6 12月31日(金) ダッカへの遠い道
起床(0430)ボグラ・ホテル発(0800)パハルプール(1000~1123)昼食(1340~1425)ダッカ・ホテル着(2110)
6-6 道々
すれ違うバスはいつも人でいっぱいだ。こんなにも沢山の人たちが常に移動しているというのが驚きだ。
畑の中に、染め上げた糸を干している所があった。そういえば市場でも糸を売っているのを何度も目にしたが、この辺りが産地なのだろうか。いろいろな色が見られた。
それから長さ4.85kmもある長いジャムナ(Jamuna)橋を渡る。この橋は、道路・鉄道・電気・ガス・通信の機能を持っ多目的橋。
この橋のおかげで川のこちらとあちらの線路がつながったとか。フェリーで2時間もかかったのが、車では5分で通過してしまう。
その線路をちょうど列車が通るのに出くわした。なんとラッキーなこと。その列車の長いこと。一体何両あるのだろう。
また、鉄橋もあったが、そこには人がたむろしていた。デートスポットか?
観覧車のような物も見えた。他に遊具があるのかどうかは確かめられなかった。驚いてとにかくシャッターを切った。
それから、煉瓦工場にいる子供たち、クリケットやバレーボールを楽しむ人たちなど、町には様々な風景があった。
17時をすぎると、町の近くは大渋滞になる。交通ル-ルというものがないので、我先にと割り込んでくる。リキシャ、荷車、オ-トリキシャ、自家用車、トラック、バス、そして人と自転車、皆同じ。家路につく人々が多くなるからだろう。
すっかり暮れてしまっても人の数はいっこうに減らない。中には女性の一人歩きもいたりして、驚いた。安全ということだ。
街頭もない道に入っていく人もいたが、つまり真っ暗なのだが、現地の人にはわかるのだろう。目はいいですよとガイドさんは言っていたが、その通りなのだろう。
渋滞の中で、時間だけがどんどん過ぎていった。このときの問題点は、前説に書いたので、ここでは省略。時間だけが無計画なために、無駄に過ぎていったことだけは確かだ。そしてとうとう日本の新年だ。バスの中で、二人だけで祝った。持参した焼酎で、乾杯。