カダフィーの国リビア

2010年1月6日(水) トリポリ 帰国へ

起床(0630)朝食(0730)外出(0945~1100)トリポリホテル発(1150)トリポリ空港着(1230)昼食(1300~1330)搭乗(1500)離陸(1543)・・・ドバイ時間 +2時間・・・ドバイ空港着(2218)


14-1 朝

libya_6217.jpg 起床6時30分。今日予定されていたトリポリ市内の観光は、先日飛行機の待ち時間の間にしてしまったので、出発まで自由となった。しかもそれまでホテルの部屋を使えるというのでありがたい。


libya_6220.jpg ということで我が家の目覚めも朝食もいつもに比べると遅い。7時半近くになって食べに行った。それでも我がグループの人はまだ誰も来ていないようだった。
 朝食後は、しばらくは荷物の整理とこの記録を整理することに費やして時を過ごした。


14-2 外出 (0945~1100)

libya_6226.jpg 買い物に行きたい人は、店の開く頃一緒にという添乗員さんの計らいで、10時少し前にロビーに集まった。
 ガイドさんも付いて行ってくれるというので心強い。というのも、道路を渡るにはかなりのこつが必要なのだ。ここトリポリはまさに車社会。ひっきりなしに車が行き来しているが、横断歩道はあるものの信号というものがない。度胸を決めて強引に渡るしかないのだ。それでも、人の姿を見ると車は止まってくれるかうまく交わして走るかしてくれるので、まさに、「みんなで渡れば怖くない。」という世界になる。
libya_6236.jpg 始めに本屋さんへ行った。行きたいという人が多かったからだ。我が家には魅力的な本はなかったのでブラブラしていた。
 それから緑の広場を横断して旧市街へ行き、商店街を歩いた。
 狭い道にゴチャゴチャ小さい店が軒を並べている。更に道路にまで露店を出しているので、ごった返している。noriはこういう雰囲気が好きなようだ。楽しそうに店を覗きながら歩いていた。店の商品も品数が豊富で、リビアの豊かさを改めて感じた。
libya_6248.jpglibya_6250.jpglibya_6252.jpg
 市場のような所には、八百屋、魚やそれに何とペットショップがあった。食べ物屋と犬、猫、鳥を扱うペットショップが隣り合っているなど日本では考えられない。糞の始末や抜けた羽の始末などきちんとできているようには見えなかったからだ。
libya_6251.jpglibya_6258.jpglibya_6261.jpg
 一角に商店の入ったビルがあった。一つのフロアーは小さな貴金属店が並んでいた。
 市場の入り口付近で、noriはナツメヤシの実を購入。1kg6LDなり。これでご満悦のようだ。他にもお菓子を買いたかったのだが、そういうものは売っていなかった。
libya_6270.jpg そんなことをしているうちにバゲージダウンの時間が近づいてきたので、急いでホテルに戻った。
 ホテルの中に有るポストに、日本へ向けての絵はがきを投函。無事に届いてくれると良いのだが。(これらの絵はがきは1月中に無事に日本に届いた。)

14-3 出発

libya_6302.jpg 11時50分、予定よりもやや遅れてバスで空港へ向かう。空港到着12時30分。空港に着くといつものように自分で荷物を運ぶ。この国にはポーターという仕事はないらしい。仕事が無くて道路に溢れている人たちに教えてあげたいくらいだ。


libya_6314.jpglibya_6311.jpg まずはX線検査を受けて中に入る。その後は添乗員さんがやってくれるというので、我々はまた4階にあるレストランへ。そして手続きをしている間に、また昼食を摂る(1300~1330)。このパターンは3回目だが、我々にとっては時間にロスが無くて大助かりだが、その分添乗員さんは大変だ。
 食事が終わると,いよいよスルーガイドさんや運転手さん、ツアーポリスとお別れだ。一人一人と握手をして別れを惜しんだ。
libya_6328.jpg またX線検査を受けて待合室に行った。検査は結構形式的で、水も難無く通過。
 ここで残ったリビアのお金を使おうと免税店に行ったが、ドルがユーロしか使えないというので、他の地元のものらしい店へ行った。そこでは使えるということなので、品選びをして見事残額ゼロとなった。

14-4 ドバイへ

・搭乗(1500)・離陸(1543)<EK 746便 23FG >・・・ドバイ時間 +2時間・・・ドバイ空港着(2218)

<搭乗>
libya_6333.jpg 出発ゲートへ行くには、また検査がある。その後搭乗券のチェックを受けて印をもらう。こうしたリビアのやり方ももう慣れたので迷うことなく手続きを進めることができた。こうしてゲートへ着いてみると殆ど人がいない。まさか、こんなに早く搭乗しているのか半信半疑で進んでいくと、すぐに乗ることができた。


libya_6335.jpg 酒類を口にすることができなかったメンバーの一人がすぐもらえるかどうか聞いた所、離陸してからという返事だったとガッカリしていた。
 座席はかなり空いている状態で、そのうちに人が来るのかと思っていたが、15時20分にはもうおしぼりのサービスが始まり、30分には動き出してしまった。そして、何と何と43分には離陸。遅れるのはいつものことだが、こんなに早いとは。


<ドバイまでの機内>
libya_6340.jpg 座席は中央の4人席だったのだが、隣に座った人があまりにも臭くて鼻が痛くなるほどだったので、開いている前の席へ移動。それでもまだ席はかなり空いた状態で、我々の周りでは殆ど一人で2席を使うような状態だった。
 16時を回ると飲み物のサービス。ソフトドリンクのサービスらしかったが、我が家はワインを所望した。勿論食事の時にもワイン。その後、何故かアテンダントが頼んでもいないのにワインを2本持ってきてくれた。相当のんべーに見えたか。
食事は、チキンライスかラムのクスクス。これもこちらがいう前に一つずつくれた。読まれている。
libya_6351.jpg その後はしばし陥落。眠りに入った。


<ドバイにて>
libya_6375.jpg ドバイには、(ドバイ時間)22時50分到着予定が、18分に着陸。早い、と思っていたが、そこからバスに10分も乗せられた。空港の社会科見学だね,と言い合った。
 乗り換えのために、また、X線検査。厳しいと聞いていたが、二人とも難無く通過。水も問題なく通過。パソコンも出してみせることもなかった。
 それからエミレーツのラウンジへ行ったが、23時から0時までは閉まっているというので使えず、しばらく自由となった。そのエミレーツのラウンジだが、到着の時は結局は使えなかったと言うことだ。乗り継ぎの待ち時間4時間以上にサービスとなっているのだが、我々は3時間45分だったから、時間が足りなかったらしい。今回は聞きもしなかったが、どうだったのだろう。ここでの乗り継ぎ時間は、5時間近くもあるから大丈夫だろうとは思うが、0時からだと出発まで3時間30分しかない。
libya_6374.jpg 我が家は当然、マルハバラウンジでくつろぐ。ここにはアルコールもあって飲み放題。ビールとワインを飲んだ。他にコーヒーも充実している。junはお腹が一杯だと言いながら、隣の人が食べていたパスタが美味しそうだと言って食べていた。
 パソコンをしたりゲームをしたりして過ごした。