飯の時間だ。今度は「オムレツ」と「スクランブル」を間違いなく頂いた。これも美味しく食べた。全く動かないのによく食べる。それに、飛行機の中でこんなにぐっすりと寝るのも珍しい。ゲームは少ししたが、映画は結局1本も見なかった。