2008年1月3日(木)

エルサレム 早朝テルアビブ
■早朝、テルアビブに向かいます。
■(0655・・OS 860)、空路、(0940)ウイーン乗り継ぎ(1355・・OS 051)、帰国の途へ。
                                             機中泊 無機無

9−1 朝 17℃
 朝は2時に起きた。睡眠時間的には十分なのだが、外は真っ暗なので、気分的にも眠い。が、のんびりしてはいられないので、すぐに荷物の最終チェックをして身繕いをした。
 出発の15分くらい前にロビーへ行くと簡単な飲み物等が揃っているというので、そのくらいに下へ行って紅茶とスナックを食べた。
 それから真っ暗な中を空港へ向かって出発した。

9−2 空港 0350〜
 ここの空港は世界一厳しいが、皆さんの安全を守るためですので、協力してくださいと予めガイドさんから話があった。そこで、何年か前の日本赤軍によるテルアビブ空港乱射事件のことも話された。そう言えばそんなことがあった。日本人だから安全とは言えないことがここには歴然として残っていたのだ。岡本公三の名前は今も残っている。一時期精神的に病んだらしいが、今は帰国を望んでいるという。

9−2−1 まず手始めに
 空港にはいるとまず、荷物のX検査を受けるための列に並んだ。そこへ係員が来て、我がグループは4人ぐらいの少人数に分けられ、そこへそれぞれに質問がなされた。「荷作りは自分でしたのか?」「もらったものはあるか?」「それは何処にあるか?」等数項目。全員が同じ答えだと簡単にスルーできる。
 これとは別に、添乗員と英語がペラペラな人一人が別々の所で質問を受ける。「何処へ行ったのか」など5分程度かかったろうか。

9−2−2 荷物検査
 それからX検査のための機械を通す。次にもれなく全員がチェックカウンターへ行く。当然スーツケースのオープンを要求されるかと鍵を外して用意していたら、順は「ノーオープン」ということで開けなくてよかった。代わりに「ワインはあるか?」「何本あるか?」「何処のワインか?」と言う質問をされた。このワインだけがX検査にひっかかったらしい。則はスーツケースはオープンしたが、リュックの方はそのままスルー。代わりに順の方は、中を点検された。取り出したのは本で、何処の本かと聞かれた。日本と答えてお終い。要するに則のスーツケースも本のチェックだけだったというから、二人とも本だけが問題になった。

9−2−3 チェックイン
 来るときには全て旅行会社がやってくれたが、今回は個人チェックインというので、通路側を希望して手続きをした。荷物は39.5kg。うまい。
 さて、切符の方だが、慣れない人のようですごく時間がかかった。おまけに、ウイーンからの便が二人ともばらばらの席なので、カウンターを代えて取り替えてもらった。

9−2−4 出国審査
 これは何事もなく簡単に通過。話に聞いていたのとは違ってさほど面倒なこともなく、1時間ほどで全員全ての手続きが終わった。
 特に質問などされることもなかった。

9−2−5 インターネット
 これだけソフト大国なのだからインターネットができるのではないかと動かしてみたらつながったので、しばらくそれで日本の情報などをみたが、相変わらず冬山登山で犠牲者が出たとか、日本海側は大雪だった程度でたいしたことはなかった。代わりに驚いたのがパキスタンのブット元首相の暗殺事件だ。パキスタンも物騒になってきた。
 こんな世界の動きが座っていて分かるのだから、便利なものだ。

9−3 機内で
 テルアビブ0655発 OS860便はほぼ定刻に動き出した。座席は21AB。窓際だ。本当はこれも通路側が良かったのだが、仕方ない。ただ、隣は同じグループの人なので良かった。
 離陸して1時間も経たないうちに食事が出た。それを平らげた後、トイレに行ったついでに、日本から持ってきたお湯を入れればできるという赤飯を持って、乗務員の所へ行きお湯を入れてもらった。こういうことを頼むのは珍しいらしく、皆笑いながら快く入れてくれた。本当にオーストリア航空の客室乗務員は感じがよい。 
 オーストリア時間9時40分に着陸。

9−4 オーストリア 1005〜1335
 待ち時間が長いので、今回も入国した。買う物も特にないので、少しフラフラした後、ベンチに座って時を過ごす。退屈だったので、パソコンのための電源はないかと二人で交代で探したが、適当なものが無く諦めかけたとき、1カ所だけそれを見つけた。が、残念なことに先を越されていたので、その人が終わることを期待しながらその近くに腰を据えて待つことにした。昼近くになったので、先ほど機内でお湯をもらって作った赤飯を食べた。
 が、食べ終わっても終わる気配がないので、時間的にもそろそろ限界ということで諦めて出国することにした。
 結局パソコンはできなかった。

9−5 機内 OS051便 20BC 1425〜

 14時25分に離陸。
 すぐにワインとスナックをもらう。それから1時間もすると朝食だ。温かいパンに大満足。眠れそうにもないので、順は持ってきたDVDを2本見て時間をつぶした。
 一眠りして起きた頃、(ここからは日本時間 時差+7時間)朝の5時に例のチキンラーメンが回ってきた。どうもお湯のいれ方が今ひとつのところがあるが、これ以上の熱いお湯を望むのは安全上から仕方ないのかも知れない。