バルト三国

2010年5月1日(土)晴れ

成田第二ターミナル着(0801)クラツー受付(0850)フィンランド航空手続き(0940)搭乗(1125)<AY0074 30J・L>離陸(1212)・・現地時間ー6時間・・ヘルシンキ空港着陸(1612)ヘルシンキ空港離陸(1711)<AY3929 13A・B>タリン空港着陸(1730)ホテル着(1825)

1-1 出発

成田第二ターミナル着(0801)

 集合が9時半というので、あまり急がなくてもよいのだが、心配性の我が家はやはり早起きだ。と言っても、いつもより30分程度早いに過ぎない。この連休中比較的東京は天気に恵まれるということで、最近太陽光発電システムを導入した我が家は稼いでくれ!と祈りつつ家を後にした。
 時間が余ったので、少し早めに家を出て松屋で朝食を摂った。
 新宿の駅もこの時間だと結構すいており、山手線も座れた。京成日暮里駅から無料の特急に乗った。成田スカイアクセスの開業に先行して、掲載日暮里駅はすっかり様変わりしていた。
 さて乗り込んだ電車は、意外と空いていた。今年の連休は今日から5日間という絶好の並びなので、座れないくらい混んでいるのではと思っていたのだ。それは日暮里から乗った特急も同じ。スカイライナーに乗るまでもなく座っていくことができた。
 人々は、29日からの連休を取ったのかも知れない。




BalticStates0001.jpg
BalticStates0002.jpgBalticStates0003.jpg
BalticStates0004.jpgBalticStates0005.jpg
BalticStates0010.jpgBalticStates0011.jpg

クリックすると拡大します。

1-2 成田空港にて

クラツー受付(0850)フィンランド航空手続き(0940)

 成田も空いていた。29日がピークとは言っていたが、それでもこの日がこんなに人が少ないとは驚きだ。
 ABCへ行ってすぐに荷物を受け取ったが、まだ、クラツーの方が準備ができていないようなので、しばらく椅子に座って待つことにした。
 8時50分に行ってみると、9時から受付しますので、それまでこちらへお並びくださいと言うことだったので、またそこでしばらく並んで待つことになった。
 それから少し早めにEチケットが配られて、フィンランド航空の所へ行って個人でチェックイン手続きをしてきてくださいと言うので、そちらへ移動した。そこは9時半から受付なので、またまたそこで並んで待つことになった。
 まあ、早めに行ったのはこちらなので文句はないが、よく並んだ。
 ようやく手続きが済んで、添乗員と顔合わせをし、一通りの説明を聞くと、再集合はないと言うことなので、カードのラウンジで少しゆったりした。
 搭乗口は94番。シャトルでの移動となった。そのシャトルもガラガラ。免税店の人が、呼び込みをしていたのもうなずけるほどだ。




BalticStates0012.jpg
BalticStates0013.jpgBalticStates0015.jpg
BalticStates0018.jpgBalticStates0022.jpg

クリックすると拡大します。

1-3 ヘルシンキへ

搭乗(1125)<AY0074 30J・L>離陸(1212)・・現地時間ー6時間・・ヘルシンキ空港着陸(1612)

 11時20分過ぎから搭乗が始まった。座席の後ろの人が先なので、30番の我が家は後半の部だった。乗り込むときに、1本ずつ水のペットボトルが手渡された。
 11時40分にはゲートが閉まりますという言葉があったとおり、その時刻には全員の搭乗がすんだようで飛行機のドアが閉められた。
 340-300という機体は、座席はかなりゆったりしていて機器も最新鋭のようだ。シートベルトサインはいつもと同じに付いているが、禁煙マークはシールのようなもので、電光式ではなかった。ゲームは新しすぎて使い方がよくわからず、junはいつものように遊ぶことができなかった。noriはsudokuを見つけてかなりのめり込んでいた。ただし映画のプログラムは古い。
 我が家は、2-4-2の並びでその窓際の二人席だった。前後は一つ空席というように、あちこちに空席が目立った。途中からnoriは後ろの方の席へ移動した。そういうことが許されるくらいの状況だった。
 このAY74便はJALとの共同運航便で日本人乗務員もおり、また、案内も日本語で行われるので安心だ。
 さて、機体は11時40分には動き出して、12時12分には離陸した。ヘルシンキでの乗り継ぎの時間が綱渡り的なので、早く飛び立ってくれるのは有り難い。
 しばらくするとお手ふきが配られ,やがて食事となった。チキンがビーフということなので、一つずついただいた。そのほかは二つとも同じ。日本そばが美味しかった。パンは、夕食のためにゲット。
 この時の飲み物は二人とも赤ワイン。これは無料。ビールも無料。ただし、スパークリングワインやウォッカは5ユーロ。
 その後、始めに水を渡されたので、そういうサービスがないのかと思っていたが、結構頻繁に水やジュースを配って回ってくれたので、結局ペットボトルの水は飲みきらなかった。
 食事を終えた所で、時計をバルト時間に合わせた。-6時間となる。
 それからnoriが後ろの席へ移動したので、junは立て続けに映画を2本見た。始めは「Kaiji」という日本映画。何とも残酷な映画だった。次は「エヴァーアフター」という外国映画。シンデレラの話が実は実話だったというものだ。シンデレラの話と同じで、魔法使いの代わりにダ・ビンチが登場してヒロインをバックアップするというのがいかにも作り事だ。が、ハッピーエンドでスッキリ。
 それを見終わる頃、お手ふきが配られいよいよ着陸が近いことを伺わせた。その前にまず食事。14時30分から、今回はチョイスはない。飲み物は、ワインではなく二人ともジュースにした。
 その後、トイレに行って、腰のコルセットを外した。
 そんなことをしているうちに、16時12分、ほぼ予定通りにヘルシンキ空港34番ゲートに着陸。




