上海近郊水郷巡

7月2日(金)

起床(0530)朝食(0635)ホテル発(0755)刺繍研究所(0850~0940)虎丘(0950頃)同里(1040~1145)昼食(1315~1356)長広渓湿地公園(1409~1440)三国城(1445~1625)淡水真珠専門店(1644~1740)夕食(1805~1900)ホテル着(1908)ホテル発(1920)マッサージ(1935~2110)ホテル着(2130)

3-1 朝

起床(0530)朝食(0635)ホテル発(0755)

 今日は移動日なので、荷作りをしなければならない。そのためにも朝食は早い方がいいだろうと思って、時間より前に行ってみたら、すでに始まっていた。中国の人が沢山いたので、きっと早めたのだろう。
 メニューはもちろん中華料理。といっても昨日と同じ内容なので、あまりとらなかった。
 出発の時に部屋で携帯を盗られた、という人がいて、少しゴタゴタした。朝食で部屋を留守にしたときだという。ガイドさんはホテルの人は絶対にそういうことはしないので客の誰かだろうということだった。が、バスが走ってしばらくすると、ありましたという報告がその人からあった。このあたりの経過がよくわからなかった。junは自分でしまった場所を忘れて騒いだのではないかと思った。



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3-2 刺繍研究所(0850~0940)

 最初の訪問は、刺繍研究所。研究所といっても、昨日のシルク工場と同じ。まずは作っているところを見せてもらう。こちらは撮影禁止なので見るだけ。
 非常に細い糸で細かい作業だった。そして不思議なことに、裏に糸の結び目のないものや、表と裏の模様が違うものがったことだ。だからといって他のものと比べて分厚くなっているということでもないようだ。
 最後はお定まりの商品売場。こちらも見るだけですませた。(売り場は隠し撮りしたので曲がっているし粒子が粗い)



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3-3 虎丘(0950頃)

 バスが走っていると、ガイドさんが外を見てください、という。何かと思ったら、あれが虎丘です、という。確かに車窓見学となってはいたが、これではあまりにも遠すぎる。が、我が家は必死でシャッターを切った。
 ぐるりと回るようにして見せてくれた。確かに、傾いていた様に思う。



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3-4 同里(1040~1145)

 同里も水郷の街。古い町並みが残されている。今日も昨日同様35度を越える中での観光となる。
 バスを降りてまずはカートに乗って街へ向かう。このカート、町中の一般道路を走る。junは最後列で後ろ向きに座ったので、かなりのスリルがあった。運転手は何故か皆女性だった。



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3-4-1 明清街

 まずはじめに商店街の中を行く。古い家並みがなかなか趣がある。ここでは、パイ菓子を食べてみたかったけど、歩くのが早くてとてもそういうことはできそうもなかったので、ちょうどそれを食べている人がいたのでパチリ。



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3-4-2 退思園

 同里は一園、二堂、三橋というのが、観光の目玉のようだ。はじめにその一園にあたる退思園へ行った。
 ここも世界遺産の仲間に入っている。
 皇帝に罷免された人が反省の気持ちを表すためにこう命名したそうだ。
 黒壇などの高級建材を使っており、またかなり豪華な調度品が備え付けられている。
入り口を入るとまず応接間になる。さらに行くと二階建ての建物がある。上に主人が住み、下は使用人だそうだ。
 それから池のある庭にでる。
 ここにも太湖石が多用されている。
 池に突き出すように建てられている建物があったりして、全体の景観がすばらしかった。
 それぞれには名前が付いていて使い方もあるのだろうが、今回はガイディングレシーバーもなく人混みの中をガイドさんに付いていくのが精一杯で詳しいことはわからない。



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3-4-3 三橋

 三橋というのは、太平、吉利、長慶の三つの橋のこと。結婚式などの慶事があるとこの三つの橋を渡るのだとか。
 残念ながらこの日そういうことは見られなかった。
 この運河には40以上もの橋が架けられているそうだが、何故この三つなのかという事はわからない。
 が、いずれも作りが違っていてなかなかに風情のある古い橋だ。
 ここでも小舟が営業している。また人々の生活用水にもなっている。



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3-4-4 崇本堂

 個人の住宅だったところ。じっくり見ると木彫り浮き彫りなど見るべきものもあるようだが、暑さ負けで早くすませいたいという気持ちが強く、資料館になっている部屋をさっと見ただけですます。面白味はなかった。



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3-4-5 嘉蔭堂

 ここも個人住宅だった。そう広くはないが、なかなか立派な建物だ。軒下の彫刻や折りたたみのドアなどに目がいった。



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3-4-6 お土産

 バスに戻ると、数種類のお菓子が配られた。車内でのお土産販売だという。要するに試食タイムだ。これらの中から、junは蓮の実が気に入って購入した。



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3-5 昼食(1315~1356)

 江南料理ということで、大皿が8皿。内容的に目新しかったのは豚のスペアリブ、白魚の入った卵焼き、酢豚味の魚、茶碗蒸し、など。前菜の小皿に沢庵のようなものがあっておいしかった。
 ビール30元。1本ずつ。



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3-6 長広渓湿地公園(1409~1440)

