ハンガリー全世界遺産訪問 第三日目

3、5月8日(日) 曇・雨・曇14度 走行距離 約151㎞

起床(0400)朝の散策(0620~0635)ジュールホテル発(0830)ヘレンド(1004~1114)昼食(1155~1320)ヘーヴィーズホテル着(1502)温泉湖(1620~1720)ホテル温泉(1738~1800)夕食(1905~2030頃)就寝(2130)

3b ヘーヴィーズ

3-7 ヘーヴィーズ <DHSRヘーヴィーズ 416号室>

ヘーヴィーズホテル着(1502) 

 ホテルについて水着に着替える。かなり寒くなってきているので、入らない人も大半だが、我が家はそんなことは気にしない。やることはやらなければと、当然のように二人共水着になる。
 バスタオルは部屋に用意されているのを持って行く。といっても入浴用のではなく、このホテルにもスパがあるのでそれように用意されている物。ただしフロントに見つからないようにと言われていたので、小さなリュックに入れた。
 ビーチサンダルに履き替えるには寒いので持って行くことにした。上は、ライトダウンを来てしっかり寒さをガード。
 ホテルから歩いて行く。先ほどバスで来た道とは違ってすぐに着いた。

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3-8 温泉湖(1620~1720)

 温泉というから、当然湖全体が温泉だという。日本では考えられない規模の大きさだ。広さは東京ドームほどという。
 湖底からラジウムや硫黄、その他ミネラルにとんだ源泉が、毎秒420リットルの勢いで湧き出ている。3日で全ての水が入れ替わるほどの量だそうだ。その水は湖から小川へ、やがてバラトン湖へと流れ出る。
 今日の水温は31~33度。外気温は11度。これはかなり寒い。室内は27度に保っているそうなので震えることはなさそうだ。夏は35度くらいにはなる。
 温泉なので効能がある。リューマチ、神経痛、婦人病などに効き、湯治目的で長期滞在する人も多い。医者の診断があれば治療として安く入れる。国内だけではなくオーストリアなどからも多数訪れる。1795年から療養温泉として利用されているというから歴史は長い。

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3-8-1 準備

 まず、手首に時計のようなリストを巻く。これが入退場の時、ロッカーを使うときの鍵のような物になる。ユネッサンと同じ仕様だ。
 そこからロッカー室へ行く。男女別になっているが兼用のブースもある。noriはそちらを使った。
 着替えてから長い通路を通って、入り口でタイヤを借りていよいよ湖を目指す。
 このタイヤは、浮き輪代わり。でも地元の人はかっこいい自前の物を使っている。我が家はその他に家から持参した浮き輪も使った。というのも、この湖は深さが36mあるので、それがないと浮かんでいられない。

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3-8-2 外

 室内のプールは結構人が入っていた。それを脇目に外の湖へと向かった。
 手すりを下りていくとそこが湖。かなり冷たい風が肌を撫でていくが、ますはjunが先に入る。と、やはり中の方が暖かい。
次いでnoriが入ってきた。プカプカと気持ちがいい。しばらくはそこで浮かんでいた。
 添乗員さんが写真を撮ってくれるというので、二人並んで取ってもらったが、浮き輪をつけているので動きが鈍い。
 5分ほどそうしていたが、飽きてきたので、中に入ることにした。一緒に行っていた人が、直接中への通路があるというので、泳ぐというより喘ぎながらどうにか動いて無事にたどり着いた。それにしても足が着かないと動きにくくてしょうがない。

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3-8-3 中

 中は心持ち水温が高いような気がした。
 中と言っても屋根が付いているだけで、基本的には外と同じ湖だ。ただ、4つくらいに壁で仕切られているので、微妙に水温が違っている。湧き出ている所に近い方が暖かいのだろう。勿論次々に渡り歩いた。この頃になるとタイヤをつけた動きにも慣れてきたので、結構早く動けるようになった。中には周りに手すりが付いていることも助けになる。ここに掴まって歓談している外国の人が沢山いた。時折それをつかんだままグルグルと一歩方向へ動いていた。インストラクターのような人がいたので、我々のようにただただ遊びに来ている人とは違うようだ。
 ここでも添乗員さんに写真を撮ってもらった。
 ここでは30分ほど遊んだ。

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3-9 ホテル温泉(1738~1800)

 夕食は19時からなので、その間を利用して、ホテルのなかのスパにゆく。このホテルにも温泉はある。感じとしては、温泉湖が共同浴場で、各ホテルが温泉旅館という感じかもしれない。各ホテルの中で、大きなものは我々の宿泊した場所同様に、内風呂?を持っていることだろうが、小さなところはどうなっているのだろうか。
 まぁそれはさておき、再び水着に着替えて、備え付けのバスローブを着てスパにゆく。地下に位置するそれは、完全にリゾートホテルのそれといってよい。入り口は、休める所などもあり、東洋のリゾートスパと似通っている。それを進んだ温泉の入り口には事務所があるが、我々はホテルのガウンを着ているために、そのまま通過することが可能となっている。
 正面には、温水プールがある。温水プールはふつうに競泳用のようになっていたが、誰も入っている人がいなかったので、遠慮した。右手の入り口を入ると、ほぼ円形の大きなドームがある。ここには36~38℃の浴槽と、32~34℃の浴槽がある。この浴槽は入る部分にはそれぞれスロープが設けられている。さらにスロープの前には、傘立てのような物が置かれていた。はじめなにに使うものか判然としなかったが、やがて実際にそれを使っている場面に遭遇して判然とした。要するに西洋松葉杖の置き場であった。そこに松葉杖を放棄し、中に入るという格好だ。このときの思った。日本もこういう施設があるとよいと思う。温泉を楽しみたいのはほとんどの日本人の共通点であろうが、年老いた夫婦をが、奥さんを介助している旦那さんの姿を見て、水着を着ていれば、夫婦でも援助が可能だ。
 今一つは、ジャグジーなどがついていて、大半は外気に当たっている、いわば露天風呂状態の場所。ここは深いところで、1.4メートルある。深いところにゆくと、そこの色が水色から濃い青に変わるので、なかなかよくできていると感心した。
 さて我々が入ると、ドイツ人と思われる女性が近づいてきて、写真を撮っている姿を見て、撮ってくれるというので、お願いをした。温度は適温でちょうど長湯ができる程度の温度(温度の高い方の浴槽)であり、快適に入ることができた。

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3-10 夕食(1905~2030頃)

 夕食はホテルのレストランにて。やはりかなり塩辛い。
メーンは焼き魚ズッキーニ、ポテト添え。その他のサラダ、デザート、スープはビュッフェで各自。コーヒー。ワイン100ml 420Ft×6

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3-11 部屋にて

就寝(2130)

 戻ってきたら、温泉の効果か体がかなりだるかった。それでも一応風呂に入り、翌日の行程をチェックしている内に、耐えられなくなって、寝た。
 ベッドの小さいのも気にならなくなった。これがハンガリーの基準らしい。

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