12月20日(土) 成田 デリー

日暮里(0806)−京成特急スカイライナー9号(0934)成田空港第二ターミナル(1120)搭乗<エアインディア AI−307>・・離陸(1250)・・飲み物サービス(1325)・・食事(1350)・・インド時間 −3時間30分・・軽食(1540)・・デリー空港 着陸(1810)・・空港発(1905)・・夕食(1940)・・ホテル着(2120)

1−1 出発
 朝7時と決めていたが、案の定少し早めの出発となった。早いと言うが、普段は6時半過ぎには仕事に出ているから、普通とそう変わりはない。スカイライナーは今回も前日にam/pmで取っておいたので、あわてる必要はなく、日暮里で用を足すだけの時間があった。成田まではjunは熟睡。noriは4席を確保してゆったりと来た。
 空港に到着してみると、まぁまぁの人出のように感じた。前日に送っておいた荷物を取って、集合場所に行く。今回は一週間位前の夜遅く電話がかかってきて、「添乗員は成田からではなく、デリーの空港到着時から」と変更になったことを告げられた。一応急に病気になったと言うことのようだが、一週間も前からそんなに調子よく病気になるわけもないだろう。だからその時に、きっとツアー客の誰かがキャンセルしたのだろうと、そしてその対策だろうと思っていた。
 このS社はデリーに現地事務所を構える。「構える」と言っても、K社のカトマンズ事務所やペルー支店のようなことはなく、日本のツアーを扱う現地旅行社の一角に1名が配備されているだけだ。このことは後に触れるチャンスもあるだろう。その人を転用したというわけだ。まぁ二度目のデリーであるから、そう心配はない。了解をした。案の定、ツアー客は全員で5名、うち一人は大阪からやってくると言うことで、成田出発組は4名である。5名は最少催行人数に丁度半分。
 
1−2 機内 <エアインディア AI−307> 34AB
 マックで腹ごしらえをして再集合後、デリーでの説明を受けてから、機上の人となった。もっとも、11時50分(12時出発の便)にはエプロンを離れたものの、離陸まで30分以上時間がかかった。おそらくは短い方の滑走路を使った為だろう。成田のこの滑走路の運用は何とかならないものだろうか。
 飛行機はかなり空いていた。いつものように通路側をリクエストしたが、予め2−5−2の座席配列のAB席を取ってあると言われ、まぁそれは納得。で、機上の人になったが、noriは空いている席に移動して、しっかりと真ん中の5席を独占した。この座席であるが、前回とは機材が違っていた。前回はビジネスとエコノミーの二つだったが、今回はファーストとビジネスとエコノミーの3種類。で、相変わらずかなり古い機材(どこかの航空会社のお古)を使っているが、エコノミーでもシートピッチはかなり確保されていた。これなら無理にビジネスで行かなくともよいと思った。
 1時間ほどして、飲み物のサービス。昔からエアインディアはビールというと、缶ビールを二本、時にリクエストすれば三本も一気にくれるということだが(前回はビジネスだったのでワインを注文すれば自分だけのボトルで且つ注ぐサービスをしてくれていた)、この伝統は守られていた。junはビール二本を、noriはワイン二本を確保した。食事は魚と肉の二種類。予めベジタブルを頼んでおけば、そうなるらしい。食事も悪くはなかった。
 それからは、noriは独占した5席で(と言っても4席分しか身長がないが)横になって寝た。酔いから覚めてもまだ時間は半分。いつもなら国際線の楽しみである映画を見るのだが、今回はこの装置がないので、仕方なく数独などペーパーパズルをやって二人とも過ごした。
 うとうとしていると軽食のサービス。2時間前。前回もそうだったが、高いからだろうか、日本人もしくは日本語を話すキャビンアテンダントは搭乗していない。したがって12分位前になって、あと12分だが少し出発が遅れたから遅れるというような機長のアナウンスがあるまでは、いつ着陸するのかも不明だった。
 
1−3 デリー
 定刻(18:00)を10分遅れてデリーのインディラ・ガンジー国際空港に到着。オンタイムと言ってよいだろう。バゲージも存外早く出てきた。両替をした。だいたい1ルピー(Rと以下略記)が20円。この前は確か50円くらいだったから、すごい円高だ。両替を済ませて出てくると、S社のKさんが待っていた。程なくして全員が揃い、空港の外に出た。
 前回のような、喧噪感がほとんど無い。あのインドに来たぁという感じもないし、ムワァっとした空気もそれほど感じられなかった。相変わらず埃っぽい感じはしたけれども。
 バスは10人乗りというワゴン車。乗り込むと直ぐに花のレイをかけてもらった。結構香りの強い花だった。
 そこから食事場所に30分程度で到着。かなり高級なレストランだったようで、ゆったりと食事を済ませた。勿論メインはカレーである。カレー、カレー、そしてまたカレーの始まりのその第一歩。我々が到着したのは8時頃でお店は空いていたが、帰る頃には混雑してきたこのくらいの時間が印度の平均的な夕食時間らしいことも知った。
 このレストランでは、インド名物停電も出迎え。
 
1−4 ホテル HYATT REGENCY HOTEL ★★★★★ 142号室
 食事のあと10分ほどで宿に到着。と言っても、セキュリティーがかなりきつい。最初にホテルの敷地に入る前で車のチェック。鏡を使って車の下まで調べた。
 ホテルの入口では、まずスーツケースなど荷物のX線のチェックを受ける。人は手荷物の開封チェックがある。それから空港のようにゲートを通り、ボディーチェックを受けてようやくホテルの建物内へ。だがなかなか全員が揃わない。2人のバゲージが引っかかったらしいことが判明。かなりの時間が費やされた。爆弾には有効だろうが、火器には有効ではないだろうと思う。ロビーで待つ間に、先日のムンバイではこんな感じのところを銃撃されたのだろうと思い、周りを見回したが、隠れる場所はあまりない。まあ、突然ではそんな余裕もないだろうが。
 チェックインもかなり時間がかかった。パスポートも必要と言うことで、一旦回収され戻された。結局ホテルの部屋に入れたのは、10時ころだった。
 荷物はだいぶ経過してから部屋に来た。それから風呂に入って、11時半過ぎに就寝した。
 ※鍵は二重のタッチセンサー式。ミネラルサービス。バスタブあり。ドライヤーあり。