 無錫にはいるとまず長広渓湿地公園というところに寄った。新しく整備された公園で、どんな見所があって寄るのかさっぱりわからなかった。とにかく暑くてバスから出たくない、そんな気持ちだった。
 池には蓮の花が綺麗に咲いていたので、それが一番だったか。
 池の中に長い橋が架かっている。そこが足下に上にも装飾が施されていた。さらに先へ行って、この橋の全体を見てみると、なかなか形のよい橋だった。
 橋の上には中国の人が休んでいた。地元の人にとってはたぶん憩いの場となっているようだ。




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3-7 三国城(1445~1625)

 次は太湖畔にある三国城というところへ行く。
 いわゆるテーマパークのようなところ。映画の撮影に使われてところだという。
 入り口でまずは記念撮影。戦の扮装をした人とnoriのツーショット。
 それから中に入る。暑くて歩くのは大変ですから、ということで各自払いでカートに乗ることになった。



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3-7-1 カートで

 兵馬傭の様な像や貸し衣装やさんなどを実ながら進んで行くと、昔風の建物が並んでいる辺りに来た。それが一体何なのか分からないが、日本とは違ったものなのでカメラに収めた。
 その後、曹や漢の砦のところへ行った。そこで、ガイドさんが「無錫旅情」という日本の昔の歌を歌ってくれた。確かに「太湖のほとり」という一節があった。が、今の日本人で、この歌を知っている人はどのくらいいるだろうかと思うと、一生懸命歌っているガイドさんが気の毒に思った。同様に「臥薪嘗胆」「呉越同舟」と盛んに口にすることにも同じ感想を持った。



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3-7-2 太湖遊覧(1540~1550)

 芦ノ湖の海賊船のような造りの遊覧船で湖をグルリと回る。大きな船もあったが、我々の方は小さな方だった。
乗り込んだら当然甲板へ出る。が、あいにくの曇り空で、周りがうっすらとしか見えなかった。たとえよく見えたとしても、何ら変哲のない景色で、面白味はあまりない。ただ、船に揺られたというだけのことだった。




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3-7-3 ショー(1600~1617)

 船から下りてまたカートで移動。確かにこの暑さの中歩くのは大変だった。それなりの広さがある。
 入り口付近まで戻ってくるとこれから戦のショーがあるというので会場へ行った。すでに多くの観客が入っていて、なかなかいい場所はとれなかったので、別々に適当なところへ行くことにした。
 ショーは馬を巧みに使った戦いだった。ストーリーがあるのだが、全く分からない。ただ、攻め込んできた方が勝ったらしいことは分かった。
 ストーリーは別にしても馬術の技は素晴らしく、見応えがあった。



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3-8 淡水真珠専門店(1644~1740)

 淡水真珠は、この辺りの特産品。日本のミキモトなどとは違って海水ではなく、またアコヤ貝でもない。粒は不揃いだが、沢山できるために安いというのが売り込みの言葉だ。粒の綺麗なものもあってそれは高め。
 はじめに、貝を持ってきてこの中にいくつ真珠があるかを当てるゲームをした。34個入っていた。正解者にはプレゼントがあった。我が家は二人とも大はずれ。
 その後真珠クリームの販売が始まった。6個で1万円のところ10個で1万円という事になったが、購入者はわずかだった。が、帰る頃になると1個千円のばら売りを始めたので、jun用に2個購入。
 肝心の真珠は、見るだけ。やはりミキモトにはかなわないという先入観があるので、どうせなら良いものにしたいと思ったからだ。




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3-9  夕食(1805~1900)

 無錫料理。疲れてしまったのか、メニューの内容が書いてない。何ということ。ただ、食欲がないということはなかったので、食べる方にばかり気が行ってしまったのだろう。



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3-10 ホテル着(1908) ホテル発(1920)

 ホテルへ戻ると、マッサージへ行く人は、すぐにホテル出発となった。荷物類はフロントへ預けた。



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3-11 マッサージ(1935~2110)

 本来なら足つぼだけで3000円だったのだが、全身で1時間というサービスになった。
中に入ると、カラオケボックスのようで、小さな部屋がいくつもあった。
 はじめに男女別々の部屋へ案内されるはずだったのだが、junが一番後ろから付いていったら、noriと一緒の部屋になってしまった。他にも男性が一人いたが、これはラッキーだった。お互いの様子が分かるし、何より写真が撮れる。
 はじめにバラの花の浮いている温湯に足を入れる。いわゆる足湯だ。この間に肩のこりをほぐしてくれる。これが気持ちよかった。それから後ろへ回って、エイヤっと腰をのばす。
 その後横になって足のマッサージ。ふくらはぎから下の方をもみほぐすように丁寧にやってくれた。イメージしていた足つぼとは違って全く痛みのようなものはなかった。
 最後はまさに整体。伸ばしたり叩いたり、背中を中心にやってくれた。
 noriに言わせるとjunの担当者が一番上手だったという事だ。
 終わってフロントへ戻ると他の人が待っていた。我々が一番遅かったようだ。
 バスへ乗り込むと、同じコースなのに、買い物を済ませている人もいた。ということは、やはり我々が一番丁寧だったようだ。文句を口にしている人もいたから、かなり部屋によって違ったらしい。




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3-12 ホテル着(2130) FORTE CONCORD HOTEL wuxi 601号室

 それからホテルへ戻って鍵を受け取る。
 部屋は次の間付きの大きなものだったが、ドアとベッドルームが離れているので、junは念のためにドアのところに椅子を置いて、簡単に侵入できないように用心した。
 バスタブは付いていたが、水の色がいつまでたっても茶色で、仕方なく入浴剤でごまかして入った。汗を流してから就寝。




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