4月2日(日)デリー  成田(雨)

ホテル発(0155)・・空港ラウンジ(0225〜0400)・・搭乗(0520)・・離陸(0630)・・朝食(0710)・・日本時間+3時間30分・・食事(1545)・・着陸(1630)・・スカイライナー(1737)・・日暮里(1838)


9−1 ホテル発
 1時頃に出発できるつもりで起きたが、ホテルはひっそりとして何の動きもない。やや不安になってフロントへ行ってきいてみると、2時にバスが出るとのこと。同じように不安に思った人が来ていたので、我々が残されたわけではないことを確認して少し安心した。 そういう問い合わせがあったせいか、現地会社の人から改めて2時に出発しますという電話が入った。
 2時近くになって、フロントから連絡があったので降りていくと既にバスに乗り込んでいる人がたくさんいた。慌ててそのバスに乗り込んだ。

9−2 空港で
 既に現地会社の人が着いていたので、その人に航空券を搭乗券に変えてもらった。他の人は、1回目の手続きの際に既に搭乗券を手にしていたので、それがない我々は少し不安があったのだが、これで安心。すぐに出国手続きに入った。出国と言えば、出国カードに間違いがあったりしたのだが、現地の人がその上から簡単に訂正していたので何か言われるかと思ったが、何ということなくパス。 
 こんな風に我々はするりと出国できたが、問題は他の人。1回目の手続きの際に受け取った搭乗券は全て手続きのやり直しとなってしまったからだ。これを知らない人がたくさん列に並んでいたので、混乱した。つまり我々の現地会社の人が一番詳しくその辺のことを理解していたのだ。

9−3 ラウンジ
 今回はビジネスクラスなのでラウンジが利用できる。 が、日本のと違って自分で好きに飲んだり食べたりできないので不自由だった。注文を聞きに来た人のいっていることが良く聞き取れなかったので、適当に受け答えした。
 そして驚いたことに、結構寝ている人が多かった。ちょっと失礼して写真を撮った。
 出発時刻がまだ表示されないので、無料で使えたインターネットをしながら過ごしていた。2時間近く過ごしてからようやくチェックインの手続きが始まった。皆待っていたようですぐに長蛇の列ができた。始めその最後尾に着いたが、途中で気がついて、ビジネス用の入り口からさっと入った。順さんはしばし優越感に浸っていた。
 しかし!ここで我々は重大なミスに気がつく。な、なんと、搭乗ゲートをくぐると、お店がない!他人はおろか、自分たち自身の土産物も記念品も買っていないのだ。最後まで印度には驚かされた。だいたい海外にまで行って土産を買わない旅行など、今後も絶対ないだろう。

9−4 ようやく
 ただし、中に入っても相変わらず出発予定時刻の表示はされず、ずっと待ち状態だった。 ようやく搭乗手続きが始まったのは、空港に来てから3時間後。まあ、国際線では普通の時間かな。そこでも、順さんは当然の様に横入りをして優越感に浸った。

9−5 機内で   61A・B
 今回も2階。また非常口の所。足がゆったりしていていい場所だ。
 座るとすぐにジュースのサービスがあった。それから1時間ほどしてようやく離陸。とにもかくにもこれで日本に帰れると安堵した。夜行便から昼行便に変更になったおかげで、ヒマラヤ上空を飛び、それに窓が左側だったので、太陽に輝くヒマラヤ山脈を見ることが出来た。もちろん、山々の名所などわからないが、きれいだった。これが唯一の、ラッキーだったことか。
 朝食と夕食と2回ほど摂った。スナックのサービスもしてもらった。土産を全く買えなかったので、このスナックを土産にしようと溜め込んでいたら、クルーに見透かされて、「ノープロブレム」とたくさんくれた。旅の恥はかきすてを、文字通り実践してしまった。トホホである。ワインもたくさん飲んでそれから寝て、という過ごし方をした。
 そんなことをしているうちにほぼ予定通りに成田へ到着。やっと日本の地へ降り立った。
 そして、また律儀にも、日本の印度と呼ばれている町の駅に舞い戻った。明日からまた日本のカオスの世界に飛び込まなければならない。