8月7日(月)快晴 成田発 テヘラン着

錦糸町発(0928)成田着(1039)チェックイン(1230)搭乗(1430)離陸(1520)富士山通過(1535)食事(1600)インチョン空港着陸(1710)同空港搭乗(1820)離陸(1905・イラン時間1335)・・・以下イラン時間時差5時間30分・・・食事(1415)・・・消灯・・・点灯(2030)食事(2040)着陸(2205)入国(2230)タクシーにて空港発(2320)ホテル着(2335)就寝(0045)

1−1 旅立ち
 本当は京成線経由を考えていたのだが、乗り換えの手間がいらない錦糸町乗り換えの総武快速線グリーン車という案に急遽変更した。錦糸町に早めに着いてしまったので、駅の構内のニューデイズ(キオスク)で小さめの弁当を買い快速に乗り込む。
 順調に行って、やや早めに成田空港に着いた。今回は添乗員同行の旅行だから、携帯電話は借りなかった。荷物を受け取って、気になるので、今日のフライト、つまり二週間後に乗ることになる飛行機の到着状況を見に行った。定刻より15分早く到着予定とあった。安堵して戻り、集合場所で待つ。しばらくすると添乗員のYさんがやってきた。少し雑談をした。
 受付が始まるのがだいぶ遅くて、それまでただひたすら待った。待っている間、見送りにきていた補助の社員とYさんの掛け合いが面白くて、それに聞き入っていた。
 受付は基本的には座席指定のような感じで、団体受付だった。荷物はぴったし二人で40s。通路側だったので安堵。それからゴールドカードラウンジに行き時間をつぶし、搭乗口に向かった。
 セキュリティーでは最近やけに三脚の長さを気にする。パソコンはおとがめなしで、また三脚の長さを測らされた。60センチの長さのものをあらかじめ用意しておけばよいのに、またそうしておけば一目瞭然なのにと思うが、逆らっても仕方がないので、ハイハイと測定に応じる。
 パスポートコントロールは、ゲート数は少なかったがその分お客の数も少ないので、たいした時間もとられずに通過。午前のラッシュを超えるとこんなものだろうか。12時半チェックインをし、ぶらぶらしながら時を過ごす。
 
1−2 飛行機 15時20分離陸
 搭乗開始は14時30分で、更に時間が経過して15時20分離陸。我々の席は団体なので、最後部だ。シート配列は3−4−3で、我々は窓の通路側2席(B・C)。
 この機体はソウルを経由してテヘランに行く。旅行記などを見ると、ソウルから結構混むという記述が多かったが、日本からも既にかなりの人数が乗り込んでいる。この機は基本的にソウルでの降機はない。
  15時45分富士山上空を通過した。後ろの席のが空席だったので、まだベルト着用のサインが消えなかったが、そこに移動して写真を撮る。眼下には夏姿の富士山があった。しばし日本とも、そしてシンボルとも言うべき富士山ともお別れだ。
 16時になっていよいよ待望の1回目の食事。食事は日本製だ。選択の余地はない。一種類のみ。勿論アルコールはない。これから2週間禁酒の生活になる。
 
1−3 インチョン国際空港 17時10分着
 離陸時のアナウンスでは17時20分到着ということだったが、10分にインチョン国際空港に到着した。我々が事前につかんでいた情報では機内待機ということだったが、最近システムが変更になったようで、ここでいったん強制的に降機させられた。
 全員が小さなロビーで半券を見せながらチェックを受けてトランジットカードをもらい、長い通路を通って再びセキュリティーを受け(要パスポート提示)、出発階に移る。そこから同じ経路をたどり戻る。この間を30分で移動しろというので、かなりせわしない。もっとも入り口でかなり待たされ、何もアナウンスのないままに突然再チェックインが始まったのが18時20分。我々は入り口近くにいたので、偶然ではあるが一番乗りでチェックイン。といっても座席は元のところに戻るだけだ。日本人乗務員の挨拶も「お帰りなさい」だった。
 
1−4 再び機内
 離陸は結構時間がとられたようで、19時05分(イラン時間13時35分・以下イラン時間による記載)だった。イランとの時差は5時間30分。今夏からサマータイムが廃止されたということで、一年中同じ時差となった。幸いにして後部座席は日本離陸時と同じように空席だったので、そこへ則だけ移る。
 14時15分に2回目の食事。今度は牛肉と鶏肉の2種類あった。それぞれ一つずつもらったのはいつものこと。今回は則はダイエットコークにする。イラン人はコーラが好きらしい。ワゴンに乗っかってくる飲み物の7割方がコークの赤い缶だ。食事は日本製のようだが、こうした国の飛行機への供給には調味料を含めて豚肉が使えない分、気を遣うだろうし割高になるだろう。
 食事の最中にアメニティーグッズが配られる。配るおばさん客室乗務員はガムをかみながらの配布だ。こっちが箸をつけている最中でもお構いなく配る。だいぶ行儀が悪いが、それがお国柄なのか。食事の後にイヤホーンが配られ映画が始まり、客室の照明が落とされた。まだこの時点では外はかなり明るかった。そのあと二人ともぐっすりと寝た。20時30分、明かりが再度点けられて10分後に3回目の食事が始まった。今回は軽めのもの。
 
1−5 テヘラン着
 22時05分に無事にテヘラン空港に到着。早速順はスカーフと長いコートでイラン女性に早変わりした。
 パスポートコントロールでは、回教国なので夫婦で並ぶ。泊まるホテルを聞かれたが、覚えていないので、旅程表のホテル欄を提示して無事に済んだ。22時30分に通過して、階上のターンテーブルのところに行く。すでに大勢の人が荷物をとっている。我々のはまだ出てきていない様子。しばらくして順の荷物が出てきたが、則のはだいぶ待たされた。
 それから他の人たちの荷物が出てくるのを待って、税関も団体旅行客ということで、特別なことはなく通過。外へ出る出口の前でいったん待たされる。どうしたのだ、携帯くらい持っていないのか・・・と思っている頃に、添乗員氏が戻ってくる。Y氏曰く、乗るはずのバスが事故ったとのこと。急遽タクシー分乗で、ホテルに向かうことになる。23時20分ホテルへ向けて出発。
 ホテルには、およそ15分の乗車で、22時35分到着。ほんのわずか寝るだけのホテル。旅装は解かなかったが、予備電池を明日はスーツケースに入れることと、重量オーバーにならないようにとの注意を受けたので、結構気を遣って荷物の重さ調整をした。それでも、風呂には浸かり、日が変わった、0時45分就寝。イランへの長い一日が終わった。
 
 <ホテル>
 ラーレ インターナショナル [Laleh International Hotel ]★★★★★  908号室
 ラーレ公園の中にある。
 ・水・TV・冷蔵庫・クーラー・スリッパ・風呂用サンダル・歯ブラシ・石けん・シャンプー
 ・シャワーキャップ・櫛・ソーイングセット・ドライヤー・バスタブ