1月3日(土) ジャイプール〜デリー〜帰国へ

起床(0500)・・朝食(0600)・・ジャイプール ホテル発(0810)・・<260km>・・デリー 昼食(1330〜1425)・・デリー国立博物館(1505〜1640)・・紅茶店(1700〜1720)・・デリー空港着(1800)・・搭乗(2100)・・離陸(2230)

15−1 朝
 いよいよ帰国日。朝は5時少し前に起床。健康チェックをしてから、昨日ほとんど終わっている荷物の整理を最初にした。今回は荷物が少ない。ほぼ全て入ってしまう。noriのリュックも入れてしまった。残すはjunのリュックとjunの肩にかける小カバン。あとは二人の小さめのウエストポーチ。それにカメラ。パソコンは一応junのリュックの中に収める計画。
  6時少し前になったのでレストランへ。レストランが埋め尽くされるほどの日本人の団体。阪急が、赤・紺・オレンジと三団体、それにたぶんグローバル。それも既に食べ終わる勢いだ。多分、これから アンベール城へ向かうのだろう。今日は土曜日だから、昨日よりも混んでいるかな。

15−2 ジャイプール<260km>道々
 そんなことを思いながらホテルを出発した。
 途中アンベール城を横目に通過したが、案の定、昨日とは打って変わって長い行列が出来ていた。こういうことだからやはり朝早く出かけなければならないのだろう。
 途中何度かチェックポイントを通過した。インドでは州が変わるごとにこうしたことが行われる。
 デリーが近づくにつれ、どんどん霧が濃くなってきた。これがデリーの日常なのだそうだ。要するに空気汚染なのだろう。
 
15−3 デリー 昼食(1330〜1425)
 ここも前回デリーに来たときに利用したレストランだった。
  昼食はインド版定食のターリーという食事。1枚のプレートにナンやカレーがのっているものだ。これが結構美味しい。

15−4 デリー国立博物館(1505〜1640)
 2回目となる国立博物館。今回はきちんとメモを取りながらと思っていたのだが、なかなか忙しくてそうはいかなかった。事前に用意した資料を基に、それを探し回って終わってしまった感じだ。というより、ここも時間が少なくてゆっくりと見る事が出来なかったのが残念だ。
 撮影は料金を払って許可されたが、インダス文明の部屋は写真撮影禁止。
 仏教の部屋やヒンドゥー教の部屋などに分かれ、たくさんの彫像が並べられていた。最後に踊るシバ神の像を探し回って、写真に収めた。
↑学生達の列に割り込んで入場
↑パスポートと交換でイヤホンを借りる
↑先史時代(インダス文明時代)の壺
↑紀元前3世紀時代の人の像(頭部)

↑仏陀を運ぶ象(紀元前3世紀)

↑サータヴァーハナ朝時代の石像さ遺物
↑サンチー出土品(紀元前1世紀
↑スツーパ装飾(十六大国時代:3世紀)
↑ガンダーラ仏(3世紀)
↑ギリシャの面影?
↑何処かを飾っていた飛天
↑シバリンガ(2世紀)
↑4神が囲むリンガ(6世紀)
↑グプタ朝時代のビシュヌ
↑ガネーシャ(10世紀)
 
↑サラスヴァティ(14-5世紀)
 
↑Piller with Purna Kumbha
聖水入?(12世紀)
↑仏舎利容器(しばしば祈りの対象になっている)


←釈迦を奉じる人々(6世紀)
 釈迦は中央の蓮の花で表現されている。
 
 
↑印度が誇る精密画の世界→
▼これ以降特別展?から
↑Yaksya(紀元前2世紀)
(日本では夜叉)
↑ラクシュミー(右)とナーラーヤナ(ヴィシュヌ)(11世紀)
↑天女(11-12世紀)
 
↑天女(11-12世紀)
↑踊るシバ神(12世紀)
↑ミニストゥーパ(9-10世紀)
↑Lakulisha
(8-9世紀)
↑ヴィシュヌ神
(11世紀)
↑Mahishasurmardini
(9-10世紀)
↑GomedhaとAmbika
夜叉(10世紀)
↑Chaubisi(15世紀)
  ジャイナ教仏
↑ラクシュミー
(11-12世紀)
↑Chaubisi ジャイナ教仏
↑ストゥーパの一部か?
↑アショカ王の勅令(レプリカ?)
↑ミニストゥーパ

15−5 紅茶店(1700〜1720)
 空港へ戻る途中、紅茶屋へ寄ってお土産を購入することになった。小さな店だったが、日本人を連れてくる店らしく、日本語で案内書きがしてあった。
  ここで我が家もお土産を購入したが、紅茶ではなくガラム・マサラ(カレー粉)。5缶も買い込んだ。ガイドさんの小遣い稼ぎとは思ったが・・・ルピーもかなりあったし、マァマァの体裁でお土産としてもふさわしかったので。

15−6 デリー空港着(1800)
 ここで印度到着以来二週間にわたってお世話になった添乗員さんとはお別れ。空港内の手続きはインド人のガイドがやってくれることになった。本当は添乗員付きのツアーのはずだったが、前に書いたような次第で、ここからはほぼ自力になる。このインド人ガイドさんも以前来たときにお世話になった人。かなりのベテランだ。が、この人も航空会社の手続きだけのお助けで、出国審査から後は自分たちだけ。東京での説明会では、他のツアーの添乗員が後は引き継ぐという事前の話だったが、全くそういうことはなかった。まあ、今回は旅慣れた人ばかりだったので、あまり問題にはならなかったが。
  出国前に一旦大阪便の一人の参加者とお別れ(空港内で再会した)。チェックインカウンターでは荷物は二人でややオーバーしていたが、全く問題なく通過した。出国審査も同様で、簡単に通過。後は飛行機が順調に飛んでくれるのを待つばかりだ。
  今回手荷物は少なくてよかったと思っていたら、noriはめざとくラム酒を購入。リュックはパンパンになった。

15−7 機内にて
      <エアインディア AI−306 > 21C・D (21:00〜)

 2−5−2の機内は満席状態で、あわよくば、と思っていた当てが外れた。仕方ないのでおとなしく寝ることにした。
 機内に案内されてから1時間半も待たされてようやく離陸。すぐにつまみと飲み物が来た。それから食事。とにかくやることだけはやってしまおうと言うことらしいが、それでも全て終わったときにはインドの時間でも日付が変わっていた。
  機内も暗くなってきたので就寝。