BalticStates0017.jpg
BalticStates0026.jpgBalticStates0030.jpg
BalticStates0045.jpgBalticStates0049.jpg
BalticStates0058.jpgBalticStates0061.jpg

クリックすると拡大します。

1-4 タリンへ

ヘルシンキ空港離陸(1711)<AY3929 13A・B>タリン空港着陸(1730)

 さあ、それからが忙しい。何しろ次の飛行機は17時に出るのだ。
 まずは人数を確認して移動となる。バルトはヨーロッパの一員(シェンゲン協定施行国)なので、ここで入国手続きをする。が、そこは今降りて来た人たちで長い列ができていた。これで間に合うのか、と思ったが、我々は別のルートで行くことになった。そのための案内人もいた。つまり一端入国して外に出てしまうやり方だったようだ。
 このコースは殆ど人がなく、入国手続きも並ばずにすんだ。それから搭乗する20Bというゲートへ急いだ。セキュリティーチェックを受けるのに、少し時間がかかった。既にファイナルコールのアナウンスが流れていた。このとき既に30分をとおに回っており、全員が搭乗手続きを済ませたときには16時50分になっていた。
 そこからバスに乗ってようやく我々のプロペラ機に乗り込んだ。まだ、荷物が全部乗りきっていませんから大丈夫という添乗員の言葉通り、こちらは定刻に出発とはならなかった。
 満席の飛行機が飛び立ったのは、17時11分。座席はフリーと聞いていたのだが、きちんと指定されていた。荷物入れは狭くて、その上、時間が迫っていたので、結局二人ともリュックは足下に置いた。短い時間だからそう苦痛ではない。アテンダントも文句は言わなかった。
 上に上がって平行に飛んだと思ったら、すぐに着陸準備だ。シートベルトサインも消えたと思ったらすぐに付いた。ということで、恒例の飲み物サービスなどしている時間もあるはずもなく、チョコレートが配られたのみだった。
 タリン空港には16時30分に着陸。20分弱のフライトだった。高速フェリーだと1時間半かかる。




BalticStates0067.jpg
BalticStates0068.jpgBalticStates0074.jpg
BalticStates0075.jpgBalticStates0076.jpg
BalticStates0078.jpgBalticStates0082.jpg
BalticStates0084.jpgBalticStates0087.jpg

クリックすると拡大します。

1-5 タリンのホテル「ラディソン ブルー ホテル」★★★★ 1920号室

タリン空港発(1810)ホテル着(1825)

 空港に着くとまずは両替。今回は三国行くのだが、そのいずれも通貨が異なる。そのたびに両替をしなくてはならないので、面倒だ。ただ、ここの旧市街地区ではかなりユーロが出回っていて使用可能ということだ。カードなら新市街共々かなり普及しているので不自由はしないだろうということだった。が、明日の夕食は付いていないということなので、一人3000円も両替すれば十分でしょうという添乗員の言葉に従って、我が家は5000円を両替した。そこはバゲージを受け取る所の手前にあるただ1軒の両替屋で、しかもここだけ日本円からの両替が可能ということだった。
 荷物は無事に全員のが届いた。
 そこから15分ほどバスに乗ってホテルに到着。ガイドさんは日本人だった。10年近くタリンに住んでいるという。どこに行っても日本人は活躍している。
 部屋は19階の見晴らしのいい所だ。小さめのシングルベッドが二つ並んで、ゆったりした広さだ。バスタブもあってこちらも広い。それよりも眺めが素晴らしいのがいい。旧市街地区が目の前に広がっていた。
 入浴したり洗濯したり一通りのことをして9時過ぎになったが、外はまだ明るかった。街灯も付かず、町全体に電気という文化がないのではないかと思うくらい、どの建物にも電気が付かずに暗い感じだった。明るいといっても薄暮という感じなので、日本では既にこうこうと電気を点している頃合いだろう。窓から眺めると、曇った中に夕焼け模様の光がいつまでも水平線沿いに鈍くたなびいていた。
 夕食は、機内でもらっておいたパンで済ませた。
 それから少し日記を書いたりインターネットをしたりしてしていたが、さすがに睡魔が襲ってきたので、10時前には眠りについた。




BalticStates0094.jpg
BalticStates0092.jpgBalticStates0093.jpg
BalticStates0096.jpgBalticStates0098.jpg
BalticStates0099.jpgBalticStates0103.jpg
BalticStates0109.jpgBalticStates0120.jpg
BalticStates0137.jpgBalticStates0143.jpg
BalticStates0153.jpgBalticStates0148.jpg

クリックすると拡大します。